十章の事を考える。
23/08/18 十章の事を考える。(※ネタバレ注意
九章は全部書き終わって、公開予定にしてきた。
これで、私が途中突然異世界転生しても大丈夫。
問題は……
そう、十章だね★
いやまさか自分でもこんなに長く続くとか本当に思ってなかったし、まさかこんな、『陰謀に巻き込まれる』とかも全然考えてなかったから、
どうやって話を収束させたらいいのか、胃が痛い思いをしております。
※書いたのは自分
さぁて。
どうしたもんか。
次は、1年休むとか、したくない。
せいぜい休んで1ヶ月とか2ヶ月とか。
ある程度プロットを考える時間は欲しいから。
うーむ……本当に、どうしたもんか……
実は、九章が本当に難産だったので、十章の事とか本当に考えていない。
九章が、また先が気になるような終わり方してるんだけれど、ある日思いついたものを、先の事考えずにそのまま書いちゃった。
マジで本当にどうしよう……
どんなイベントにしようか、
とか
どんな事件にしようか、
とか
そういう事で悩んでるんじゃなくって。
そろそろ終わりに向けて舵を切りたい。
実は八章終了時点では舵を切ったつもりで、九章では『終わりに向かってるよー』っていうのを匂わせたつもりだったが──
全然ダメじゃん。終わりの香りが最後のアレで消し飛んだぞコラ。
ホントどうすんだよお前。
って所で悩んでいる。
ええ、自業自得ですね。
マジでお前ええかげんにせぇよ、と自分に言いたい。
ハイ、本当にすみません……
って事で。
マジでちゃんと考え始めないとダメです。
あ、ちなみに、書籍化計画のアレコレについては、もう片方のエッセイの方に書いてるので、こっちには書かないよ。
そう。
十章の事を考えつつ、仕事しながら、書籍化計画の事もやってるんです。
PCの前から一時間に一回動きなさい。長時間やったらダメって医者に言われてんのに……PC前から動けない事ばっかりしてんなぁ、ホント……
どうしてこうなった……
話が逸れた!
そう、ちゃんと、考えないと。
発生する事件とかは後付けで構わない。
問題は「この十章で、大筋の話をどっちの方向に向けるか」がポイントだ。
そうだなぁ……
できれば、十一章か、十二章で、完結までもっていきたい。
だから、ソレの事も考慮しておいた方がいいよなぁ。
んで。
アティの事だよ。
九章では、アティと離れ離れになっていたので、主人公とアティの関係性についてを書けなかった。
変化が欲しい。
変化が、あった方がいい。
今までの、仲良しこよし、だけじゃない、なんかが欲しい。
それが何なのか、全然浮かんでないけどね。
うーん、難しい……
……。
まだ、ここには、書いていない、この作品のオチに関わる部分について、書くよ。
マジで重大なネタバレなので、読みたくない人はここでブラウザバックね。
書くよ。
マジで書くからね。
いい?
当初、主人公は貴族の地位を捨て(※廃嫡とか相続破棄って意味じゃなく)、街で暮らす事を選択させようかって思ってた。
ただ、これだと。
生きるだけで精一杯になってしまい、余裕がなくなってしまう。
これでいいのか、と私自身が考えた時に、『敢えて自ら身動きの取りにくい立場になるか?』と疑問に思った。
主人公にはやりたい事がイッパイある筈なんだよ。
それを全部ぶん投げて、一人ただ普通に生きるとかって、多分、選択しないと思われる。
じゃあどうすんのかな?
と、考えて。
色々な貴族から出資を受けて、学校、開きそうだな、と思って。
それこそ、乙女ゲームとかに良く出てくる、身分関係なく通える学校、だよ。
基本は寄宿学校。でも、提携している養育院もあり、そこから返済不要の奨学金を受けて入学してくるような子もいるような、学校。
その学校の理事長になる、というのを、ちょっと考えた。
これは本当に、エッセイには書かなかったけれど、おワンコ様のお散歩に同伴しながら、ぼんやりと考えていた事。
彼女は世界を変えたいんだよ。
誰でも生きやすい世の中にしたい。
でも、凝り固まってしまった世界はなかなか変わらない。
それはここまでで痛い程実感してきた事だと思う。
じゃあどうするか?
まだ何にも染まっていない子供から、しっかり倫理観を叩き込んで、数十年後に世界が変わる事を願ってる、っていう、ね。
んで。
もし学校を開きつつ、そこにアティが通えば、絆も切れないかな、と思って。
ただ、まだ深く考えていないので、本当にその方向に持っていけるかどうかって、分かってない。
だから、今回ちゃんと考えないとな。
その方向にもっていって、本当に問題ないのか。
否か。
もしその方向にもっていくとしたら、そろそろ本格始動しはじめる事が必要。
勿論、小説本編で、学校オープンまで書くつもりはない。
果てしねぇわ、そんなん。
でも、動き始めました、ぐらいまでは書ける気がする。
うーん、うーん、うーーーーーーーーーん……
主人公自身は、貧乏は自分の生まれ育った領地の事も憂いていて、兎に角まず借金してでもインフラ整備を行ったほうがいいと考えている。
そして、何かその領地でお金稼ぎができないかって、考えている。
学術都市、とかって、できないのかな……
加工技術に優れた中小企業が集まる都市、とか……
うーん。困った困った。
治世モノとか書くつもりは全然なかったのに、なんでか知らんけどそっち方面の知識まで必要となってくる不思議。どういうこった。
真面目に考えろやコラ。
ハイ、すみません……
インフラ整備したとしても、基本『何かの為にインフラを整備しました』がないと、良い効果は望めない。
そう、目的。インフラ整備は必要だけれども、それはあくまで手段であり目的ではない。何かしらの目的がないと、そもそも借金もさせてもらえないからな。
だとしたら、何なのだろう??
