第182話 女型

2階



麻島、青木がフロアーに踏み入れると



カチャ カチャ カチャ



壁際で待ち受けるマツ、村田、御見内によって銃口が向けられた。



マツ「戻ったか」



すぐに銃口が下げられ、マツが非常扉の鍵を閉めた。



マツ「状況は?」



麻島「吉川も殺られた」



エレナ「え?」



海原の応急処置を施すエレナの手が止まった。



麻島「敵はロケットランチャーを所持している その砲撃に巻き込まれた」



エレナ「そんな…」



マツ「相手の数は?」



麻島「不明 だが月島がいる事は分かった」



村田「どうしてあの裏切り者のクソッタレがここにいるんだ? なんでここがバレた…」



臼井「偵察の際に尾けられた…」



御見内「…」



村田「尾けられるようなヘマはしてねぇ 侵入がバレるなんてありえねぇよ 俺達の偵察は痕跡1つ残さない完璧な密偵だった筈だ」



麻島「もういい 今は詮索してもしょうがない 海原 怪我の具合はどうだ?」



エレナによって傷口がフェイスタオルできつく縛られた。



海原「平気です 思ったより深く無いので大丈夫です ありがとう」



青木「…」



麻島「住民の避難の方は?」



マツ「今 中野と佐田、石田、美菜萌等がやってる 全住民を12階に避難させてる」



頷いた麻島



麻島「このマンションの移動経路はEVと階段の2箇所のみ その内EV両機がロケット砲の攻撃で故障した今 移動はその階段だけに限定される」



マツ「えぇ 生存者の命が最優先だ ひとまず上にあがろう」



村田「そうだ 屋上にもう一機ヘリがありましたね それで住民を移送しましょう」



海原「何処に移動すんだよ?」



村田「どこでもいい 安全な場所にだ」



麻島「駄目だ 向こうにはロケット砲があるんだ たちまち標的にされる」



村田「ならどうしますか?」



マツ「とにかく敵が来る前に上に移動しよう」



麻島「そうしよう 村田 弾薬庫にある弾倉をあるだけ持って来い 上にあがるぞ」



村田「無いです隊長 さっき吉川の持ってたバッグに入ってたので全てです」



麻島「なに…?」



弾が無いだと…



各自の所有、装填するマガジンのみで…



弾薬がもう無い…



麻島が各人おのおのに目で訴えかけた。



目を合わせた海原、エレナ、マツが順々に首を振り



村田が目を合わせると首を左右に振りながら口を開いた。



村田「予備弾は誰も持ってません しかも海原と俺のこのSMG(サブマシンガン)はさっき部屋に置いてきた物です っとなれば吉川が各部屋から全ての銃器をかき集めて来た事になります サイドアームのリボルバーもあのバッグの中に詰められてた… 従って俺達は拳銃も失った事になります」



