3.ギャレット ―盟約暦1006年、冬、第4週―
ブラックウォール城の自室にあるベッドの上でギャレットは寝返りを打った。瞼がぴくぴくと痙攣しているが夢を見ているわけではない。暖炉の火はほとんど消えていて、部屋の中は暗くて寒かった。夜明けまでは、まだしばらくある。
とても疲れていたが眠りは浅く、すぐに目が覚めてしまった。もう一度眠るのは無理そうだが、せめて横になっているべきだと判断して毛布を肩まで引き上げる。
よく眠れないのは、城を包囲している帝国軍がいつ攻撃をしてくるか分からないという緊張感のせいではない。ギャレットの精神を疲弊させている原因は他にある。肉体的な疲労は少なく、常に感じている空腹も眠りを妨げる要因であった。
許されるなら今すぐベッドから飛び出して城の外へと駆け出し、へとへとになるまで走ってから、満腹になるまで食べ物を酒で流し込んで暖かい部屋で眠りたい。だが、そんな事は許されない。限られた食料を無駄にはできないし、戦いが始まったらギャレットは戦わなければならないのだから、少ない食料で体力の維持に努める必要がある。
〝真の敵は己の中にいる〟というファランティア騎士の教えは正しかった。それにもう一つ、〝真の敵は壁の内側にいる〟と付け加えれば完璧だ。
流言禁止令に違反したデニスの鞭打ち刑が執行された日から、城内に平民と貴族という分かりやすい対立構造が出来上がるまであっという間だった。正確には、潜在的な対立構造が〝降伏すれば助かるかもしれない可能性〟を意識したことで顕在化した、と言うべきであろう。
そして両者の間にある緊張感が膨れ上がるのも一瞬だった。もはや流言禁止令など役に立っていない。
〝城門を開いて降伏すれば助かる〟という考えは、平民の間で急速に広がっている。貴族たちにそれを止めることはできなかった。今やそれは、何の根拠もないのに確信的に語られている。城壁の外にいる帝国軍をまるで味方のように語る者さえいる。
敵の攻撃に対して即応できなくなると理解したうえで、平民から武具を取り上げようという意見が貴族の中から出ているほどだ。貴族たちも、壁の向こうにいる帝国軍より壁の内側にいる平民のほうを警戒するようになっていた。
もし反乱が起こったら自分はどうすべきかと何度か自問してみても答えは出ていない。肩書きは貴族に属する騎士だが、自分が貴族だという自覚はないのだ。
かつては命令さえあれば女子供相手でも容赦しなかったギャレットだが、自分でも驚くべき事に、平民に対して武器を振るうのは抵抗感があった。だが、平民側に立って貴族と戦う理由もない。
グスタフがギャレットの主君だったなら、その命令は絶対だったろう。傭兵時代と同じように誰が相手でも戦えたに違いない。だが、グスタフはギャレットの主君ではない。
答えを求めて、自由騎士に任じられた時の事を思い出してみたが、今にして思えば非常に曖昧な誓いの言葉であった。ギャレットは「自由騎士としてファランティアに仕える」と誓っていたのである。
叙任式でギャレットの肩を剣で打ったのはテイアラン四九世なので、〝ファランティア〟を王と解釈して、ファランティア王に仕える騎士と考えるのが自然だと思える。だが、〝ファランティア〟を、そこに住まう人々と解釈すれば、平民も含まれる。そうなるとますます、どうすべきか分からなくなる。
今のブラックウォール城でさえ、平民全員が同じ意見というわけではない。帝国軍に蹂躙された経験を持つサウスキープの人々などは、降伏に同調していないのだ。
〝ファランティア〟を土地と解釈すればどうか。土地を侵す者と戦う――そう考えれば単純明快に思えるが、平民の反乱に際してどちらに味方するかという疑問の答えにはならない。
この誓いの言葉は、ギャレットを自由騎士に推挙したハイマン将軍によって与えられた。当時のギャレットは誓いの言葉の意味など考えもしなかった――はっきり言って、どうでもよかった――ので、言われたとおりにしただけなのだ。だから、この答えを持っているのはハイマン将軍だけかもしれない。
しかし、ハイマン将軍に確認できないまま、決断せねばならない瞬間は来るだろう。誰が敵で、誰が味方かを自分で考える時が来るなどギャレットは想像した事もなかった。
(傭兵だったら、誰かが決めてくれたのにな)
冗談めかして心中で呟き、頭が痛くなってきたので考えるのを止めた。
その時、がちゃがちゃという鎧の音が部屋に近付いてきて、ギャレットは毛布を跳ね除けてベッドから飛び降りた。その騒音を聞いた瞬間に、頭の中で警鐘が鳴ったからだ。明確な理由のない勘である。
