序体 Rapuanleta ~ ラプァンレタ ~5
『ココに来れば』
──!
『絶対、会えるから』
後方から聞こえる、その少年とは違う声。
とても懐かしく、とてもよく知っている、声。
『
…どんなに迷子になっても、
また、会えるから』
──…………
……あれ、“恋”って、
“誰”だっけ……?
『だからな、●
もう泣くのは無しな?
泣き虫でも
●がそんなに泣いたら、オレまで泣く』
──恋、恋、恋、
…ダメだ、思い出せない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます