22/07/18 九章をなんとか考える(※ネタバレ注意
ここまでの八章で、脳味噌の中の全部使い切っちゃったのかな……
全然上手く話が構築できない。
集中できないのもあるけど。
インプットが足りないのかな。それとも気力か。体力か。
全部かな。ははっ。
さて、そう愚痴っていても九章のプロットは出来上がらない。
集中して考えないと。
敵伯爵はどうやって主人公を罠にハメる気だ?
主人公の事は舐めてるけど、色々調べているだろう。北方の暴れ馬、カラマンリスのダチュラと呼ばれている事も知ってる。
それ以外で主人公について知ってる事は何だろう?
アティを大切にしている事は……知ってるだろうけど、信じられないだろうなぁ。
あとは。
前の結婚と離婚の事も知ってるだろう。そして、今回離婚した事も。
この事について、敵に嫌味を言わせたいなぁ。奴らは起こった事は知っていても、その内情を知らないだろう。
だから、きっと主人公が子供が出来なかったから離婚されたんだと思うだろう。前回も今回も。
それについて当て擦りとかもするだろうな。
敵伯爵は、恐らく、主人公が今回動いている事について、子供が出来なくて離婚したけど、女として気に入られたから愛人枠になったんだと思うだろうな。
愛人として囲われている。
北方の暴れ馬と呼ばれるぐらいだから行動力がある、愛人となった男の地位を盤石にする為に、今回の行動を取ってるんだろう、と。
恐らく、敵伯爵の周りにもいるのだろう。自分の男の為に動く女。主人公もそういう女の一人だと思ってるんだろう。
ま、この時代誰も思わないよね。継子とその父親の為、そして何より自分が思うように生きる為に、命までかけてるなんて。
敵伯爵も敵子爵も、自分の命をかけて行動する事って、きっとないんだろうなぁ。そういう事を、今回どこかで話を入れられるといいのになぁ。
ここまでは、前にも考えてた。
その先だよ。
それを踏まえて、どんな罠を張る?
それは……第五章と同じ流れだな。
陵辱して、本人の尊厳を踏み躙ってから殺す。
だから、その為に彼女を捕まえるだろう。
どうやって捕まえるのか。
人質を取ったり、騙したりするのがいいだろう。
私だったら主人公の性質を知ってるから騙しやすいけど、敵伯爵&敵子爵は主人公の性質を勘違いしていると思われるので……
でも、妹が沢山いて、七章で妹の結婚をぶち壊した事は知ってる。だから、同じ女には弱いと知ってる。
だから、女を使ってあれこれするか。
それとも、愛人になるような女だから、男をぶつければ気持ちが揺らぐと思ってるか。
例えば女を使うとした場合、女を囮にして人身売買現場まで誘き寄せて捕まえる。
男を使うとした場合は……いや、引っかからねぇわ、主人公が。ダメじゃん。
あとは……子供、とか?
そうすれば、考えていた孤児を巻き込む事もできるぞ。
でも、その場合には主人公が子供の為に動く事を知っていないと、だな。
あと、前に考えていた女暗殺者が浮く。どうしたもんか。
いや、上手く組み合わせられる気がする。
女暗殺者と仲良くなり、自然と先導されやすくなる、的な流れに持っていけるかもしれないし。男暗殺者の場合は?
男の場合は仲良くなるまでに時間かかるからナイ気がする。よっぽど人懐こい感じにするか──でも、そばにアレクという番犬がいるから、怪しい動きをされたらすぐに気づかれる。
ナイな。やっぱり女暗殺者かな。予定通り。
いや、どうやって女暗殺者を近づけるか。
不幸な女の子を演じさせた方がいいだろうね。弱い、守ってあげたくなるような。ま、実際のところ、私の作品の女性たちの例に漏れず、強いんだけどね。
あとは、そこに弟伯爵がどう絡んでくるか、だ。
彼も敵伯爵の罠により、人身売買の拠点である敵子爵のホームへと来てしまった。敵伯爵は、弟をあまり敵視していない。使えない奴、どうしようもない奴、ヘタレ、情けない奴、と考えているから。
どうやって事件に絡み、最後のイベントにどう絡んでくるか?
敵伯爵は、主人公と弟伯爵を絡ませるか?
ま、絡まないと話にならないんだけど、それは敵の意図通りだったのか?
意図通りだった方が罠っぽくていいけど、どんな罠だったのか?
敵伯爵&敵伯爵は、どんな罠に弟を巻き込もうとしたのか?
色々なすりつけたいから、それが本当っぽくなるように、色々動いて欲しいはずだ。本当に弟が色々やらかしたように見せかける為に。
その為の罠も仕込んでいるはずだ。
まずは、アングラ倶楽部に足繁く通って、遊び倒していた事。
人も買っていただろうな。子供はいるし妻は既に死んでるから、既婚者だけどここで色々好き放題にやらかしている。
しかも。妻にすると嘘をついてそうだなぁ。
……あー。うーん。最近、舞妓の記事を読んだんだよなぁ。そういうの、入れる?
ロリコン疑惑。13歳〜15歳ぐらいまでの子供を買うの。で、遊び倒して捨てる、を繰り返している、とかね。うわ、自分で言っててキモっ。
舞妓さんの件もねぇ……文化として残すのは構わないけれど、お酒を飲めない20歳未満の子供に酒の接待をさせるのはなァ……気分悪いよ。正直。
しかも、あれ、別に舞妓を経由しないと芸妓になれないわけじゃないんだね。年齢だけなんだよね。舞妓の存在意義って、なんなんだろう……
本当に……なんていうか……ね。もう少し、どうにかならんのかなァ……
第七章で出てきた子爵もロリコン子爵って言われて、読者さんがたから散々言われていたけど。
その子供たちはどうしていたんだろうか。
……恐らく。子供にしか興味がないとなると、恐らく18歳ぐらいになったら捨てていたのだろう。他の貴族たちに回していたか。
勿論、子供が産まれそうになったら、堕ろさせていただろうし、その過程で死んだ女の子も沢山いただろう……
本当に、もう、考えている最中ですら胸糞悪いな……
女の子たちは寵愛されて、未来があると思わせられつつも捨てられ────って感じ。
ああ、この問題、どこかで主人公が知る事になって欲しいな。
もしかしたら、捨てられたけど生き残れた女の子がいて、その子と出逢うのかもしれないな。
それも面白い。
で、その罪──っていうか、その趣味をなすりつけられるのが、弟。
どうやってなすりつけられるのだろうか?
幼い女の子と接触させるか。罠で。どんな罠だ。
簡単に思いつくのは、保護させる事だ。アングラから逃げてきた少女を助ける。
しかし少女はお金で、嘘の供述をするように仕組まれてる。
うん、それは自然だ。
あとは……不自由な選択の事も、ずっと話に入れたいって考えてきたんだよなぁ。世間ではよく『自分で選んだ道だろ』と、その道を選ばざるを得なかった事を責める人がいるよね。
あと、結婚後DVとかに遭ってしまった人とかにも、そういう人と結婚したのが悪い、気づかなかった方が悪い、みたいな。なんで事前にわからなかったんだ? って。
詐欺師が騙す前に相手に『詐欺師です』って言うわけねぇだろって。
人は自分が可愛いので、無意識に不都合となる事は隠すんだよ。で、相手が逃げられなくなる状態にしてから、本性を出す。
本人はDVって思ってないかもね。でも、他の人間にしない事&言えない事を配偶者や子供にしてしまっている時点で、無意識に理解してるんだよ。自分がやってる事は、知られちゃいけない事だって。
そういうの、入れたいんだけど、今回も難しいかなぁ……
それを匂わせる事は、今までも沢山書いてきたけど、直接的に表現していないので、そこ気づいていない人もいるだろうし……
弱者を、本人が意識できないレベルで誘導・先導して、都合の良い契約や約束を押し付けるっていうのは、よくある事なんだよ。
気づいたときには逃げ出せなくなっているか、もしくは思考力を奪って気づかないようにする。
子供は特に制御しやすいよ。世間にだす前に『こういう世界が当たり前なんだ』と思ったら、逃げ出そうとも思わないから。
ある子供に、赤を青、青を赤と教えるとしたら。
その子は他の人に「これは赤だよ」と教えられない限り、本当の青を赤という名前だと思うだろう。ある程度大きくなってからだと、教えられても認識を変えられないし、信じられないだろう。
それを信じてしまうと、自分が過去信じていたものが嘘となり、自分の過去=経験の根底を揺るがし、場合によっては自分の過去を否定されたと感じてしまう事もある。
人は自分の精神を守る為に、正論や真実から目を背け、時には反発して攻撃してくる事もあるんだよねぇ……
あれ、話が逸れてる。
弟伯爵に少女を保護させる。
もしかしたら、主人公を利用するかもしれないね。
うーん。
そうすると、今まで入れたいと思っていたネタの幾つかは入れられないかもしれないなぁ。
取捨選択をして、色々やって行ってみよう。
今回はここまでね。
続きは次のエピソードで。
以上!
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