22/02/19 八章についていまだに考えてる。

 実は、下書きのまま放置されているエピソードが沢山あります。


 いっつも、1000文字程度書いた時点で何かしらがあって書くのをやめて、そのまんま、という、ね。

 今回もそうならないようになるといいなぁ。


 連載再開させました。

 オチまでの流れが見えたワケではありません。

 ただの見切り発車です。


 どうせ悩んだところで、一本の輝いた道筋、なんぞはないのだと気が付いたのです!!

 私にはそんな才能はなかった!!

 結局、書いてみて四苦八苦するしかないんですよ。

 だって、自分や読者がどういうもので喜ぶかって、手を動かさないと結局分からないんだもん。


 と、いうワケで再開しました。


 ここからの展開も、まだちょっと悩んでいる部分がありますね。

 そこについて素直に書いちゃうから、八章のネタバレになるよ!

 ネタバレしたくない人はここでブラウザバックだっ!!








 いい?






 そういえば。

 連載再開させるにあたって、一人、登場人物を削りました。

 本当なら、アティの叔母、アティ母の妹を出す予定でした。

 彼女を夫にぶつけて、グダグダして欲しかったんです。


 書いてみたら邪魔なので、消しました。

 結局さ。

 第五章の時の当て馬女もそうだったんだけど。

 夫の回りに凄い美女を配置したところでさ、主人公、嫉妬しないんだよ。

 夫の煮え切らない態度で、読者さんの夫に対しての評価が下がるだけだし。

 あと、単純に、彼女を動かす隙間がなかった。

 今、結局それどころじゃないんだよね。

 色々物理的に危険な状態なので、『ああ、夫が揺らぐ! 主人公大丈夫か!?』なんて状態じゃない。邪魔なんだよ。

 彼女を動かす隙間があるなら、書きたいエピソードがまだ沢山あるっつーの。

 その書きたいエピソードを削ってまで書く事か?

 とちゃんと自分に問うてみたら。

「いや?」

 となったので、遠慮なくバッスリ消しました。

 消してもストーリーの流れになんら影響がなかったって事は、本当に無駄だったんだと気づきました。


 それより。


 今回の第八章は、主人公も逆ハーかよっていう展開にしています。


 実は。

 私は主人公は愛されて欲しいタイプ。ハーレム自体は嫌いじゃない。

 ただ、誰もかれもコロッとイチコロ、毛穴からフェロモン垂れ流しています、というのが苦手なだけで。単行本8冊分も書けば、ちょっとだけ逆ハー展開にしてもいいだろう、と思いましてね。

 やってみました。さて、反応はどうかなぁ。


 で。

 こっからの展開が問題だよな。

 先週日曜時点で、実は8話ぐらいストック作ったんですよ。

 やればできるじゃん、私。

 ただ、平日になってしまったら、またパタッと手が止まってしまった。

 平日忙しいからだけじゃないんだ。


 今は、書きたかったエピソードとエピソードの間の谷間。

 今後へ繋ぐ為の展開を書かないといけないんだけど、繋ぐ為のエピソード、なので、ちょっとどう書いたらいいんだろうか、と悩んでて、手が止まっちゃっただけなんだ。


 ……たださ。

 90万字を超える程連載しててやっと気づけた事なんだけど。

「手が止まる」のは書きたいエピソードじゃないの。

 そういうのって、結局後から削除する事が多いんだよね。

 つまり、不要である事が多い。

 例えば布石を一つ置く為だけに必要なエピソードだとして。

 そのエピソードに、本当に布石を1つ置くだけしか意味がないのなら、

 消した方がいい。

 そして布石は違うタイミングに配置するように変更した方がいい。


 エピソードの中には、必ず複数の意味があるような物にした方がいい。

 例え、自分自身が1つしか目的がなかったとしても、意味深な何かも含ませる事によって、話が広がるんだよね。


 だから、今書いている展開は、消した方がいいのかもしれない。


 あー。具体的に書こう。

 主人公と夫が、今回の旅行の本来の目的に言及するの。

 それによって、読者に「本当はこういう事だったんだよ」と開示しようかと思っていたんだけど──

 ここで読者に開示してしまって、本当良いんだっけ? もう少し引っ張った方がいいなじゃないか? と悩んでいる。

 悩んでいるって事は、多分情報開示は今じゃないんだ。


 私は、作品という積み木をコツコツこつこつ積み上げていって、最後にバッサーと倒すのが好き。「後半の勢い凄い」と褒めていただけるような展開が好き。


 と、いうところで。

 今どこまで文字数が来てるのか確認してみた。

 8万字超えてた!!

