第222話 刀刃

刀刃隊……



「そちらの方は山口隊長とお見受けしますが こんな所でお会い出来るとは… っとなると跳ねっ返りなあのお頭(かしら)も近くに…」



山口「何故 刀刃隊がこんな所に?」



「えぇ 本来三沢基地に向かう道中でしたが  我々も急遽この地へとおもむき あのお方の案内のもと参上致しました」



会釈する初老の男性が上空待機するヘリを指し示した。



すると



ホバリングするヘリのドアがスライドされ顔を見せたのは



青木「半田さん」



佐田「半田さん え? どうゆう事」



半田がこちらに手を振っていた。



青木「ねぇ なんかよくわかんないけど 丁度よかった これから出産間近なご婦人がいるんだ 怪我人もいる すぐにあれで病院まで送ってくれないかな?」



「妊婦さんですか それはいけません 急を要しますね かしこまりました 急いで運ばせましょう ですがその前に… まずは周囲の安全確保をしなければなりません 少々お待ちを 小虎、宴! おぬし等2人で周辺の屍人の掃除 羽鳥はあのヘンテコな鎧を始末してこい」



小虎「おいっす」 宴「へ~~い」



トレーラーから2人の男が飛び降り



また



羽鳥「合点承知」



もう1人も飛び降りるや否や



羽鳥「エビバディー 少しバッキングしておくんなまし」



ジャキ



男の手からたれ落ちた鎖、その先には鎌が取り付いている。



男が手にするのは刀ではなく鎖鎌



ガシャン カシャ



元チャッキーこと鎧のゾンビが起き上がり前進してくると



羽鳥がゆっくりと鎖鎌を振り回しはじめた。



円を描くスイングのスピードがあがり、みるみる速まる回転、早くも可視困難な域へと達する



再び鎧ゾンビがぶんぶんハルバートを振り回し、接近



3メートル程まで近づくと



魅影流八武芸の1つ…



鎖鎌操術や…



そいやぁ~…



シュ



転回する鎖鎌が投げられた。



グサッ



そして閃光のごとく放出された目にも留まらぬ鎌は鎧ゾンビの眼球を突き刺していた。



一方



トレーラーから降りた2人



轢き殺しを免れた感染者の残党や森の中からうようよ現れたゾンビ等を前に



1人の男が鞘からゆっくりと刀を抜いた。



それは日本刀とは違う刀剣



軍刀だ



小虎「ヘッ キレイでのどかな森にこんなたくさんの生ゴミがあるな」



もう1人の男も鞘から2本同時に刀を抜いた。



宴「俺たちゃ ある意味清掃業者ですから さぁ パパッと掃除掃除」



そして2人の剣士が動き、バッタバッタとゾンビや感染者等を切り捨てていく



その様子をトレーラーから見物する8人の剣士達の前で…



青木や山口等が見ている目の前で…



鎖が引き寄せられ血と一緒に目玉が掻き出された。



鎧ゾンビはフラつき



羽鳥「しぇい」



同時に頭上で回転させた鎌を投擲、ハルバートに巻きつかせ奪い取った。



それを手足のように巧みにコントロール



羽鳥「ほい」



スローされハルバートは幹に突き刺された。



ブンブンビュンビュン



次いで左右の鎌をヌンチャクのように高速で振り回しはじめ



羽鳥「さぁ トドメよ フン」



自ら回転、反動をつけると勢いづけて鎌が放られた。



ブンブンブン



放られた鎖鎌が一直線に飛行



グサッ



額に深々と突き刺さり、鎧ゾンビの動きが止まった。



そしていとも簡単に倒れ込んだ



