第6話 カクヨムに初めて投稿した作品
二次元の少女に三次元の少年が恋する物語を描いた作品、「二次元少女に愛されて」は、僕が初めてカクヨムに投稿した作品であると同時に、「この作品は、どうしても世に出したい!」と思った作品の一つでもありました。
病気や事後で亡くなるわけではない。でも、二人には残酷な運命が待っている。主人公の男子中学生、片瀬進は、その運命を回避すべく、周りの仲間達と「それ」に立ち向かっていきますが……。運命はやはり、彼に味方しませんでした。何かを救う為には、何かを犠牲にしなければならない。彼の決断には、作者の自分としても辛いモノがありました。
ですが、そこで「ある事」を閃きます。彼の行為が無駄にならないように。「異世界」と言う舞台を思いついたのは、正にその瞬間でした。昨今の異世界モノ(自分が知る限りですが)は、それが転生ににしろ、転移にしろ、物語の序盤からいきなり異世界に飛び、それぞれの物語に設けられた目標を達成する為、冒険の世界に出発します。しかも、「チート」と言うオマケ付きで。最強設定の主人公は特に苦戦するわけでもなく、現れた敵を次々と倒して行きます。
異世界モノは、嫌いではありません。ですが、そこには何らかの具体的背景が欲しい。極々普通の主人公が、現実世界での出来事をほとんど無視して(辛い過去があった、等の描写は除く)、異世界の冒険に旅立つのは、自分としては少し物足りなさを感じていました。
そんな時に思いついたのがそう、物語の第1章(現代)そのものが、第2章(異世界)のプロローグになっている、と言う構成です。「これは多分、他の誰もやった事がないだろう」と。この世に存在するすべての物語を読んだわけではありませんが、これがもし、初の試みなら、書き手としてこんなに嬉しい事はありません。
第2章の異世界編は、今の頃、更新の予定はありませんが、ある程度落ち着いたらまた、その続きを書きたいと思っています。
今回は、少し長めの文章になってしまいましたが。それでも読んで下さった皆様には、感謝の言葉しか御座いません。最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
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