 しまった! 子供とのワチャワチャを書くのに文字数を使い過ぎた!

 楽しくってつい!!

 本来ならもう起承転結の「転」の終盤で「結」へと行くタイミングじゃないか!


 いかん。

 もう「転結」へ入らねば。

 という事は、読者さんへの開示タイミングとしては遅くはない。

 ただ、うーん、タイミングが悪い。

 下手なりに、私は読者さんを騙したい。

 だから……


 そうか。

 よし、完全に説明明示せず、濁らせたまま怒涛のドミノ倒しを開始するか。


 ……8万字までいってるのに、肝心のキャラ出し忘れてる……

 どうしようかな……

 まだ公開していない部分に無理矢理突っ込むか?

 うーん。

 肝心のキャラ、とは、敵ボスの事。

 敵ボス、出し忘れてた。

 仕方ないよ。

 だって敵ボスについて深く設定考えてなかったんだもん。『敵ボス』としてしか考えてなかった。ついこの間思い出したんだよ。『あれ? 敵ボス、前もって出してほいた方がいいんじゃね?』って。


 あ。でも無理だ。既に公開されている所にしか突っ込めない。

 既に公開されている分に、あとから重要となるキャラを『最初から入れてましたけど?』とサラッと入れるのは好きじゃない。

 後付け臭くなるけど、これから登場させよう。


 いいじゃん。だって、行き当たりばったりで考えてた第一章だって、敵であるイリアスは後半から登場してるしね。


 取り合えず、今書くのに手が止まるエピソードは削って、ガンガン先へ進ませよう。

 よし、そうしよう。

 まずは書いてみて、それを後から読み返して考えなおしてみよう。

 大丈夫、まだストックはある。今日明日でストックが増やせればそれでいい。


 じゃ、ちょっと書いてきてみますね。

 しばしご歓談ください。


 ***


 うん。悩んでたエピソードバッツリ削った方が、筆が進んだ。

 やっぱりそういう事だったんだねー。

 なるほどなるほど。


 ただ、筆が進むのは構わないんだけど、やっぱり、まだ書き足りない内容が多くって、『転結』で怒涛の展開にするのは、もう少しエピソードを積み上げないと。

 もう八万字超えてるっつーのに……

 今までで一番長かった章でも、13万字ぐらいだったかな?

 今回、あと5万字で終わらせられるのか??


 やっぱり、子供とのワチャワチャが……

 ……でも、書きたかった。書きたかった。書いててメッチャ楽しかった。

 これが書きたかった。だから仕方ない。


 まぁ、別に文庫にするワケでもないんだから、文字数をあまり気にしなくてもいいんだよなぁ。

 でも、やっぱり、10万~15万字ぐらいで章は完結させたいし。その方がダラダラせずに済むから。自分の区切りにもなるから。


 あまり急ぎ過ぎて、ナレーションベースで話しを進めても、まぁつまんないしね。

 書きたいものを書きたいように書こう。

 それが一番いいよ。

 楽しいし。


 さて。

 エピソードの積み上げはいいとして。

 最後のオチに持っていくエピソードを、もう少しちゃんとイメージしておきたいな。


 それについてもちゃんと書いておこう。

 後で忘れて思い出す時に、ここを読み返せばいいようにしよう。


 今頭ん中が色んなネタでゴチャゴチャしているので、とりあえず頭の中整理するために羅列するね。


 ──おーっと!? もうこのエピソードが3000字ではないか!

 じゃあ次のエピソードで改めて考えようぜ!

(そう言って、また間が一週間とか空いたりするんだよな。知ってる)


 ま、というワケで。

 このエピソードはここまで!


 以上!

 それでは!!

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