羽鳥「へい 一丁あがりってか」



鎖鎌を拾い上げた羽鳥のお隣では



手慣れた様子でゾンビの群れを次々斬り倒していく2人の剣士



それは10分とかからなかった。



瞬く間に周囲から奴等が一掃され、駆逐された。



バシュ



最後の1匹となる感染者の脳天に軍刀が叩き込まれ、制圧は完了



息1つ乱さず、奴等の骸がそこら中に転がっていた。



バタバタバタバタバタバタ



ローターの回り続けるヘリ 機内に妊婦が運びこまれ、臼井と柊の母親も乗り込んだ、それから負傷した榊原も運びこまれた。



また機内で早織を受け渡された半田



佐田「早織ちゃんを頼んだ」



半田「まかせて こんな事ぐらいしか出来ないから」



青木「早織ちゃん いい子でな」



早織「うん…」



心配げに見つめる早織へ



青木「大丈夫 美菜姉さんもみんなもちゃんと帰ってくるから ほれ 約束だ」



早織「絶対だよ」



青木「あぁ」



青木が拳を向けると抱っこされた早織が拳を交わした。



山口「急げ 緊急搬送だ 離陸するぞ」



半田や臼井が機内から頷き



青木「じゃあ頼んだよ ドクターヘリ」



青木がスライドドアを閉めた。



ヘリが浮上し、飛びたった。



バタバタバタバタバタバタバタバタ



山口、青木、佐田、吉田の4名を残し



出産間近な妊婦や怪我人、幼き少女を乗せた機体はぐんぐん上昇、遥か上空を飛行する



そしてヘリは彼方へと消えていった。



「とりあえずは一件落着ですな さて なんですが早速こちらの本題に入らせて頂きましょう」



山口「…」



「単刀直入に申しあげますと 我々は長(おさ)を探しにまいりました」



青木「長って あの女子高生の事ね」



「左様 全く長には困ったものです これを残し 任務を途中でほっぽり出していなくなってしまわれた」



ごめんね みんな あたしちょっと用事があるからあとの事はよろしくね



お掃除終わったら 先に三沢で待ってて あとから必ず行くから



千恋より



そう書かれた手紙を青木等に見せた。



「ごうま氏が同行してると聞き 心配には及びませんが 我等に一言も無く勝手にどこぞへ行かれ ほとほと困り果てた所 こいつの迷惑行為が功を奏した訳です」



「こいつがおかしらにGPS仕込んでやがってよ ストーカーっしょ」



周次郎「ストーカーじゃないよ 親衛隊って呼んでくれるかな」 



「はぁ? ウザイっしょ」



小虎「あぁ 周次郎 おまえは正真正銘立派なストーカーだから」



周次郎「僕はただあのハニーの事が心配でたまらないだけさ」



チコが写るプロマイド写真を頬にスリスリしながら嘆く男



剣が無ければただの危ない追っかけストーカー野郎 元北見撃剣会で剣を指導していた凄腕の剣士



伊漠 周次郎



「だから それがキモいんだよ ホント姫君もこんな奴にストーキング行為されて可哀想だわ」



「あぁ その内 隊長に斬り殺されんじゃねぇ ハハハハ」



周次郎「なんだよなんだよみんなしてその言い草 僕はチコちゃんのファンとしてここにいるんだ 常に安否が気になるんだから仕方ないじゃないか それに役に立ったんだから結果オーライじゃないか」



袴姿の初老の男



背丈は160に満たない小柄な体格ながらも日本刀を3本腰に添え、たたずまいは侍そのもの



居合いの達人



薊(あざみ)清吉(きよきち)



