第99話 アガり症は損です

 朝。

 それは雄鶏が夜の終わりを告げ、曙が空を彩る神聖なる時間。


 朝に布団の中にある自分を自覚し、そこから出ない事を選んだ瞬間に訪れる安らぎは、誰しも一度は――或いは幾度となく経験した事があるだろう。こと寒い日は、外の凍える寒さを自覚するが故に布団の中の温もりから逃れられなくなる。


 時間に追われる社会的動物である人間がその微睡まどろみに身を任せることを許された時間は、余りにも短い。だからこそ誰もがこの微睡の安寧を我が子のように大切に抱きしめて、人は眠る。

 そう、例えどんな妨害があっても……。


「おっ、おいコラ! アマル、お前起きろ! 早くっ! 今のうちに話しておかないと時間が無くなるだろうが!」

「むみゃ~~~……ろぉひて髪切ったらけれフるんよぉ~~……ヤケ食いしたるぅ……」

「馬鹿お前、夢の中でこれから食べようとするなっ!? お前絶対それ後で『もうお腹いっぱい』って続く奴だよ!?」


 そこには、布団を引き剥がされ激しく揺られながらも微妙に悪夢を見ているらしいアマルと、それを必死に起こそうとするコーニアの姿があった。


 昨日にとある話を聞いてしまったコーニアは、リスクを承知で宿直室からアマルの部屋の鍵を盗み出した。彼女が猛烈な寝坊助である事は知っていたため、彼女が起きるのを待っているのでは話を伝えきれないと踏んだのだ。だから彼は、ゴートと教官の立てた卑劣な計画と自分なりに考えたその対策を伝える為に彼女の部屋に入り込んだ。


 ところがこの女、起きない。

 布団を引っぺがしても起きないし揺さぶっても起きない。

 いくら馬鹿とはいえうら若き乙女である彼女にそれをするのは抵抗があったが、足の裏やわき腹をくすぐるという半ばセクハラな起こし方も実行した。しかし足の裏は触った瞬間に蹴られ、脇腹は触った瞬間に心臓に正確無比な掌底が叩きこまれて既にコーニアは満身創痍だ。

 しかもこの迎撃はオートであり、当人に目覚める気配は一切ない。


「はー、はー……畜生、何でお前はそんなに鈍いんだ……ッ!」


 額の汗をぬぐいながら、コーニアは毒づく。せっかく人が貴重な情報を抱えてやってきたのに、アマルは寝言で「タンしお四皿ぁ……」と謎の台詞を吐いてふにゃふにゃ笑うばかりで一向に覚醒する気配がない。夢の中でも飽きっぽいのか、悪夢は過ぎて幸せな夢に移行しているようだ。

 いっそ頭を殴って目覚めさせてやろうか――そんな考えが頭を過った刹那。


「……貴方、何をしてますの?」

「え?」


 その言葉に呆けて後ろを振り返ったコーニアの目線の先には、アマルの部屋にいつのまにやら侵入していたロザリンドがいた。

 中で騒ぎすぎたせいで不審に思い、中に入って来ていたようだ。


 ――さて、ここで現在のコーニアの状況を客観的に振り返ろう。


 彼は鍵がかかっている筈のアマルの個室に朝っぱらからどうやってか入り込み、その息は荒く汗をかいている。そして彼の目の前には布団をはぎ取られ、更に衣服が乱れたまま眠るアマル。果たして、何の予備知識もなくこの光景を見た人間はコーニアの事をどう評するだろうか。


「破廉恥な男ですわね」

「えっ」

「確かに年頃で若さを持て余している事は理解できないでもないですわ。しかし、だからといって合意もなく……それも露呈した時のリスクを考えて平民の女を狙っての夜這い……いえ、朝這いとは」

