2日目

モブ爺の死体が発見され、動揺する人々。。

ソフィア「えっとこれって、人狼に襲撃されたってことでいいんだよね?」

ゲイル「そうに決まってるだろ!!早くここから脱出するぞ!」

アンナ「私も無理!!!早く出よう!!」

ガチャガチャガチャガチャ...

GM「特殊な鍵がかけられています。ではこの後どうするか皆さんで話し合ってください。」

クリス「おい!無責任だぞ!」


クリスが言い終わる前にGMの姿が屋敷から消えてしまった...

ロディ「えっと、どうしますか?」

メリル「この中に人狼がいるのは確かなんでしょ?夜になる前に何かしないとまた誰かが襲われるよ?」


しばらくして...


トーマス「そうだっっ!」

リリアン「ひぇっ!!びっくりしたわ!」

トーマス「日が暮れるまでに話し合って、誰かを処刑するのはどう??人狼を処刑できたら平和になるわけだし。」

チャン「いいね!それ!それが一番安全だと思う!」

フェイ「この意見に賛成の人!手あげて!」

全員「(スーッ)」

カミラ「まさかの全会一致ね...」

トーマス「よし!それで決まり!」


一方...

強欲な人狼「ねぇどうする?」

賢狼「それぞれの判断に任せる。支障が出ないようにね。」

強欲な人狼「分かった。」


マイク「ん?何か紙が落ちてるぞ!」

スーザン「何が書いてあるの?」

~人狼を見つけるためのヒント~

この15人にはそれぞれ役職があります。

今回はその割り振りを特別にお伝えします。

市民×3

賢者×1

霊能者×1

医者×1

呪われし者×1

猫又×1

新聞配達×1

ギャンブラー×1

強欲な人狼×1

賢狼×1

妖術師×1

ゾンビ×1

ゾンビマニア×1


アンナ「この中には人狼が2人いるってことね。」

リリアン「早く探そ!!!」

ゲイル「じゃあまず、賢者出て下さい。」

スーザン・ソフィア「(スーッ)」

トーマス「その2人ね。結果は?」

スーザン「私は、フェイを占ったけど人狼じゃなかったよ。」

ソフィア「私は、ビルを占って人狼じゃなかった!」

メリル「じゃあ少なくともその二人は人狼じゃないってことでいいか。」

サンドラ「いや?妖術師が人狼に人狼じゃないって出す可能性もあるよ。」

メリル「それは、厄介だな。。」

マイク「皆、誰が人狼だと思う?」

トーマス「アンナが人狼だと思うのじゃ!」

アンナ「え!?私?」

トーマス「だって、今日ずっとそわそわしてるではないか。変な汗もかいてるし。」

アンナ「この中から誰か死ぬんだからそわそわして当然でしょ?」

ゲイル「疑い始めたトーマスも怪しい。」

トーマス「それアンナをかばってるんじゃないだろうな?」

ゲイル「はぁ?」

ロディ「皆怪しいのは当然だろ。」

チャン「ちょっと落ち着こう。」

スーザン「じゃあさ、それぞれが怪しい人に投票すればよくない?」

カミラ「それでいいと思う!!」

リリアン「じゃあ日没まで待つ?」

アンナ「ちょっと待って!」

ソフィア「どうした?アンナ。」

アンナ「私、新聞配達です。。。」

ビル「えっ...」

クリス「はぁ?俺が新聞配達だよ。何嘘ついてんの?」

アンナ「嘘ついてる人なら何でも言えるよね!!!」

チャン「まあまあ落ち着いて。。」

ゲイル「新聞配達が2人出てきたか。。。俺は、新聞配達が重要だからこの2人以外に投票する。」

トーマス「僕は、この2人のうちどっちかに入れるぞ。」

フェイ「とりあえず、個人で投票しよう。。」

ソフィア「この2人の中に確実に人外がいるから、投票してしまった方がいいんだけれども。」

ビル「私は寡黙な人に入れるぞ。寡黙な人は人狼っぽいからな。」

スーザン「なんでそうなるの?」

ビル「人狼は、昼の間に嘘をつかないといけないし、どこを襲撃するかも考え、なお且つ、占われたときの言い訳も考えている。やることが多すぎて黙っているのが普通じゃよ」

メリル「でもそうとは限らないよ!」

ビル「そりゃそうだけど。。」