薊「とにかく我等はその信号を頼りに長を追跡してきたのですが 例のマンションでそれも途絶え、そこで半田氏とお会いし、ここまで連れてきていただいたのです」



宴「話しだと純やさんとかも一緒なんでしょ? でも おかしらってこんな所に何しにきたん」



山口「残念だが あんた等の長はここにはいない 別動で違う場所にいる」



羽鳥「安否は?」



「いやいや それは聞くまでもねぇーべ 無事に決まってんだろ 激強な姫だぞ」



山口「分からない 現在妨害電波の影響で連絡がとれない 向こうの状況は不明だ」



薊「そうですか ならじかに行くしかないですね お手数かけますが すぐにでも長の元までご案内いただけないでしょうか」



青木「悪いんだけど こっちも色々と大変ですぐに戻らないといけないんだ」



佐田「いいよ なら俺が皆さんを案内するよ」



山口「ありがたい 頼む」



佐田が名乗り出て刀刃隊を案内する事に



薊「ささ ではっ 乗って下さい おまえ等も早く乗れ すぐに出発するぞ」



そしてトレーラーに乗り込んだ



宴「ここでは何が起こってるの?」



佐田「結構ヤバい事に それも向かいながら話します」



薊「それでは失礼つかまつる」



青木「佐田さん 頼んだ」



佐田「オーケー そっちもみんなを頼む」



山口、青木がコクりと頷き



薊が会釈する中



トレーラーが動きだした。



ZACT 東部方面隊 ゾンビ殲滅部隊

 関東第3刀刃隊 メンバーリスト



隊長 胡座流一心抜刀術 胡座千恋



胡座流一心抜刀術 合間 勇 死亡



明夢想林崎流居合道 薊 清吉



北見撃剣会 伊漠 周次郎



魅影流八武芸 羽鳥 雄



柳生新陰流卍活殺剣 糀(こうじ) 晴人



鬼一法眼 鞍馬流剣術 松本 摩周



タイ(体、待、対)捨流居合術 藪谷 煎餅



天然理心流 勝間流抜刀術 塚崎 匠



日本剣道協会 東京支部 剣誠会中洲道場  間口 新太



軍刀術 沢渡 小虎



天真自顕流二刀流牧瀬剣術 宴



日本殺陣道協会 一流殺陣スタントアクター カスケード名倉 




ーーーーーーーーーーーーーーーー



地下ホール エレナ、美菜萌vs万頭



突かれた胸を押さえ、しゃがみ込む万頭



美菜萌「さぁ 早く立て」



サイドでジッと静観するエレナの目の前で美菜萌は木刀を中段に構え、万頭の起立を待っていた。



目つきは完全な剣士モード



美菜萌「立て」



万頭はしばしよろめきながらも立ち上がった。



コンコン頭部を叩き、顔を振るわながら



そして乱れた七三ヘアーを手で流し再びナイフを構えだした。



ジリジリと近寄り、美菜萌は動かずにジッと身構える。



美菜萌「…」



そしてゆっくりと距離を狭め、飛び込めば手の届く間合いまで迫った万頭がナイフを繰り出すアクションを起こそうとした瞬間



シュ



並々ならぬ反射神経で先に動いたのは美菜萌



コンパクトな振りですくい上げた木刀が肘裏を打撃した。



バチン



ファニーボーン(尺骨神経の刺激)で電撃のように肘下に痛みが走り



万頭が顔を歪めるや



今度は横振りな小手でナイフの切っ先をはたき、ナイフが手から弾かれる



次いで摺り足で接近、木刀を押し当て突き飛ばした。



ふらつきながら後ずさる万頭



そしてひとたび踏み込み、打間へと進入した美菜萌がノーモーションから素早き一振りを放った。



袈裟切りな斜めからの打突が首筋を捉え、キレイに入った一本



まともに喰らった万頭は目を大きく開かせ、背を向けて倒れ込んだ



次の1打で決める…



美菜萌が背を向けた万頭の後頭部を狙い、木刀を振りかぶって再接近で一歩を踏み出そうとした時だ



屈んだ万頭の目が光り、懐から何やら取り出すや振り向きざまにそれを放出した。



美菜萌「…」



バシャ



とっさに顔をガードした美菜萌



エレナ「…」 御見内「…」



くっ… これは…



純や「何だ!?」 村田「水?」



直接 顔に受けなかったものの袖や胴部の着衣が濡れ、手にかけられたのは液体らしきもの…



御見内、エレナ達の見ている前で万頭が空のペットボトルを手にしていた。



チッ… 美菜萌は後退り、睨みつけた。



万頭「フッ 苦し紛れにただの水をぶっかけたとは思ってないよな?」



硫酸か…?



美菜萌「チッ」



だが手に焼けるような痛みも無く、特に変化はない…



何をかけた…?



更にもう一歩後退り、得体の知れぬ液体にまみれた美菜萌が息を呑んだ



すると



万頭「安心しろ 何もしなければ反応は起きない… こいつを使用しない限りはな…」



万頭が懐から取り出したのは一本のペンライト



万頭「おまえの衣服に染み込ませたそれは…」



「液体爆弾よ」



液体爆弾…?



それを耳にした美菜萌をはじめ、御見内、エレナが驚愕の表情を浮かべた。



万頭「お手製のIED… TATPと呼ばれるしろもの 過酸化水素とアセトンを混合しそこに硫酸を加えれば はい 過酸化アセトン爆薬の出来上がりって訳だ」



美菜萌「くっ」



万頭「そしてこのペンライトの光を貴様の身体に照射したらば それが起爆の合図 貴様はボンだ」



純や「光が起爆装置ってどうゆう事すか?」



御見内「わからん」



万頭「近年 世界中 空港やら鉄道などあらゆる公共箇所でのセキュリティーが強化されていただろう テロ対策ってやつだ それに伴いテロリストも頭脳を求められる世の中になっていてな 見つからぬ為の巧妙な細工、様々な工夫やアイデアでそれをかい潜る必要があったんだ テロ行為も日々進化していたんだよ」



村田「何自慢気に語ってやがる 撃ち殺してやる」



村田が銃器を向けるや目線を向けてきた万頭



万頭「威力は十分 起爆すればおまえ達も巻き添えを食う程だ 利口とは言えぬな」



村田「ならテメェーも死ぬって事だろ」



万頭「あぁ その通り 撃たれて死ぬくらいならおまえ達も道連れにしてくれる」



村田「腐ったクソ野郎が」



美菜萌「村田さん 言う通り銃を下ろして下さい」



村田「しかし…」



美菜萌「いいから」



村田「くっ チキショ」



渋々SMGを下ろす村田へにやけた万頭から



万頭「フフッ ギャラリーは大人しくしていろ」



美菜萌「…」



万頭「話しを戻すぞ この液体爆薬はそこそこな化学の知識と材料さえあれば素人でも作れてしまう 尚かつ威力も高い 持ち運びも容易でコスパ面も最高 テロリストのお目にかなった便利で高性能な爆薬なんだよ」