「……ハッ!? ち、違う! これはそういうのじゃないんだッ!!」

「往生際の悪くて破廉恥な男は皆そう言うのです。しかして、実際に取り調べしてみると九割九分九里は違わないのです」


 スッと目を細めたロザリンドの体は既に徒手での臨戦態勢に入っている。

 向けられる視線は汚物か、或いは哀れな生物を見下ろすように峻酷だ。


「ま、待ってくれ! 俺はアマルが嵌められるのを防ぐために……!」

「ははぁ、寝ずの番でもしていたと? 言われてみれば確かに目の下に隈が……夜から。ほう」


 ロザリンドの指が自然と虎の牙を彷彿とさせる攻撃的な形状に変化する。

 コーニアは知る由もないがこれは王国護身蹴拳術・虎顎の型。数多くある蹴拳術の中でも最も攻撃的とされ、騎士団だとフィーレス先生が一番得意な型である。

 そのコンセプトは『虎の如く喰らいつき、抉る』。

 一度ひとたび掴まれれば致命傷は免れないという恐怖の構えである。


「い、いや寝不足なのは違うんだ! お前は致命的な誤解をしているぞ! とにかく伝える事が……!」

「事後報告ですの? 控えめに言って、死んだ方がよろしいと思いますわ」

「ああもう、何故こうなってしまったぁーーーーッ!?」

「むにゃむにゃ……ヤキニクにソーセージは邪道だよぉ……」

「畜生、お前が早く起きないからぁぁぁぁ~~~~ッ!!」


 数秒後、アマルの部屋にカエルが潰れたような間抜けな悲鳴が響き渡った。

 もちろんアマルはそれでも幸せそうな顔で夢に浸ったままだったが。




 ◇ ◆




 その日、とうとう二日目の試験――実技試験が始まった。

 ただしそれは、一部を除く候補生たちを動揺させる突然の発表という波乱の幕開けとなる。


「今年はより実戦的な部分を評価するために、諸君らの知る試験要項を急遽変更する事になった!」


 ざわめく生徒たち。彼らの目の前に張り出された大きな紙には、なんと士官候補生全員参加のトーナメント票が設置されていた。しかもこれは勝ち抜けだけではなく負けた者同士でも試合をすることになっており、一人につき最低でも二戦は行う構造になっている。


 今までに一度も取られたことのないルールに、周囲に緊張が走る。

 同じ学び舎で訓練を受けた者同士、どれほどの実力差があるのか、又は本当に勝てるのか――それは唯の緊張ではなく、得体の知れない高揚感を内包している。

 しかしその中にあって、一人だけほくそ笑んでいる存在がいた。


(さて、ここまでは計画通り……そしてこれからも計画通り! そう、すべてはこの私の計画の通りッ!!)


 古式な貴族特有のカールを何段も重ねるように巻いて、さながら著名音楽家のようなセットが面倒くさそうな髪型をしているその男の名はゴート。フルネームはゴート・オクトヴィッチ・セコダイスキーといい、セコダイスキー伯爵家の跡取り息子である。


 セコダイスキー家は古くから王家に仕える身であるが、王家からしたら「あ、こいつの名前また見たな。よく見るわぁ」と思われている程度の非常に微妙な家系である。代々聖靴騎士団のナンバーツーの地位に座り続けているので名門と言えば名門だが、陰では一度も団長まで出世した人がいない為に永遠のナンバーツーと揶揄されている。……とはいえ逆を言えばワルスキーの下にいればそこそこの推移で安定した街道を歩けるので下位の特権階級からは安牌として見られているが。


 で、そんな安定性を武器に三人の平民士官候補を舎弟にしたゴートの脳裏には、教官と共に立案計画した自称完璧な絵図が描かれていた。


(ククク……教官としてはロザリンドさんと憎っくきヴァルナの盟約を破綻させることだけが狙いのようですが、このゴートは違う! 我が父と騎士団をコケにしたあの男が騎士にしようとする娘を絶望のどん底まで突き落し、再起不能にし、そのうえでロザリンドさんを聖靴騎士団に招き入れてバックを盤石にする!! これが貴族の完璧な計画というものなのですッ!!)


 ゴートの計画ではこうだ。

 まずはしもべ一号のシモーヌがアマルとぶつかり、ここで泥試合を演じてアマルの体力を低下させつつ態と僕に敗北させる。これによってシモーヌ・アマル両名を底辺実力者に見せることで勝利分のポイントをマイナスに落とす。それでも勝たせるのは、この学校で最後の華を持たせるのと、自分自身の手で痛めつける為だ。

 その間、ゴート本人は僕二号のカミールと八百長試合で難なく勝利。

 こうしてコンディションガタガタのアマルと相対したゴートは悠々と勝利するという寸法である。


 ついでに余った僕三号にしてシモーヌ・カミールとどっこいどっこいのヘッポコ剣術を使うヨコヲヲ(名前が言いにくいので周囲からヲっさんと呼ばれている)を本気でロザリンドにぶつけてボロ負けさせる。これによって彼女はこう思う筈だ。


『高貴なるこのわたくしがあんなに時間を割いて教えてあげたのに、こんなヘッポコ剣士と互角の剣士にあんなに苦戦するなんて……やはり平民に可能性などありませんでしたわ! ああ、役立たずでウザくてヘッポコで生きている価値のないウジ虫アマルをゴート様が成敗してる姿が美しい!』

『ははは、やっと悪い夢から覚めたんだね、ミス・ロザリンド!!』

『ゴート様!』

『ロザリンド!』

『ゴート様!』

『ロザリンド!』


 ……万一この発想がロザリンド当人に知られれば、今朝に彼女がコーニアに見せたそれと同レベルの神妙な顔で「控えめに言って、死んだ方がよろしいと思いますわ」と言われる事請け合いの恐ろしく陳腐で意味不明な妄想である。率直に言って気持ち悪い。


