第2話 今も自室で眠る人魂
私は幸せになるために生まれた。
家族と、幸福も不幸も共有し、共に幸せに過ごすために生き、夢を叶えるために生きる。
たとえ夢が叶わなかったとしても、夢を追いかけ続けた日々は、何物にも代えがたい宝物である。
過ごした楽しい思い出も宝物で、毎日を楽しく過ごす行為は充実した生活を送るために必要だ。
何もわからないままで、人生を終えたりはしない。
私は幸せになるために生き、幸せになるために夢を追い、夢を叶えるまでの過程を楽しみ、毎日を〝幸せ〟だと感じながら、楽しく暮らす。
私は幸せになるために生まれた。
なにが幸せで、なにが大切なのかを知った私は、何もわからいまま人生を終えたりしない。
私には叶えたい夢がある。
すべての出来事を楽しむために、私はこれからも、毎日を楽しく過ごしていく。
そして永久の眠りにつくときに、私は言うだろう。
「ああ、なんて楽しい人生だったんだろう」と。
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