……。
主人公の
・生きるに苦労する子供たちに生きられるようにしてあげたい
・故郷の領地を豊かにしてあげたい
という目的。
この二つをクリアするとなると……
故郷に学校を作って、学術都市を目指すって感じになるなぁ。
今、気になって、既存の内政・領地経営モノのラノベを検索してみたけれど……
大概、魔法あり、中世設定(こっちで言うところの、おおそらく12世紀ぐらいか??)だから、あまり参考にならん……
そもそも、魔法でアレコレするから参考になるワケないんだよなぁ。
しくじった。
うーん、どうしたもんか。
故郷に学校を作る、としたって。
その学校が掲げる『大義名分』が必要なんだよなぁ。
世界の名門学校を見ても、それぞれ『大義名分』がある。
それもちゃんとないと、説得力が生まれない。
どうしたもんか……
……。
いや、もう、あんまり先の事を考え過ぎると私の場合ダメなんだ。
どうせ、試行錯誤してアレコレ考えたって、うまくその通りにはいかないんだし。
結局、キャラを動かしてみたあと、足りない事がボロボロ分かって、私がそれを後から補助してくような感じになるんだから。
私は箱庭を覗いてるようなもの。
キャラたちが動いてる時に、箱庭に新しい素材をそっと置き、それに対してキャラがどんな反応をするのか見てるだけ。
もし置いたものがハッピーエンドに繋がらなそうならば、それを取り除いて新しいモノを配置するだだしな。
どんな動きをするのか、私は頭の中だけで想像する事もできないし。
だから、書いてみないと分からない。
そういう事か。
……じゃあ、アレだな。
十章のテーマと舞台を考えた方が良さそうだ。
テーマ、テーマねぇ……
段々、自分に課してきた物が自分の首をギュウギュウに締め始めてきてるんだよなぁ。九章のプロットが詰まったのも、それが原因だし。
十章の一番の課題は……
獅子伯出さないとアカンやろなぁ、って事。
獅子伯はスーパーマン過ぎて、隔章でしか出してないんだよ。
まぁ、絶対に出さなきゃいけないキャラってワケじゃないんだけれども……
八章であんな事があったんだから、出さないってなったら読者さん(獅子伯一派)から袋叩きに遭いそうだし。
でもなぁ。
あんな感じの事書いておきつつ、
実は恋愛ものとか書けないし書いた事ないし、書くつもりもなかったんで。
あっからどう話を進めたらいいのか、ぶっちゃけ分からん。
実際の所、あまり恋愛ものも読まんしな。
どんなパターンがあるのか分からんし。
分からんし……
分からん……し……
しかも、お前、国境警備の要である辺境部隊なんだから、毎回顔出して来てんじゃねぇよ、どんだけ主人公の事好きなんだよお前って、思わなくも、ない。
あと。
もう一つ。
もう一つ。
子供たちのワチャワチャがね……書きたいよぅ……
九章は、陰謀編って事で、アレコレネゴしたり布石としてアレしたりって。
それに、人のコンプレックスやトラウマの部分にソフトタッチしたりとか。
書いてて疲れたんよ。
子供たちのワチャワチャ、書きたァーーーーーい!!
エリックのアホさとか、イリアスの腹黒いところとか、ゼノのピュアな所とか、ベルナのヤンチャな子猫みたいな所とか、アティの小悪魔天使な所とか!
書きたいのッ!!
十章は実はニコラにフォーカスが当たっていて、彼の成長を書きたかった。
そして、テセウスがいなくなった代わりに登場したドン。
ドンと他の子供たちの事や、新しい生活についてとかも書きたい。
みんなよりちょっと年上のベネディクト少年の、気持ちの変化とかも書きたいしな。
……。
…………。
……………………。
…………………………………………。
書きたいものを書こう。
だって、書いてるのワシやもん。
私が書きたい、そして自分で読みたいものを書くのが正解だからな。
ヨシ!
じゃあ今回は子供たちのワチャワチャを書くぞ!!
書く! 書くって決めた!! もう書かないと多分私の精神衛生的にも良くない!!!
って事で。
じゃあ子供たちのワチャワチャを書くとして。
舞台はどこだ?
そして、今回ぶつかる壁は、なんだ?
九章は、『選択肢』の話だった。つか、結果的にそうなった。
選択肢が欲しいと足掻いていた子供に選択肢を与えたら──
主人公にも、思っていなかった選択肢が提示された。
よし。
じゃあ次回は、十章で取り上げるテーマ──ぶちあたる事件について考えよう。
今回はここまで!
以上!
それではね!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます