フレーリュ教の信者は洗礼にシナ川の沐浴が慣習とされている
フレーリュ教の信者は、洗礼にシナ川の沐浴が慣習とされているが、ご存じの通り夜は不浄とされている。それ故、夜間の周りは閉鎖されている。
しかしそのある年、監視していた夜光猫の瞳に、真夜中に川の人影が映り込んでいた。警備はすぐさま駆け付けたが正体を掴めず、以降同じような事が連日起こった。
数日後、警備の強化に夜光猫を一頭増やしたが、その猫に人影は見つからない。代わりに、前から移していた夜光猫だけがその人影を映していたそう。
それ以来、その夜光猫が亡くなっても、その眼球には時折川の人影を映すらしい。
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