 このような妄想を抱いている時点で彼がロザリンドの心中を欠片も理解できていないのは明らかなのだが、訂正する人はいないし彼自身ちょっと妄想癖の激しい所があるので内容に関してはスルーし、アマルを落とす計画については教官がトーナメント内容を決めたので問題ない。


 更に念には念を押してもう一つの仕掛けもしている。ついでにしもべたちにハンドサインでの指示まで教えているので、アマルが予想以上に強くなっていてもサポート出来る。後は下処理を終えたアマルをじっくりと痛めつけ、往生際が悪いようなら骨の一本でも折ってやれば音を上げる筈だ。

 仮に少々『間違い』があっても、審判も教官なので融通を利かせてくれる。


 こうしてみると、おかしいのはロザリンドの件だけであってアマル対策に関しては中々に手堅い布陣で挑んでいるのが微妙に腹立たしい所である。

 とにかくそういう訳で、第一試合の場にアマルとシモーヌが立つ。


「士官候補生、アマルテア! よろしくお願いします!」

「……候補生……シモーヌ……ょろしく……」


 シモーヌは、一言で言えば根暗な女性である。

 喋るとボソボソとしか喋れないし、前髪が邪魔で何処を見ているのかよく分からない。平民メンバーの中では勉強が出来る方ではあるが、差異は団栗の背比べである。

 彼女がゴートの僕になったのは、ひとえに僕でいれば取り合えず人と一緒にいられるし指示も受けられて自主行動が減るから。彼女は自分で物事を決めるより他人に役割を押し付けられた方が気が楽なタイプだった。


(ゴートさん……ここは、打ち合わせ……通りに……)

(ええ、防御に徹して有効打を取られなければよいだけです!)


 シモーヌの首が微かにこちらを向いたので、ゴートは小さく頷く。

 彼女の剣の腕は以前のアマルよりはいいが、全体で見れば底辺。

 とはいえもとより積極的な性格ではないため、防御や避けは他人より少し優秀だった。


 対してアマルは、少し様子を見た限りでは六の型・紅雀しか使えない突撃馬鹿である。必然、突撃ばかりしてくるに違いない。馬鹿な彼女が器用な立ち回りを出来るとゴートには思えなかった。ならば、猪のようにひたすら突進してくる彼女をいなし続ければ、勝手に消耗して次の試合ではバテバテになる筈だ。


 少しへっぴり腰ながら両手でしっかり木刀を握りしめるシモーヌ。

 利き手で木刀を握って申し訳程度に構えるアマル。

 恐らく奥義を一つ覚えたことで調子に乗っているからこその余裕なのだろうが、その自信はすぐに崩れ去る。それを思い知らせんが為、審判の教官が高らかに手を挙げて叫ぶ。


「試合……始めッ!!」


 瞬間、シモーヌは正面から襲い来るであろう衝撃をいなす為に正面を見た。


「……!?」

「……?」


 ――仕掛けてこない。

 まさかの睨み合い続行である。


 アマルはその場から一歩も動かずにじいっとシモーヌを見ていた。それどころか逆にシモーヌが動かないことを不審に思い、ちらっと目線で審判に「開始の合図したよね?」と確認を取っている。言わずもがな審判の教官も困り顔だ。

 一方のシモーヌも話が違うとばかりにゴートを向く。一体いつアマルが仕掛けてくるか分からないため、ある意味命懸けの視線である。当てが外れて戸惑うゴートだったが、しかし彼女に現状維持のサインを小さく伝えた。


(ほ、ほう……無策に突っ込まないとは流石ですね! しかし、真剣勝負とはいつどのように相手が仕掛けてくるか分からないモノ……おつむが弱く集中力のない彼女は、待っていればあちらから勝手に突っ込んでくる筈です! そう、神経をすり減らす為の……これは次善の策ッ!!)


 試合開始から三十秒が経過。

 周囲が何故か動きのない二人に「日和ってるのか?」「いや、高度な読み合いかもしれない」「アマルに限ってそれはないわー」と小さな声で会話する中、とうとうアマルに動きがあった。


「構えてるのめんどい」

「!?」


 アマル、早くも構えを解く。

 しかし試合時間は刻一刻と経過している。

 普通なら構えを解いた相手など仕掛ければ簡単に勝てるのだが、シモーヌは全く思惑通りに進んでいない状況におどおどして構えを解かないまま必死にゴートに次の指示をねだる。彼女は他人の命令に縛られ過ぎて独自の行動が取れない人間だった。

 そして、ゴートも実は予想外の事態には弱い性格だった。


(ほ、ほぉう。構えに使う体力を温存する作戦に出ましたか! しかし隙だらけなその姿、格好の的……と言いたい所ですがこのゴートはそんな陳腐な誘いには乗りませんッ! そう、無理な態勢からでも貴方が奥義を放てるよう訓練していたことぐらいならこの私も把握済み! その姿はシモーヌに先手を譲って後手必殺とする戦略と見ました! ならば指示は変わらない! 我慢で待たせて集中力を削って差し上げましょうッ!!)


