プチ甘2
[もしも本がHな本だった時]
「ねぇ、シアちゃん。その本見せてもらってもいいかな?」
「いいよ」
先ほど見つけた本をシアちゃんから渡してもらい、ページを開くと......
「なっ!こ、これって......」
「どうしたの?えーじ」
開いた本には、小さな女の子たちがキスやおさわりなど色々やっている絵が描かれていた。
「いや、えっと、この本って...」
「シアが人と関わるためのきっかけをくれた本。百合のエッチな本だよ」
「嘘だ───────。......って夢か」
[現実の朝]
「えーじ、おきて」
「ん...うん」
俺はシアちゃんの揺さぶられて目を覚ました。
「どうしたの?」
「だって、えーじ仕事でしょ?」
「えっ?」
し、仕事だって!そ、そんなだって俺は過労死してこの世界に来た、はずだ。
「ほら、早くしないと遅刻しちゃうよ」
「もう、仕事行きたくね─────。......ってまた夢か」
[水着で卓球]
「さぁ、えーじ。しょうぶ」
「えっとー。まず聞かせてくれ、シアちゃん。何で水着で卓球なの?」
卓球台を挟んで向かい合う俺とシアちゃん。
シアちゃんは肩の白い紐が特徴のパイピングスク水で俺は少し派手な赤い水着。
「何でって、えーじがやろうって言ったんだよ」
「えっ?それ本当?」
「うん。ほんとう」
俺が提案したのか...なら。
「じゃ、じゃあ、やろうか」
「うん」
「それじゃあ、ほい」
「えい」
最初はシアちゃんが返しやすいように球を打ち、徐々にラリーを続けていく。
「えーじ。シア出来てる?」
「うん。上手だよ」
そんな会話をしていると、ある事に気がつく。膨らみかけの胸がスク水に微かな隙間がうまれてあるのに俺は気がついた。
その所為でシアちゃんとのラリーが途切れてしまった。
「えーじ?」
「ご、ごめん。ちょっとぼーっとしてた」
それからもラリーは続いたのだが、胸元に目線が行き上手く集中出来ない。
そして、シアちゃんがサーブを打つのをやめある事を聞いてきた。
「ねぇ、えーじ。さっきからシアの胸見すぎ」
「えっ?」
「そんなに気になるなら、見せてあげる」
そう言ってシアちゃんは肩の紐をゆっくりと外していき、そして───
「それじゃあ、えーじ、いくよ」
「ちょっと待って!そんな事は、ダメだ─────────......なんて夢だ。
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今回のプチ甘いかがだったでしょうか?全てか夢オチと言う話でした。楽しんで頂けたら幸いです。
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