君に届け

好々音

普通の日々

 僕は都内に住む霧島 涼(きりしま りょう)。公立高校、下宮高校に通う高校3年。今はかなり大切な時期だ。就職か、進学か……僕はまだ決まってない。本気で考えないといけない……

「涼。まぁた考え事?」

 彼女は、音宮 巫女(おとみや みこ)。僕の彼女だ。いつも笑顔で明るく自分の好みの女子だった。僕の方から告白をしたんだ。フラれるって正直思ったんだよね。でも、彼女はOKを出してくれた。今は巫女と一緒にいれたらいいなって思ってはいる。

「そうだね。進路どうしようか考えてたよ。」

「やりたいことは?」

「んー、、、、」

 やりたいこと。はぁ、見つからない。ほんと見つけないと行けないのに。

「ね、涼あのカフェいかない?」

「最近話題のあのカフェ?」

「うん!」

 彼女のリクエストで、話題のカフェに行くことになった。


 席について注文した。

「巫女は進路決まったの?」

 ふと思った。

「うん。私さ、看護系の仕事に就くために看護学校にいくんだ。」

 凄いな、、、、って不意に思った。僕も頑張らなくっちゃ。

 スイーツ食べながら彼女と話し、進路のことをずっと考えてた。




 僕は一体何が出来るのだろうか。今後巫女を守ること後できるのか、、、、





 帰り道。僕は巫女からこんなことを聞かれた。

「涼は、ずっと家にいるの?」

 そう言えば、最近はずっと居る。親友の福江翔弥とは、時間が合わずあまり遊べてもいない。後、巫女には頭痛のことは言えてない。

「最近は、翔弥とは遊んでないからな、、、、家にいるか、親の手伝いをしているよ。」

「へ〜そうなんや。今度の日曜日空いてる?」

「うん……多分」

何かな……

「良ければ涼の家に行きたいな……」

照れながら彼女は言った。そう言えば、僕が彼女に行ったことはあるものの、彼女が僕の家に来るのはなかった。初めてか……

「親に聞いとくよ。」

「うん!」















この日々がずっと思ってた。けど、翌日家に帰って――――――――

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君に届け 好々音 @556_Suzune

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