八章のオチと第九章について考える。

22/04/11② 八章のオチ、どうしようかね。※ネタばれ注意

 さて。

 八章のオチを考えていきましょう。


 当初の予定では、男装バレを考えていました。

 しかしだよ諸君。


 男装バレして八章終わり。


 って、さ。

『終わり』っていうのか??

 終わってないよね。だって、男装バレして『はいスッキリ』って、なるワケないもん。

 ってことは、内容的に、引っ張るんだよ。

 終われないじゃん!!


 なので、一応、章の区切りとしての『終わり』を、ちゃんともっとしっかりと考える必要があるワケです。ハイ。


 ここで物事を整理しておこう。


 ① 敵伯爵家との闘いが始まったばかり

 ② 離婚予定

 ③ 男装バレ

 ④ 諜報部の教育等の問題がある


 取り敢えず、『置いておこう』とできない問題が、上記4つです。


 いつも、章の間はアソビを設ける為に、いつも1~2か月空いている設定ですが……

 第六章と第七章がくっついていましたね。

 コレ、やって思ったけど、整合性取るの大変なので、章の間の時間経過はくっつけたくない。

 空けたい。


 うーん。

 で、ね。

 上記4つの件について、①と④については、まぁまぁ別に危機感を持ってるワケじゃないんですよ。どうとでもできると思ってるので。作者都合でな。


 でも、問題は②と③だ。

 まったく……なんでこんな面倒くさい事にしたんだよ自分……

 本当にね。適当に考えるんじゃなかったな。いや、適当に考えてるワケじゃなかった筈なんだけど……どうしてこうなった??


 じゃあ、本腰入れて考えていきますよ。

 え? 仕事? やってるやってる()


 一応、男装バレの布石は置いておきました。

 勿論、スルーも可。

 でも、そろそろ、時期なんだよなぁ。


 で、じゃあ何に悩んでるかっていうと。

 以前の八章アレコレ考えていた時のエピソードにも書いたけど

「男装バレした時、侯爵(夫)の動きが必ずあるはずだ」

 ということ。

 気づいていて、何も変わらないタイプじゃないんだよ、この人。

 絶対表になんらかの形で、つまり行動に出ちゃうんだよ。


 でね。

 読者の皆さんが言っていたとおり、主人公が憧れの人だったのだと気づき確信を持てたとしたら、離婚絶対しない筈なんだよ。


 でも、アッサリ、『そうだったのか!』とは、ならない筈。その間にも、信じられないだろうし、色々な葛藤もあるハズ。だって、この世で誰よりも信頼できるって心の底から思っていた人が、実は一番大切な事を秘密にしていたんだもん。

 それが、どんな事であろうと、ショックな筈なんだよ。


 じゃあ、どうする??


 ……希望としては、男装バレ自体は、第九章の真ん中辺りにもっていきたい。

 そして、第九章の問題の1つとしたい。


 じゃあ、離婚は?


 ……うん、どうしようか、ね。

 ここが一番の問題だ。


 離婚させるタイミングだよ。

 ってか、本当に離婚するのかどうかも、ちゃんと改めて考えないと。


 いやー。当初はもっと、サラッといくと思ってたんだよ。

 マジで。本当に。

 でも、よくよく考えると。

 アティの事があるから、そう簡単には離婚できなかった。だって、アティが納得しないじゃん。納得させられないじゃん。

 だから、八章では『離婚準備はしてるけど、離婚していない』という状況にしたんだよ。


 うーん……

 男装バレと一緒に、離婚問題を第九章の真ん中に持ってくるか。

 侯爵(夫)と、すれ違いさせんの。それで、離婚までもっていく……とか?

 いや、待て。うーん。

 正直、八章と九章の間に離婚させて、九章では離婚後で身動きとりやすくなった、という感じにしてもいいな。


 ……んん??

 もしかして、九章の流れを考えてからじゃないと、ダメか?

 いや、男装バレを九章以降に持ってくるのであれば、そこは考えずに単独でオチを考えていいのではないか??


 あれ? ホントに? ホントに大丈夫??

 普通に、オチ書いて、大丈夫?? 先の事考えなくて、本当に本当に大丈夫??


 もう、自分が信じられない……

 九章、やっぱりある程度九章を考えてから、オチの流れを決めた方が、安全なのではなかろうか??


 え? 九章??


 実は……まだ、何も、全然、これっぽっちも、考えてないんだよ。

 その事に気づいたのが、今日、トイレ行った時。

 トイレ入った瞬間、何故か『あれ? そういえば、九章の流れ考えてないけど、大丈夫なん?』と思い浮かんだんだ。


 落ち着いてトイレ、入っていられなかったよね。


 だって大丈夫じゃないんだもんよ!!

 どうしよう! なんでこんなに長期連載になってんのっ!?

 去年の今頃は、『まぁ秋ごろには終わるべ』とか思ってたのにっ!!

 全然終わってないよ! なんでだよ!!!


 ……落ち着け私。自分を責めたって、自分の胃が痛くなるだけだ。

 考えればいいんだよ、まずは、ね、考えてみよう?

 うん、そうしてみる。


 今現在の目下の問題。

 敵伯爵家とバトル中。

 ああ、そうか。このバトルの、決着のさせ方、全然考えてなかったんだ。だから心が焦るんだね。そうかそうか。


 ……えぇ……そんな簡単に解決方法なんて浮かばないよ……


 実は、一つだけ、決めていた事はある。

 伯爵家との直接的バトルは、話に出さない、と。

 なんでかっていうと、本来、敵伯爵家は主人公の敵ではないんだ。夫・侯爵の敵であり、主人公が夫・侯爵の為じゃなければ、戦わずに逃げていただろうから。

 主人公の敵じゃないのに、主人公が出張るのは、変だなって。

 それに、この作品では前にも書いたけど、公的・政治的な場面で女性は出しゃばれないんだよ。出しゃばれないの。発言する事すら許されないの。

 だから、主人公と伯爵の直接対決って、ないんだよ。


 でも、戦いはある。

 じゃあ、それをどう表現するか、なんだな。

 決着はつけさせたいけど……うーん、政治的衝突って、そんな簡単には終わらないんだよなぁ。少なくとも、年単位だろうな。うーん。

 ただ、完全決着させられなくてもいい。力が拮抗するぐらいまでもっていければ。

 と、私は思ってるけど、でも、スッキリしないよなぁ、ソレ。

 でも、政治的対立で、スッキリする事って、あんのか??

 なさそうやで。


 うーん……うーん……


 やっべぇな、先の事を、本当に全然これっぽっちも考えてなかった代償を、今払わされているよ……


 頑張れ私。

 なんとなくでいい。この戦いの流れと終わり方を考えよう。


 落とし方として、一番楽なのは、政治的犯罪を暴いて、王家等から大鉈を振るってもらうことだ。

 でも、お取り潰しになると、色々大変なんだよな、そう、マジで、色々と。大貴族はそんな簡単にお取り潰しにもされないし、できないからな。


 うーん、もう少し、敵について考えてみようかな。


 敵伯爵は、爵位が欲しいの。

 なんでかっていうと、自分こそが正統なるカラマンリスの領主であると思っているから。うーん。それってつまり、自己顕示欲、そして、自分は正統に評価されていないと感じる、一種病的な──自己愛性パーソナリティ障害的なものを抱えていそうだな。

 年齢は、夫侯爵の親と同世代、つまり、50~60代ぐらいか。

 自己愛性パーソナリティ障害の人が起こしやすい問題は、詐欺。これは、意識してそうするんじゃなくって……調べてみたんだけど。自己愛性パーソナリティ障害の人は、自分を大きく見せる為の嘘をつくことがあるんだよ。

 それによって、後に引けなくなってしまい、嘘に嘘を重ねたりする。

 それが原因で、大きな問題に巻き込まれやすくなるらしい。

 担がれたりするのも大好きなので、知らず知らずのうちに利用されて、引けに引けなくなって──みたいな。

 あとは、恋愛妄想等にも陥りやすく、ストーカーになりやすい傾向にあるんだってさ。

 ふーん。

 ……何も思いつかんな。

 色々な小さな出来事が、今頭の中に浮いては消えていってるけど、上手く出力できひん。何か、ありそうなんだけどなぁ……


 そうそう、伯爵家お取り潰しは困るんだよ。可能であれば、代替わりして欲しい。

 ……ん?

 そうか。

 伯爵家の親戚の中に、敵伯爵と対立しているヤツがいればいいんだ。

 で、ソイツを味方につけられれば……

 待て待て待て。

 この小説のベースは、乙女ゲーム。

 どうやってそのキャラを乙女ゲームと絡ませるんだよ。もう乙女ゲームどっかいっちゃってんじゃん!!

 攻略キャラでしたーは、もう限界やぞ!? しかも、年齢的に攻略対象って難しいぞ!?

 何か……何かないか……


 今です小説の女神様! 私に! その! ご尊顔を! 笑顔を!! お見せください!!!


 ……。

 …………。

 ………………。

 小説の女神様は、そんな私の都合でほほ笑んではくれなかったよ……知ってました。


 うーん。

 待ってね。今、乙女ゲームの攻略対象の情報を整理しよう。

 エリック(王子)、イリアス(宰相)、ゼノ(騎士)、ニコラ(隠れ攻略対象)、ベネディクト(結構年上)、ベルナ(親友)

 ……あれ? 意外と、登場人物、少ない??

 私が過去調べた乙女ゲームとかって、もっと登場人物多かったヨ??

 いや、でも、こう『攻略対象でしたー』は、ね。うん、ちょっと、どうかな。

 でも、やっぱり『乙女ゲーム』がベースにあるんだから、なんとか色々関わらせたいよね。……どうやって?

 ふーーーーーーーーーーむ。

 難しい問題だ……

 これ以上子供は増やしたくない。もう、今ですらアップアップだし、一人一人について掘り下げて書けてないぐらいだし。

 どうする、べきか。

 今、頭に浮いている物事を、羅列して、後から良さそうなものを、抽出していくか?


 そう、しようかな。


 あ、もうそろそろ4000字だ。

 今回はここまで。


 全然結論が出なかったね。いつもこうだよ仕方ない。

 それでは次回!


 以上!!



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