第3話 嫉妬
それから私は
『おはよ!』
『おはよー』
など小さいやり取りをしていた。
そんなある日、お兄ちゃんのタイムラインを見てた。
そこには『部活を辞めたい、』などが書かれていた。
私はどうしてか気になった。
『お兄、タイムラインの部活のやつ見たけど、どしたー?』
『ん?あー、なんもないよー』
『いや、なんかあるでしょ!言ってよ』
『大丈夫!まぁひとつ言うなら先輩と喧嘩しちゃった(笑)』
『そーなん?』
『うん、まぁ俺がいけないからさ!』
『そっか、なんかあるなら言ってよ?』
『おう!サンキュ!』
お兄ちゃんはサッカー部なのだ。
とても上手くてみんなから期待されてるらしい。
この前、お兄ちゃんにサッカーのユニホームを着てる写真を見せてもらったことがある。
日焼けしててとてもかっこよかった。
私はそんなお兄ちゃんのことがいつの間にか気になってた。
『ねぇお兄ってさ、ウチ以外に妹っているの?』
気になったから聞いてみた。
『いるよ、あとほか2人』
『そっか、』
(そりゃぁ、、いるよね……って何嫉妬してんだ?私、、)
『うちさー、妹多い人あんま好きやないんよねー』
『そーなん?』
『うん、なんかあんま構って貰えないと思うし』
『そー?俺はめっちゃ構うよ?』
『うーん、お兄ちゃんとして取られるの嫌だな』
『大丈夫よー、零夜が1番お兄のこと独り占めしてるから笑笑』
『そーなの!?』
『うん笑笑他の人はLINEあんまこーへんもん』
『そっか!良かった!ヽ(*´∀`)ノ』
『そろそろご飯食べるから行くねー、ご飯食べたら通話する?』
『する!』
『りょーかい!じゃあ食べてくるね!』
『うん!わかった!』
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