相手は扉を破って突入してくるような事はなく、代わりにノックの音を響かせた。少し安心して、ギャレットが扉を開くと二人の近衛兵が立っている。一人が敬礼して用件を告げた。
「ギャレット卿、帝国軍の野営地で動きがあり、正門の門塔にてフランツ卿がお呼びです」
ギャレットは安堵した。城内で反乱が起こったという知らせよりはずっといい。
「分かった。すぐに向かう」
そう答えて扉を閉め、ブーツを履き、剣を手に扉を開くと、近衛兵の二人はまだそこにいた。わざわざ待っている必要もないのに――と思いつつ、二人を伴って門塔に向かう。
小走りに
やっと空が白み始めてきた時刻なので、野営地にはまだ篝火が燃えていた。見慣れた灯りの他に、大きな炎と、そこから暗い空にもくもくと上がる黒煙が見える。それも一箇所ではなく数箇所からだ。耳を澄ますと騒ぎの声が風に乗って聞こえてくる。
「火事だろうか」と、フランツが言った。
そう見える――と答えようとした時、甲高い笛の音が聞こえてきた。それには聞き覚えがある。
「いや、これは……敵襲を告げる合図だ」
フランツは目を丸くして驚いた。
「なんだって!? 王都からの援軍が――」
音をよく聞くため、ギャレットはフランツの言葉を手で遮った。耳に手を当てて笛の音に集中する。それから、ギャレットは怪訝な顔をしてフランツを見た。
「どうした?」と、フランツが焦ったように尋ねる。
「南東から敵襲。反撃せよ。という内容なんだが……聞き間違いじゃない。合図の内容が変わったのかも」
そうギャレットが答えると、フランツもまた怪訝な顔をした。
味方が南に回りこんで攻撃を仕掛けている、という可能性も無くはないが、ブラックウォール城より南は帝国軍の占領下にあるはずだから味方が来るなら北からのはずだ。それに、夜陰に紛れて敵の野営地に火を放つという戦法がファランティア軍らしくない。
二人は再び野営地に目を凝らした。確かに南のほうから、戦いの音が聞こえ始めている。火の手も次々に上がり、ついに攻城櫓が燃え始めた。
煙は南西に流れている。帝国軍の合図が正しいなら、南東にいるという襲撃者は火攻めに慣れているようだ。
「……戦闘準備だ」
フランツの言葉に、近くにいた兵も騎士も反応せず野営地の炎を眺めている。
「戦闘準備だ!」
もう一度、フランツが大声で命じると近衛兵は我に返って「は、はいっ!」と返事をし、「戦闘準備!」と門塔の下に向けて叫ぶ。兵たちの声が伝播し、命令が伝わっていった。
それからフランツは下に向かう梯子へ手をかけて、早口でギャレットに言う。
「グスタフ公に報告しに行く。ギャレットはここで敵の動きに注意していてくれ。甲冑は誰かに取りに行かせる――」
最後の言葉は、梯子を滑り降りるフランツと共に消えた。
ブラックウォール城は蜂の巣を突いたような騒ぎになった。
誰もはっきりと状況を理解していないままに、戦闘準備が進んでいく。混乱はしていたが反応は早かった。
貴族たちはいつ平民の反乱が起こるか分からないので警戒していたし、それは平民たちも同様であったろう。両者の対立によって生まれた緊張が、奇しくも素早い対応をさせたのだった。
その間にも帝国軍の野営地は見る見る炎に包まれていく。グスタフと共にフランツが門塔の上に戻ってきた頃には、野営地にある攻城櫓は完全に燃え上がり、巨大な松明のようになっていた。
その光景を見てグスタフも目を見開いた。そして野営地の炎から目を離せないまま、「ギャレット、何か分かったか」と問う。
「帝国軍を襲撃しているのが誰なのかは分かりませんが、火攻めに慣れているようです。それと、おそらくは味方でしょう」
ギャレットがそう答えると、グスタフは「何故そう思う?」と続けて問うた。
「攻城兵器の破壊は、守備側が包囲軍を攻撃する場合の優先目標だからです。単に帝国軍を襲っているだけなら、攻城兵器なんて後回しでいいはずです。それで、襲撃者はブラックウォール城を守る意図で攻撃していると考えました」
「そうかもしれん」
グスタフは呻くように言った。日の出を迎え、状況はより鮮明になってきた。
帝国軍の野営地を炎が北東から南西へと舐めていき、黒煙が強風によって斜めに流れている。帝国軍の兵士と思しき人影や馬、家畜などが走り回っているが、消火活動をする者、反撃のため部隊に合流する者など混乱しつつも対応はしていた。