またしばらくするとGMの姿が屋敷に現れた。

GM「間もなく日没です。自分が処刑したい人をこの紙に書いて箱に入れて下さい。なお、ギャンブラーの人は、票を貯める場合は票をためますと書いて、貯めること。投票する場合は、名前を書いて下さい。」


投票後...


GM「投票結果を発表します。」


全員が固唾を飲んで聞いている。


















アンナ2票



















クリス2票



















ビル2票






















ロディ4票



















リリアン4票









以上


メリル「え?この場合どうなるの?」

GM「最多得票者が複数人いる場合、ランダムで処刑します。処刑する人は...」

ロディ「俺はやめてくれ...」

リリアン「私にならないで!!!」




























GM「ロディです。。」


























ロディ「嘘だろ...」

GM「それでは処刑台にお上がり下さい。」

サンドラ「え?何?嘘でしょ?」


ついさっきまでなかったロープのあるハンガーラックのようなものがある。

綺麗なロープで、高さも十分にある。人を吊るには高さも十分だろう。


GM「さあここに首をかけて。」


ロディは言われたとおりに首をかける。


GM「何か言い残したことは?」


ロディ「助けて助けて助けて助けて....」

GM「分かりました。それではさようなら。」

GMが後ろにあるもう一つのロープを引くと急にロープがハンガーラックの上の棒の方に引き上げられる。それによって、首が絞められている。ロディが苦しんで必死にほどこうとしているがどんどん絞まっている。あまりの生々しさに、皆は泣いたり、喚いたり、叫んだり、色々な声が屋敷に鳴り響く。呆然としている人もいる。そして首を絞め始めて1分、ロディは最後の力を振り絞ってほどこうとしたが、力尽きた。

その瞬間、屋敷が静まりかえった。


ソフィア「嘘...」

ビル「本当に死んだのか...」

GM「それでは今日の処刑を終了します。それでは皆さん、おやすみなさい。」


GMは、ロープを切り、息絶えたロディを引きずり奥の部屋に連れて行く。

泣き声が聞こえるまま残された14人は不安な夜を迎える。

一方その頃...




強欲な人狼「よし、とりあえず俺らは吊られなかったな。」

賢狼「えっと確か、呪われし者を襲撃すればいいんだっけ?」

強欲な人狼「それっぽい人襲撃すれば?」

賢狼「そっちは2人噛むの?」

強欲な人狼「それはひ、み、つ!」

賢狼「(ドン引き)」
























賢者と妖術師は誰かを占い、医者は誰かに注射し、ゾンビは誰かを感染させる。

皆が不安な夜を過ごす。

そして...






















---深夜---

ワオーーーン!!



























また、狼の遠吠えが鳴り響く!!

果たして犠牲者は現れるのか?

そして、この後ゲームはどうなっていくのか!?


2日目 終了




概要

市民3

賢者1

霊能者1

医者1

呪われし者1

猫又1

新聞配達1

ギャンブラー1

強欲な人狼1

賢狼1

妖術師1

ゾンビ1

ゾンビマニア1






data

生存者

スーザン サンドラ ゲイル トーマス

クリス メリル フェイ アンナ カミラ

マイク リリアン ビル チャン ソフィア

残り14人

死亡者

(処刑)

ロディ

(死亡)


(無残)

モブ爺


CO(カミングアウト)一覧

賢者CO

スーザン、ソフィア

新聞配達CO

クリス、アンナ


明日は、ゾンビ陣営大ピンチ!?

次回もお楽しみに!!

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