万頭「殺(あや)めるも活かすもこのボタン1つで決まる 主導権は我にありだ」



エレナが御見内へ視線を向け、美菜萌の前に出た。



エレナ「…」



万頭「チェックメイトだ エレナ」



エレナ「それはどうかしら… 本当にそんなの当てただけで爆発なんて起こすのかしらね」



その言葉に万頭がいきなり空のペットボトルを横に放り捨て、ペンライトを照らした。



すると



ドカァァアア~



純や「うわ」



ペット容器内に残るわずかな液体が反応を示し爆発を起こした。



ほんの少し残ったわずかな液体にも関わらず人1人なら十分消し飛ばす程の威力



その爆発力を示した万頭が優越な表情を浮かべ、後退りしながら口にした。



それをゆっくりエレナが追いかける。



万頭「ハッタリで無い事はこれで証明したぞ 俺のこの一押しで貴様等クルーは全員爆死する」



エレナ「その光を美菜萌さんの身体に当てたらの話しでしょ」



万頭「…」



エレナ「万頭 私は丸腰よ あんたは私との決着をつけにきたんでしょ そんな卑怯な手段をとらずに正々堂々と来たらどうなの?」



万頭「卑怯だと? ボムは俺の本業だ おまえ等が銃器やナイフを使うのと同じように、その女が木刀を使用してるのと同じようにな 己の武器を使用して何が悪い」



次の瞬間 エレナが懐から素早く拳銃を取り出した。



隠し持っていたマカロフ



エレナ「いいわ じゃあさっさと使いなさいよ それなしでは私や美菜萌さんに歯がたたないず逃げ出した負け犬さん」



万頭「…」



エレナ「主導権を握る? 笑わせないで 今 この瞬間 あんたを撃ち殺す事だって出来たのよ 忠告する そのボタンを押せば私は躊躇なくあんたの眉間を撃ち抜く」



鋭い眼差しでマカロフの銃口を向けたエレナ



万頭「フッ フフフ ハハハハ」



エレナ「…」 



万頭「相も変わらず馬鹿な女だ 殺し合いに卑怯も無い 負け犬で結構 俺はただ…」



万頭が背中に隠し持つリモートコントローラーのスイッチを押した。



すると



辺りに散りばめた小型爆弾が作動



一斉に小さな爆発を起こし、今度は一挙に濃厚な黒煙を吐き出しはじめた。



純や「なんだこの煙り」



御見内「煙幕か」



勢いよく噴射された真っ黒な煙に辺りは包まれ万頭が身をくらました。



フフ… 馬鹿め…



煙りに身を隠し、素早く爆破の影響が及ばぬだろう距離まで後退した万頭



俺はただ… きさん等を片付けられればそれでよい…



黒煙がモクモクと包む中



美菜萌がいるだろう箇所にペンライトが向けられた。



万頭「フッ」



エレナ、美菜萌… 大事なクルー共々 みんなまとめて葬ってくれる…



ペンライトからレーザー光線のような一筋の強い光が照射され、濃煙のカーテンが突き破られた。



ハハハハッ…



さぁ 悲鳴を掻き消す爆破の芸術音を奏でろ…



勝ち誇りし薄ら笑みを浮かべた



死ね…



目を閉ざし、天を見上げた万頭が片腕を広げた。



だが… 爆破は起きない



ん?



万頭が目を開け、首を戻した瞬間



パァーーン



不可視な煙りの先から代わって奏でられたのは発砲音



突如 煙りを貫き、弾丸が喉仏を貫いた。



万頭「グハォ」



グッ… 馬鹿な… 何故…?



吐血し、バランスを崩しつつも、何度もペンライトのボタンを連打する万頭



パァーーン



もう1発発砲音が鳴るや今度はペンライトに弾丸が直撃



砕け散り、万頭は倒れ込んだ



何故爆発が起きぬ… 何をしたエレナ…



万頭は貫かれた喉元を押さえ、止まらぬ吐血に死をよぎらせた



死ぬ…



そして死を直面にし



己… ならば…



万頭がコートを脱ぎ捨て



仕方あるまい…



その下に隠し持つ もう1つのIED、四硝酸ペンタエリスリトール(PETN)と呼ばれる爆薬入りのペットボトルに手を伸ばしていた。



代表の遺産 あの忌まわしき悪魔の人形と熊を始末する為の切り札だったが…



震える手でライターを取り出し、ペットボトルから延びる導火線に着火する動作を行ったその時だ



パスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパス



今度は音を殺された連射



煙の先から無数の弾丸が飛び出し万頭の胴体から顔にかけ着弾された。



ライターから着火する寸の間に蜂の巣にされたその手はピタリと止まり、ライターが手から離れたと同時



パス



単発の発射で万頭の眉間に弾丸が突き刺された。




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