第10話 まるで兄妹みたいな

真矢は炎魔法を詠唱した

まだ1度も成功したことが無いがやるしかなかった

チャンスは1度

必死に頭の中で炎をイメージした


すると、野球の球ほどの火の玉が現れ

真っ直ぐ相手に飛んで行った


相手の男はびっくりして尻もちをついた


男「くそっ!魔道士かよ!」


男2「魔道士はやっかいだ!ひとまず逃げる

ぞ!」


男達はギルド酒場から逃げていった


そして真矢は葉留を連れて宿屋へ向かった


葉留は涙を流しながらすごく感謝した


葉留と真矢はこれまでの経緯をお互いに説明し合い二人共同じ現象が起きてゲームの世界に来た事がわかった


葉留「ほんとありがとう真矢、助かったよ。俺さ!真矢の事...」


真矢(えっ!!これってもしかして告白!!)



葉留「姉ちゃんみたいな感じしたわ!なんかすごい頼りになるし!」


真矢「あ...あああ当たり前でしょ!!」

「私は昔からあんたの事弟みたいに思っ

てたし!」


葉留「そうなんだ!これからもよろしく、真

矢!」


真矢(もーほんと鈍感なんだから、少しは私の

気持ち察しなさいよ)


真矢「しょうがないわね!よろしく、葉

留!」


2人はゲームの時のようにパーティを組み生きて行く事を誓った





・・・・・・



真矢「...寝込み襲ったら殺すから」


葉留「襲わねーし!」


1人部屋なのでシングルベットに2人で背中合わせで寝るしかなかった



真矢「寝顔も見たら殺すから!!」


葉留「見ねーし!!」


真矢「見なさいよ!!」


葉留「どうすりゃいんだよ!!」



疲れがでたせいか目をつむると2人はすぐ眠った

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