南東部では戦いが起こっている。隊列を組んで帝国兵同士が向かい合っているようにも見えた。混乱して同士討ち、という感じでもないが――などとギャレットが考えていると、フランツが城壁の下方を指差して言った。
「誰か単騎でこちらに来ます」
フランツが指差した方向を見ると、確かに単騎で駆けてくる者がいた。馬具や鎧を見るにファランティア騎士のいでたちである。槍の先に使者である事を示す黄十字が描かれた布を付けて、旗のようにそれを掲げている。
騎士は正門へ続く蛇行した坂道を駆け上がり、上げられた橋の前までやって来た。ギャレットたちの周囲にいる近衛兵が弓を構える。息を整えるためか、騎士は少しの間その場で馬首を巡らせていたが、胸を張って門塔の上にまで届く大声を上げた。
「グスタフ公ならびにブラックウォール城の方々に申し上げる。私はヨハン・グーデル。ご存知の方もおられよう。〈クライン川の会戦〉に参加したファランティアの騎士である。城の包囲を解くために、聖女に従う者たちと共に参上した!」
しかし、その言葉は門塔の人々をより混乱させただけだった。
「聖女?」
誰にとも無くグスタフが問う。ギャレットは困惑しつつ答える。
「おそらく帝国で信仰されている聖女ミリアナの事だと思いますが……」
「しかし、彼は確かにグーデル家のヨハンです。見覚えがあります」と、フランツが言った。
ヨハン・グーデルと名乗った騎士は再び、声を張り上げる。
「事情を説明したいが今は時間がない。正面の敵は我らに任せ、包囲網を形成している各部隊への攻撃をお願いしたい。グスタフ公、ご決断を!」
ブラックウォール城を包囲している帝国軍は、正門に相対する正面の部隊が最も大規模で約三〇〇〇人はいる。周囲を取り囲む部隊も総数で約二〇〇〇人いるが、隙なく包囲するために数十人から多くても百人程度に分散していた。
ブラックウォール城は正門が最も大きく、こちらから撃って出る場合に大部隊を出すには正門を使うしかない。次に大きい東門、北壁にある出撃口などは門の大きさに合わせた規模の部隊によって封鎖され、小隊がそれぞれを繋いでいる形だ。正面の部隊が動かないのであれば各個撃破を狙える。今こそ打ち破る機会なのは確かだった。
後はヨハンの言うように、グスタフ公がどう判断してどう決断するかだ。ギャレットはグスタフ公を見た。
グスタフは籠城のためだけでなく、ヴィルヘルムの件もあって憔悴している。今も厳しい表情ではあるが、以前と違って頬や二重顎の肉は張りもなく垂れ下がり、僅かに震えていた。悩んでいるのだろう。
いつもなら何か進言しそうなフランツも黙ったままだ。ギャレットはこの賭けに乗るしかないと思っているが、このヨハンという騎士を信用すべきかどうかと問われれば否であった。
グスタフはのっそりと前に進み、弓を構えた近衛兵を退かして、胸壁の隙間から顔を出した。いつもそうしているように大きく威厳のある声を眼下の騎士に降らせる。
「申し出については承諾した。我が騎士たちも参戦する。そちらの指揮官にそう伝えよ!」
ヨハンは弾んだ声で「共に帝国軍を蹴散らしてやりましょう!」と叫び、馬首を返して走り去って行った。
グスタフは振り向き、すぐさまギャレットとフランツに命じる。
「ギャレット、今の件をフィリベルトに伝えよ。歩兵を城の防衛に残し、騎士を率いて包囲している部隊を攻撃するのだ。フランツ、お前は信頼できる近衛兵を集めて城内を見張れ。この気に乗じる愚か者がいないとも限らん」
「御意に」
ギャレットとフランツはほぼ同時にそう言った。
神の救いか、悪魔の誘いか。だが少なくとも、ただ死を待つよりは命を賭けるほうが性分にはあっている――と、ギャレットは思った。
フィリベルトは三五〇人の騎士を集めて正門から出陣し、ギャレットもそれに従った。
ブラックウォール城の騎兵は速度を上げつつ正門から西周りに、ぐるりと城を回り込む。最初に見つけた帝国軍の包囲部隊は移動中の三〇人に満たない少数だった。彼らにとって本陣である正門前の野営地へ援軍に向かう途中だろうか。
フィリベルトは武装した馬と騎士の出す騒音に負けじと叫ぶ。
「全員、突撃して突き抜けろ! 立ち止まらず、振り返るな!」
敵部隊は向かってくる騎兵に気付き、素早くクロスボウの三列隊形を整えた。小隊の指揮官が有能なのだろう。
クロスボウの一斉射を受けて、突撃していく騎士が土煙を上げて倒れる。馬の嘶きと、鉄が地面を打つ音が響く。続く二射目を受ける前に、ファランティアの騎士たちは敵部隊と衝突した。完全武装した馬と騎士による突撃は、速度と重量によって強力な一撃となる。