麻島「…」



今後銃撃戦を行うにはあまりにも不十分なメインアームの弾数



しかも拳銃さえも失った今…



青木「…」



絶望的な空気が流れ



廊下に数秒の沈黙が流れた…



すると



ガチャ



御見内「とりあえず上に行きましょう」



そんな沈黙を破った一声を発し御見内が扉を開いた。



エレナ「そうですよ まずは上に行って石田さん達と合流してから考えましょう ささ みんな早く行きましょう行きましょう」



次いでエレナが動き、フロアーを飛び出した。



麻島「あぁ よし 移動しよう」



その合図で続々非常階段を昇り、移動をはじめる面々



その間 御見内と麻島が下の見張りを務めた。



全員がフロアーから出るや御見内と麻島も下を警戒しながら後ろ足で階段を上がって行く



先頭にエレナ、それからマツ、臼井、青木、海原、村田と続き



最後尾で銃を構えながら移動する御見内、麻島と続いた。



1階非常階段の扉に注目する2人



だが追っ手がやって来る気配は無く、2人は一瞬目を合わせた。



そして3階に差し掛かった時



御見内「すいません 先行ってて貰えますか 後から追います」



麻島「どうした?」



御見内「部屋に弓矢一式が置いてあるんで取ってきます」



銃器では無いにしろ 貴重な武器



麻島「分かった すぐに戻ってくれ」



御見内「了解です 取ったらすぐに戻りますんで」



ドアを開き、3階フロアーに入って行く御見内の姿を目にしたエレナ



エレナは途端に先頭から小走りで階段を駆け下りて行った。



エレナ「先行ってて下さい」



エレナが御見内の後を追い、3階フロアーへと進入した。



御見内「エレナ」



エレナ「どうしたの?」



御見内「弓矢を取りに戻るだけだ 」



エレナ「私も行く」



御見内「ただ取りに戻るだけだ 先に行け」



そう吐き捨て1人歩きだす御見内



ワンフロアー10個の部屋がある3階



新築独特な匂いに包まれた通路を…



傷1つ無い新品な壁、埃1つ無い新品な一直線の廊下を歩んで行く御見内の背中を追いかけたエレナ



エレナ「ねぇ 道 ここに来てからというもの何か変よ どうしたの?」



御見内「別に… いつもと同じだけど」



エレナ「ウソ いつもと様子が違うよ」



御見内「同じだ」



半ばの一室のドアを開け中に入る御見内の後を追ってエレナも部屋に入って行った。



エレナ「どうしたの?」



御見内「だから… どうもしないって」



靴を脱ぎ



殺風景な何も無い部屋の窓際に立て掛けられた和弓と矢の詰まった筒を肩に掛け、紐付き投げ小槍、打根の紐を腕に縛る御見内の背後に



エレナも部屋にあがり近寄った



そして少々口調を強め、詰め寄った。



エレナ「私に嘘はつかないで 元気の無いあなたを見てればすぐに分かるんだから」



すると突然



御見内「分かるだと? 一体俺の何を分かってるって言うんだ?」



突然怒り口調へ変わり



振り返った御見内の表相は怒りへと変わっていた。



エレナ「道…」



御見内「自分の無力さに腹がたつんだよ」



エレナ「え?」



御見内「先の救出作戦で一体何人救えた?」



エレナ「…」



御見内が掌を広げ、握り締めながら口にした。



御見内「この手におさまる程度だ なら死んだ人達はどうだ?」



エレナ「…」



御見内がエレナを置いて歩き出し、玄関で靴を履きながら口にした。



御見内「なぁ エレナが前に俺に言ってたな… 救出作戦なんて止めようって… 本当エレナの言う通りだったよ 俺が余計な事言わなければレジスタンスのみんなも加勢に来てくれたザクトのみんなも死なずにすんだんだからな」



苛立ち、投げ槍な口調で言葉を吐き捨て靴を履く御見内を目にしたエレナの表情がムッと変わり



今度はエレナがおもむろに俯き口にした。



エレナ「弱虫…」



そして顔を上げ御見内の背中を見つめながら更に口にした。



エレナ「いつからそんなヘタレになったの」 



御見内の動きがピタリと停止



エレナ「私の知ってる道はもっと強くて優しくて毅然してるんだけどな」



御見内がノブを握ると



御見内「…」



エレナ「みんなを救えなかった事はあなたのせいじゃないんだよ いつまでクヨクヨしてるのよ 男の子でしょ」



御見内「ロシアの介入が分かってた上で強行した 他にもっといい方法があったんじゃないか もっと慎重に作戦をたてるべきだったんじゃないか これは浅はかだった俺のせいだ」



エレナ「止めて 作戦はみんなで決めた事よ みんなでおこなった事なんだから これは誰のせいでも無い 道が責任を感じる事じゃない 1人で抱え込むのはもう止めて」



御見内「エレナはあの時 命を乞うの者の目を見たか?」



エレナ「ううん はっきりとは見てないわ」



御見内「俺は見た 助けを求め、懇願する悲しい目を…この目ではっきり見たんだ」



エレナ「…」



御見内「瞼に焼きついて離れないんだよ 悔やんでも悔やみきれない… 後悔の念に今にも押し潰されそうなこの気持ちがおまえに分かるか?」



エレナ「悔しいのは私だって一緒よ ううん 私だけじゃないみんなそう 誰しも捕らわれたみんなを救いたい一心で賛同したんだから… それに道は遼太郎を救ったじゃない あの赤ちゃんは道がいなければ死んでたんだよ 多くの命は救えなかったけどかけがえのない小さな命1つを救ったんだよ 決して無駄じゃ無い 間違ってなんてないよ」



