応援コメント

第4話 なぜ中世が多いか」への応援コメント

  • 手づかみもそうですが衛生観念をそのままは……。
    ただよく話に上がる「お風呂」は中世人はわりと利用してたそうです。
    大都市の地下に下水道があれば衛生レベルも上がるし、冒険の舞台にもなるし一石二鳥ですね。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。古代ローマ時代には公共浴場というものはどこの都市にもあったようですがローマ帝国滅亡後は廃れていったようなイメージがあります。しかし中世の時代にも意外とお風呂は利用されていたみたいですね。必ずしも不衛生な環境というわけでもなかったのでしょうか。逆に時代が経つにつれ 中世後期や近世あたりになると入浴の習慣が次第になくなっていった・・・・という流れがあるらしいです。そのため 長期間お風呂に入らないことによって生じるにおいをごまかすために香水などがよく使われるようになったとか。
     近世になるまでは、下水や汚水の処理も川や道路に投げ捨てるなどのような現代の衛生感覚からすると信じられないような状況だったらしいです。そのためペストや伝染病が広まりやすい環境だったらしくそれを防ぐために下水道の整備が近代の欧米諸国で進んでいきました。
     おっしゃる通り地下の下水道は考えようによってはダンジョンみたいですしそういうストーリーは冒険心をくすぐるような展開になりやすいですね。ゴブスレにもそういう話ありましたっけ。

  • 自分もこの辺りは、明らかにゲームの存在が大きく影響してると思います。
    一番大きいのは仰る通り某エニックス作品ですが、某スクエア作品の影響力も無視できません。
    あちらは徐々に世界観がファンタジーに近代文明が融合してきた流れがあり、ファンタジーに科学技術を織り混ぜた世界観を肯定的に受け入れ易くさせる風潮に一役買っていると思われます。

    源流を辿るとこれらだとは思うのですが、後にこれらの影響を受けつつも独自のゲーム的中世世界観を持つオンラインRPG(いわゆるMMORPG)が数多く登場しました。
    所謂なろう作品には、明らかにオンラインRPGを意識した世界観が数多く存在してるので、直接的な影響力はこちらが大きかったのかも知れません。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    おっしゃる通り昔からあるRPGゲームが異世界作品に与えている影響というのは、かなり大きいものがあると思います。エニックスやスクエアの超有名作品、日本では知らない人はあまりいないと思います。実際にプレイをしなくてもその存在は誰でも知っているだろうし、その世界観も多くの人々に知られていると思います。(中世風世界をベースにした冒険ストーリーといったあたり)
     これは書き手と読み手の基礎認識における共通プラットフォーム的なものが最初から整備されている状態であるといったことになると思っています。いちいち書き手は世界観における細かい説明などをしなくても多くの読み手はその世界観を最初から理解し共有できます。
     逆にこういうRPGゲームがほとんど無いような国の人々が異世界転生もののストーリーを読むとどんな風に思うのだろうか、などといったことを思うこともあります。


  • 編集済

     中世風の異世界はゲームやアニメ等で刷り込まれているのかなと思います。
     手づかみで食事するシーンとかは現代的に見ると汚ならしく見えるからかでしょうか。 食事がパンばっかりの作品とかく見るとそこはぼかしてるのかな?
    中世風ファンタジーでシャワーがあったり、ヤカンで珈琲を沸かして飲んだり、ガウン着て寛いだりするのも僕はこの世界ではそういうものだと気にならない方なんですが気になる人は凄く気になって違和感があるのかな。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。中世風の異世界はロールプレイングゲームでの刷り込みは絶大でしょうね。ドラ◯◯クエ◯◯とかが特に。ドラ◯◯クエ◯◯自体がなぜ欧風中世風なのかといえば、4話に書いたような やはり日本人に「イメージしやすい」非日常の世界観なんだろうかなと私は思ってます。ロールプレイングゲームの発祥は欧州だということもあるとは思いますが。
     物語の食事のシーンでいきなり主人公やヒロインがなんの説明もなく料理を手づかみで食べるシーンなどが出てきたら読んでる方は、え?え?え? と思ってしまうかもしれません。そっちの方が中世に即した描写なんでしょうけど 読み手の側がそこまで中世の生活も知らないし、あくまで読んでるのは現代日本人の読者ということから食事風景もそれに合わせる方が 読者側が安心するんだろうと思います。私自身は あれ?中世の段階の時代にこんな物や習慣あったっけ?と感じたりすることはあるのですが、そもそも物語の本筋から離れた余計な感想ですから基本はスルーです。