応援コメント

第33話 奨学金と進学と大学」への応援コメント

  • 学卒一括採用は確かに社会人の大学進学の希望を絶たせますね。こちらでは僕と同じくらいの年齢(20代後半)の人が「前はエンジニアだったけど今は歯医者目指して学校通ってるよ」ってスキー場のリフトで話していたりするので、やっぱり手に職があれば就職できる社会と言うのは、学歴は投資ですからね。学ぶ意義が出てきます。

    ただ、残念なことに奨学金破産はこちらでも選挙のネタになるくらい問題になっていて、貧困層はそもそも通えない可能性が出てくるのも事実。同じ町なのに道を挟んであちら側はホームレス街なんて光景はないですから、バランスが難しいなぁと思います。

    ただ尖った才能を出すには、飛び級、落第、留年、年齢にこだわらない教育制度を目指すべきですね。教育格差が出るでしょうが、それをコストと割り切れるかどうかで方針が変わりそうです。

    作者からの返信

    Askew 様

    コメントありがとうございます。教育の問題を語るときに、Askew様がおっしゃる通り、格差の問題も言われますね。確かに等しく教育の機会を与えるというのは理想であるとともに必要なことだとは思います。

     しかし、よくこの問題で言われるときの憲法の規定、所謂義務教育条文ですが、その前にもう一つ条文があります。それは

    「その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」

     というものです。この「能力に応じて」という事が実はあまり取りざたされないのは不思議です。とは言え、結構当たり前に運用されている面もあります。それが「入学試験」です。本来「均しく」教育の機会が与えられるべきならば、この入試はかなり不要な手続きです。しかし、「能力に応じて」となると状況は違っています。

     そう考えると、今の日本などは、そもそも能力が足りない人まで「とにかく大学へ」という感情が前に出すぎているのではないかと思います。

     ちょっと話がずれましたが、今後ともよろしくお願いいたします。

  • こんにちは。一度就職した人間の方が「大学で学んでおいてよかった」と実感するのは同意ですが、就職した人間が大学で学業に時間を割くのは困難かなって。
    資格勉強すら時間のやりくりに苦労しますからね。
    そして、大学時代は、だからこそ貴重なんだと思います。
    友達と馬鹿をやったり、いろんなことを勉強できる時間は、限られているのだから。
    そう思います。

    作者からの返信

    上野文 様

     コメントありがとうございます。

     おっしゃる通り、就職した人が大学での勉強に時間を割くというのはなかなか大変でしょうね。大学とまでいかなくても、専門学校や通信教育でさえ続けられる人は一握りではないかと思います。

     大学時代でいいといわれていた事は「全国から人が集まり、利害関係のない人間関係ができるとこ」と言われていました。

     が……残念ながら、変人の私には長続きする人間関係は築けませんでした。それも大事な経験ですけどね。

     ここで私が言いたかったのは「一度就職した人が、もう一度学業に専念できる、つまり、一度退職して大学に入学しなおす環境の情勢が必要だ」ということです。

     あくまで退職して、ということになると、再就職の心配をしなくてはいけません。そして、現在の日本では、そのような人を絶局的に採用するという企業風土がありません。

     ほかにもいろいろと問題はあるのですが、とりあえず、今の日本が変わるためにはまだまだかかりそうなのかな? と思います。

     今後ともよろしくお願いいたします。

  • 「今日の一言」、全く同感です。
    「そもそも大学は一度就職した人のほうが良い学び場になるとさえ思う」は身につまされる一文です。在学当時は、受験競争からの解放感に浸っていた期間が長く、かつ夏休みや年度末の受験シーズンの休暇も長く、大学で学ぶのは実質、年に半年ちょっと。就職後、何度か大学に戻りたい、学び直したいと反省することも少なくありませんでした。
     親からの仕送りとバイト代で何とか凌ぎましたが、バラ色の学生生活とは無縁でした。まあ、下宿生が優雅さやバラ色の生活を望んでもいけませんが。

    作者からの返信

    鷹香 一歩 様

     コメントありがとうございます。

     私は大学へは在学中に資格を取るという目的を持っていきましたが、社会に出てからは更に学びたいことがあるものだと思いました(ちなみに資格は在学中には取れませんでした)。

     ただ、サークル活動や短期のアルバイト等、学生時代でないと経験できないであろうこともできたので、その点はよかったと思います。しかし、学友の中には、資格等を目指して大学来たのに一年たたずに諦めてしまう人が多かったのを横目で見ていました。彼らのその後の人生は残念ながら知らない人のほうが多いです。

     でも、新卒一括採用の風習だけは本当に何とかしてほしいと思いますね。まあ、採用する側の能力不足に起因するところも大きいので、そうなると、労働力の流動化を図るために社員を首にしやすい法整備が必要になると思いますが。首にできれば雇いやすくもなりますからね。

     今後ともよろしくお願いいたします。

  • 楽しく読みました!
    ツッコミどころ満載で(爆)
    真田幸村リスペクトとか新撰組とか!

    そして…奨学金(涙目)
    薬剤師仲間にもこの借金に苦しむ人多いです(私を含めて)
    生活切り詰めてなんとかもうすぐ全額返済出来そうなんですが、利率は低いとはいえ卒業後は大変ですよね。
    資格を取るために必要だったけど、必ずしも行かなくても良いと思ってますが、90パーセント以上が大学進学してるイメージあります。

    執筆お疲れ様です。
    次も楽しみにしています。

    作者からの返信

    あいる 様

     コメントありがとうございます。

     お!? 実はあいる様も歴女ですか? 歴史好き設定しながらあまり、使うところがないので、今回はちょっと遊ばせてもらいました。突っ込みありがとうございます。

     あいる様のようにきちんと目標を達成でkる奨学金なら、大変でも投資としていいと思います。ただ、大学も行ってみないとわからないという意味では行ったことがない人に行かなくてもいい鎧いきってしまうのも難しい問題だと思います。

     まあ、バイトとサークルしかしない大学生ならきっぱりと行かないほうが良いと断言できるかもしれませんが。

     いつもコメント励みになります。

     今後ともよろしくお願いいたします。