御見内がゆっくりとエレナへ振り返った。



エレナ「私達は前を向くしかないんだから… だから元気だして」



エレナの言葉が響いたようだ



御見内の表情がみるみると変わり



御見内「エレナもわざわざ励ましに来てくれたのか?」



エレナ「エレナも?」



御見内「あぁ 昨日あの青木がガラにも無く来てくれてな おんなじような事を言われたよ」



エレナ「青木が… ちゅーかあったり前でしょ 私は彼女なんだから」



御見内「フッ」



ようやく笑みを浮かべた御見内の表情を目にし、エレナもホッとした表情に変わった。



御見内「ありがとう 何だか今のでモヤモヤが取れたような気がするよ」



エレナ「ホント? 良かった」



御見内「まだ完全には払拭はしきれて無いけど 俺達は前を向くしかないんだよな」



エレナ「うんうん そうそう そうだよ 私は強くて優しくて勇敢な道が好きなんだから 元気だそ」



エレナもニコッと微笑みを浮かべた。



御見内「あぁ そうだな 承知したよ」



エレナ「フフ お利口さん」



そしてノブを捻り2人が廊下へ出た時だ



廊下奥の窓ガラスに



まるでヤモリのようにへばりつき、上昇する人の姿



カラフルな水着姿で上へと這い上がって行く下半身が窓に映っていた。



そしてドアが開かれ廊下に出た御見内がふと窓際に目を向けると



ロープに繋がれ、上昇する黒フードを纏った男と目を合わせた。



「ストップだ」



エレナも廊下に出て何気なく視線を向けた先…



黒フードがいきなりAKライフルを構え、銃口を向けてきた。



次の瞬間



タタタタタタタ



ガラス越しからの発砲



バリー パリーン



エレナの腕が掴まれ、引き寄せられ、ドアを盾に身を引かせた御見内



カン カン カンカン



たちまちドアに複数の銃痕がつき



身を引いた2人はただちに小銃の安全装置を解除、アイコンタクトを交わし、ハイレディーポジションの構えでドアの陰から様子を伺った。



バリーン



窓ガラスが蹴破られ、廊下に降り立った黒フード



そして



ガラスの破片が飛び散る廊下に素足で降り立った美脚



銃撃が止み、しゃがみ込んだ御見内がチラリと目を向けると



パンツはTバックで布地はほぼ紐のように細く際どいトロピカル調なデザイン



外人体型を思わせるボリュームあるヒップとバストが強調されたセクシー水着の女を目にした。



そしてそのまま視線を上げた時



首から上はハゲたおっさんの顔



あまりのギャップに背筋に悪寒を走らせ、御見内は思わず顔を引いた。



「かぁぁ~~~ ぺっ」



長身かつあまりにも完璧なボディーに不釣り合いになおっさんの首が接合されたバスタード



頭部の禿げて剥き出した皮膚や喉部にはくっきりと縫合の痕が残り



タンを口から吐き出し、仁王立つバスタードの背後に隠れた黒フードがロープを解きながら3枚の写真を取り出し、確認を行っていた。



それはスキャットマンの念写によって浮き上がったある人物の顔写真



その写真には御見内、エレナ、早織の顔が写っていた。



この2人で間違い無い…



黒フードが写真を懐へ仕舞い込むや



「そこにいる男と女で確定だ 抵抗出来ない程度に痛めつけ captureしろ 殺すな 生け捕りだからな」



すると



首を左右にコキコキと鳴らし



おっさんの左目がなにやら作動し始めた。



「目標2人の男女 御意 え~~ 活動不能にしてからの生け捕り 了解つかまつる」



感情の籠もらぬ喉仏を震わせた低い声音の受け答えでバスタードが一歩踏み出すと、跳ね上がった。



そして右掌を天井につけるとピタリと吸盤のように貼り付き、ぶら下がった。



見とれる程のか細く美しい脚部をユラユラと揺らし



ピタッ



反動で脚部も天井に貼り付かせた。



逆さまな四足姿勢で天井にへばりついたのだ



それからダラリと首を垂らし、開いた扉に着目したバスタードが攻めの体勢に入った。



扉の裏で様子を伺う御見内がエレナと視線を合わせ、攻撃の合図を送った。



エレナが頷き



2人同時に廊下へ飛び出した途端



バスタードが2人の背後に降り立った。



2人が振り返ると同時に御見内の89式小銃が掴まれ、続けてビンタのような大振りな平手打ちが放たれた。



御見内は咄嗟に小銃を手放し、それを回避



空振るや次にエレナに目を着けたバスタードが掴みかかろうとした。



バン



突進したバスタードはモロに壁に激突



エレナも寸前でかわしていた。



痛ぁ…



そう言いたげな仕草でデコをさするバスタードを目にし



御見内「入れ」



エレナが御見内の掛け声で部屋に駆け込み、御見内も飛び込んだ



そしてすかさずドアを閉めようとした時だ



閉まる寸前、わずか数センチの隙間からヌーっと指が入り込む



御見内はノブを両手で握り、渾身の力で閉めようとするがビクともせず



隙間から新たに指が入り込むと徐々にドアは開かれはじめた。



御見内「ぐっ… く」



数十センチまで開かれ今度は片足が入り込み、手首まで侵入された。