それだけでなく、大きな軍馬に乗った騎士の集団が突撃してくる様は心理的にも恐怖を与える。それが、クロスボウの二射目を躊躇わせたのかもしれない。
敵の少数部隊は、ブラックウォール城の騎士たちに打ち砕かれ、バラバラになった。
もはや生きるか死ぬか、ファランティアの騎士たちは損害を気にせず必死に走り続けるしかない。騎士たちは次の敵を目指して駆け抜ける。
帝国の恐るべきクロスボウによって被害は受けたものの、フィリベルト率いる騎士たちは次々と包囲部隊に突撃を繰り返し、東門の前に陣取る帝国軍部隊に到達した時点で二〇〇人以上の騎士が戦える状態であった。
東門の前に陣取る帝国軍は一〇〇〇人の大部隊だが、すでに南から来た聖女軍と戦闘に入っている。そこにブラックウォール城の騎士たちが北からやって来たので、挟撃の形になった。
聖女軍は焼け野原になった野営地を背に踏みとどまり、帝国軍を押さえている。そこへブラックウォール城の騎士が背後から突撃を繰り返す。まるで誰かの筋書きに従ってそうなったかのような完璧な挟撃で、歩兵と騎兵の連携としても理想的な形になっていた。
こうして、その日の午前中のうちに包囲していた帝国軍は崩壊した。兵士は敗走するか降伏するか死ぬかして、ブラックウォール城はついに包囲を打ち破ったのである。
戦いを終えたギャレットたちが戻ると、ブラックウォール城は歓喜に沸いていた。最初に出迎えたのは正門を守っていた農民兵たちだ。その表情は、昨晩までと打って変わって明るい。
敵が正門に達することはなかったので、彼らは一戦も交えておらず無傷だ。反対にフィリベルト率いるギャレットたち騎士は多数の仲間を失い、血みどろになっての帰還である。その血は自分のものだったり、味方や敵のものだったりした。
だがそれこそ、領民の求める騎士の姿なのだろう。自分たちを守ってくれたと、彼らは口々に感謝の言葉をかけてくる。
騎士たちもまた、それこそ自分の本懐であると言わんばかりに胸を張って誇らしげだ。そんな中、ギャレットは農民兵の笑顔に紛れて、いまだ危険な光を宿した目をいくつか見た気がした。しかしすぐに城から出てくる人々に飲み込まれて見失ってしまった。
八週間も城に閉じ込められていた人々は、戦いから戻った騎士たちを出迎えるという名目で次から次へと城外に溢れ出てくる。
そのせいで正門前に足止めされたギャレットたちの背後から、ヨハンを先頭にして〝聖女に従う者〟だという兵士たちがやってきた。
ブラックウォール城が解放されたのはギャレットたち騎士の働きよりも、彼らの働きこそ大きい。彼らは何者なのか、どれくらいの規模がある軍隊なのか、ギャレットの頭には次々と疑問が浮かんでくる。
〝聖女に従う者〟たちは、牛車を引いていた。全員がファランティア人で、騎士だけでなく農民も混じっている。彼らは堀の前で立ち止まり、ヨハンだけが蛇行する坂道を正門に向かって上がってきた。
正門に溢れた人々の集団を割ってグスタフが姿を見せたので、騎士たちは慌てて下馬する。人々の注目が両者に集まり、ざわめきが静まっていった。
ヨハンはグスタフの前まで来ると、すぐさま下馬して膝を付き、頭を垂れる。
「グスタフ様、お助けに上がるのが遅くなってしまい、申し訳ございません」
グスタフは厳しい表情のまま、「お前は〝聖女に従う者〟とやらになったのではないのか?」と問う。
「いいえ。確かに聖女様を信じるようにはなりましたが、臣従の誓いを忘れてはおりません」
ヨハンの言葉に、グスタフは「うむ」と頷いた。
「ならば大儀であった。して、聖女とやらはどこにおる?」
「聖女様は今、投降した帝国人を裁いておられます。後ほどお会いできるかと。まずは私が、主に食料など必要な物資をお持ちしましたので、お納め下さい」
そう言ってヨハンは手を開き、堀の手前で待っている牛車を示す。
グスタフは気に入らないというように顔をしかめた。
「聖女とやらの施しか。それとも何か――」
しかし、それ以上はすぐ近くにいるギャレットでさえ聞き取れなかった。食料と聞いて、人々が城壁を揺るがすほどの歓声を上げたのだ。
ヨハンは「失礼」と言って立ち上がると、グスタフの近くに寄る。フィリベルトが両者の間に身体を入れ、ギャレットも反応して同様にした。それで、ヨハンがグスタフに耳打ちした言葉が耳に入った。
「ヴィルヘルム卿からです」
ヨハンは確かに、そう言った。
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