 試合開始から二分経過。

 いつ繰り出されるか分からない突きに怯えて構えを解けずに少し震え始めたシモーヌと、ブラブラ木刀を振って退屈そうなアマルはまだ激突しない。周囲もいい加減に飽き始めているのか、「早くしろー!」と野次まで飛び始めていた。

 そんな中、とうとうアマルにも大きな動きがあった。


「ふあぁ……ヤバ、眠くなってきた」

「……っ!!」


 試験でまさかの大あくびである。周囲が「やっぱりアマルだった」と小さく呻いた。

 とはいえ剣術試験はあくまで剣術に重きを置くので態度が悪い事は許容される。何故かと言うと、真剣勝負前後の特権階級は割と口が悪いので規制が緩くなっているのである。自分たちのルールを平民に適用する羽目になるとは先人たちも思っていなかっただろう。


 アマルは余りにも退屈を持て余しすぎて足場の土を木刀の先端でかりかり引っ掻き始めた。もはや隙とか構えといった次元に収まらないレベルの態度である。ここに来てゴートは自分の思惑が面白いくらいに大外れしている事に気付いた。


(あ、あの女ぁ……全然集中していない! 緊張もしていない! ただ突っ立ってるだけ!? 逆にシモーヌが緊張と精神の摩耗でフラフラし始めているではないか! 消耗作戦を逆手に取られているというのか、天然でッ!?)


 しかし、とゴートは頭を振る。

 そうだ、どちらにしろあの女は油断している。

 フラフラしながらしきりにこちらに顔を向ける挙動不審なシモーヌに攻撃指令を出すには今しかない。というか、既に機を逸している感はあるが……ともかく、こうなれば紅雀の最大の弱点である超近接戦闘で無理やり彼女を消耗させるしかない。

 ゴートは迷わず攻撃のハンドサインを彼女に送った。


 サインを見た彼女は、フラフラしながらも待っていましたと言わんばかりに足に力を込め、一気に彼女に肉薄する。優秀ではないとはいえ剣術を叩きこまれた彼女はなかなかの速度でアマルに接近し――その木刀を縦一直線に振り下ろす。


「五の型、鵜啄うたく……やられちゃえっ!」

「え? わっ、危なっ」

「――へ?」


 極限まで集中力を振り絞ったシモーヌが放った渾身の一振りは、アマルがひょいっと体を横に逸らしただけで盛大に空振り、地面に木刀が激突。集中力の低下に加えて避けられる可能性を考える余裕もなかったシモーヌは前へとつんのめる。

 余りにも隙だらけな姿をアマルはほんの少し戸惑いながら見つめていたのだが、やがてちらっと審判に「仕掛けていいんだよね?」とアイコンタクトを取りつつ木刀を持ち上げ、小突くようにシモーヌの首筋をべしっと叩いた。シモーヌはフラフラのヨロヨロな所にさらなる追撃を受け、とうとう頭から地面に突っ伏した。


「へぶっ」

「……え、ええと。大丈夫?」

「……ぐすっ」


 地面に突っ伏し、木刀を手放したシモーヌはもはや顔を上げようともしない。彼女の精神と肉体は、色々と限界だった。教官は一瞬物言いをして仕切り直しにしようかと考えたが、シモーヌが声を押し殺して泣き始めたためこれ以上やらせるのも可哀そうだと判断したらしく、一回戦から既に激しく疲れた面持ちで手を挙げる。


「そ、そこまで! 勝者、アマルテア! ……何なんだこの試合は」

「全然嬉しくないというか、戸惑いしかないんですケド」


 とっても微妙そうな表情で呟くアマルに、それはこちらの台詞である、と言わんばかりに一部を除く周囲はがっくり肩を落とした。何なのだろうか、この無駄に疲れるだけの泥試合とも呼べない見ごたえのない戦いは。これなら指相撲で勝負した方がまだ盛り上がるというものである。

 ぐずりながらヨロヨロと試験場を後にするシモーヌの哀愁漂う小さな背になんだかやるせない思いを抱きながら、アマルは思う。


(ロザリーの言う通りにしたけど、本当にこんなんでよかったのかなぁ?)


 こうして変則実技試験緊張の第一回戦は、前代未聞な緊張感のない幕開けとなった。

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