89式自動小銃が貼りついた掌でバンバン扉を殴打し、入り込んだ美脚の踵でもドアを蹴りつけるバスタード



更にドアは開き



1人じゃ無理だ… このままじゃ開けられる…



御見内「ぐっ エレナぁ! 手を貸せ」



御見内がそう発した瞬時



エレナ「道 手を離して」



エレナの声に目を向け、パッっとノブを手放した御見内がサイドに身を退いた。



エレナが射撃態勢でアサルトライフルを構えていた為だ



バン



そして勢いよくドアが開かれ、ビキニのおっさんが顔を覗かせた瞬間



タタタタタタ



オートで弾丸6発が胸に撃ち込まれた。



バスタードの身体は弾かれ、廊下に投げ出されると



バタン



御見内がドアを閉め、すぐに鍵を掛け、チェーンロックまで掛けた。



御見内「サンキュー」



エレナ「何今の…? 女の身体におじさんの顔って…」



御見内「例の継ぎ接ぎ人形だろ」



バン バン バン



エレナ「気色悪過ぎよ…」



外から扉の叩く音が鳴る



御見内「貴重な銃を奪われた」



バンバンバン  バン



エレナ「どうする?」



御見内「そうだなぁ~」



御見内は立ち上がり土足で進入、ベランダへと歩き出した。



エレナはそれには抵抗があるのか靴を脱ぎ、両手で持ちながら御見内の後に続いた。



そして窓を開け、ベランダに出た御見内が上を見上げた。



寒気が身に染みる深更過ぎ



しんしんと降っていた粉雪もコンコンとした綿雪へ変わり、手摺に積もる雪、街が次第に白色に染め上げられていく中



顔に溶けた雪を拭い、御見内が手摺から身を乗り出し、上階を見上げた。



御見内「ここから上に行くのは厳しいな…」



エレナ「えぇ 無理よ」



唇を噛み締め、下階を見下ろした。



御見内「っとなると 下の階に移るしかない」



エレナ「どうやって? ここ3階だよ 落ちたら大怪我じゃ済まないよ」



御見内が手首に巻きつける打根の紐を解きながら口にした。



御見内「これをロープ代わりに使う」



そして手摺の格子にきつく結びはじめた。



エレナ「え?それで降りるの?」



御見内「この部屋から出れない これしか方法ないだろ」



エレナ「切れないよね?」



御見内「大丈夫 頑丈な紐だ 先行くぞ」



そう言うと手首に紐を巻き付け、手摺を跨ぐやそのまま降下した。



そしてすぐ下の階の手摺を掴んだ御見内が叫んだ。



御見内「よし いいぞ 来い」



エレナ「うん」



エレナは小銃を肩に掛け、紐を手繰り寄せた。



ドアの殴打音が止み、玄関に視線を向けながら引き寄せた紐を自らの手首に巻いて、手摺を跨いだ時だ



バン



激しく扉が開かれ、室内を移動



そして



ガシャー



窓ガラスのブチ破られる音が鳴った。



エレナが飛び降りる寸前目を向けた先



隣りの部屋の窓ガラスが破られ、小さな破片が飛び散り、落ちて行くと共にバスタードがベランダに現れるのを目にした。



御見内「エレナ 急げ」



エレナが降下



下で待つ御見内が落ちてきたエレナの手をガッチリと掴みキャッチした。



その時だ



這うように手摺を乗り越え、バスタードも四足行為で壁を移動



落ちて来たバスタードが御見内等の真横へ突如現れた。



御見内がぶら下がるエレナの手首を掴み、引き上げると同時にエレナは肩に掛けた小銃を素早く片手に取った。



平行して手摺の格子にしがみつきぶら下がるバスタードが…



無表情で不気味なおっさんが…



「かぁぁ~~~~ぺっ」



タンを吐き捨て、こちらに顔を向けてきた瞬間



エレナが脇に抱える射撃姿勢で単発発射



トリガーを引いた。



タンタン タン



頬や眼球に弾丸が命中



バスタードはたちまちその場であがき、落下していった。



だが… 落ち行くバスタードを見下ろすエレナの目には…



落下寸前 掌を壁に貼り付かせたバスタードの姿が映った。



エレナ「道 早く上げて あいつ落ちてない 来るよ 来る」



エレナが引き上げられた。



御見内「少しダイエットしろ」



エレナ「失礼ね」



御見内が窓ガラスに触れると



パリーン



小銃のハンマー部分でガラスが叩き割られ、窓が開けられた。



エレナ「行こ」



2人は入室、フローリングを横切るその中央で御見内がいきなり立ち止まった。



エレナ「道 行くよ」



ジッと外を見つめる御見内の背後から扉を開き、呼びかけるエレナ



エレナ「何してるの? 早く行こう」



御見内「あぁ…」



数秒間ジッと凝視、その場をあとにしようとした時だ



手摺に掴まる影が見え、這い上がってきたと思いきや



カサカサと四つん這いな人影が部屋に入り込んで来た。



また



タタタタタ



エレナ「きゃ」



廊下では銃撃され、エレナはたまらずドアを閉めた。



窓際で人影が立ち上がり、ゆっくりと退いた御見内、エレナが対面したバスタードから発せられた。



「お命頂戴寸前まで肉体的ダメージを受けて候(そうろう)」





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