サトイモ

 サトイモは世界的にはタロイモと呼ばれる種で、ぬるぬるが特徴だ。

 ぬるぬるは手に付けば痒くなったりすることもあるが、これこそが美味さの理由とも言える。


 嫌いな人にとってはぬるぬるこそが駄目なのだろうけど。


 ぬるぬるをを取る方法もあるようだが、しなくても問題はない。

 味噌汁の具にした場合に味噌がなかなか溶けてくれない程度のことである。


 そう、ぬるぬるが味噌に絡みついて広がらないだけなのだ。


 やっぱり駄目かも?


 サトイモは種芋から小芋が生えて成長する。

 食するのはその小芋である。


 種芋はと言うと、ガリガリと固くて食べられたものではない。


 東南アジアなどではタロイモをすり下ろして焼いたりして食べるらしいが、サトイモの種芋を食べようとすれば同じことになるのではないだろうか。

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