22/01/17 八章について考える(※ネタバレ注意)

 さて。

 横道されたね。

 すみません。


 じゃあ今悩んでいる事についてを、脳内整理の為に書いていこうかね。


 ええと。

 どっから書いて行ったらいいんだろう。

 頭の中がゴッチャゴチャだよ。

 だからもう、書けるところから書いて行くよ。

 支離滅裂ドンと来い。


 ① アティとセルギオスの邂逅

 実は、八章最初にあった『子供たちへの試練』について。正解したらご褒美を与える事になっています。そして、そのご褒美の内容は『一人一回だけ、誰かに何でもお願いできる権利』でした。

 その時アティは、セルギオスに会いたい、セルギオスにお願いしたい、という事になった。


 ② 大奥様と、アティの母方親族の登場

 そろそろ5万字突破するんです。だからそろそろ出さないと。


 ③ 大奥様やアティ母方親族に、アティを怪我させたと主人公を断罪させるイベントを入れたい


 上記の3つのイベントが発生する事は決まっている。

 しかし、それをどういう順番にしようかと。

 ②と③は、当然②→③となるが。じゃあ③の理由となる『アティを怪我させる』イベントをどこに入れようかって話ですよ。


 ①のところに入れようかと思ったんだけど。

 いや、①の時アティの傍にいるのは主人公じゃなくてセルギオス(男装姿)な。一応『別人』というテイをとっているんだから、それで主人公が責められるのはオカシイやろって。


 うーーーーーーん。

 何か自然な流れはないもんか。


 そもそも。

 ①と②はどちらを先に発生させるべきか。


 大奥様と母方親族が先に出てくるパターンの場合の流れだと……


 ・大奥様、母方親族登場

 ・大奥様、離婚予定の主人公を既に離婚したもの扱いする

 ・母方親族は、アティを『女の子らしく』しようと色々言ってくる

 ・主人公は、アティとセルギオスと合わせる約束を果たそうとする

 ・事情を知っている人たちの協力を得て、セルギオスと会わせる事となる

 ・しかし邪魔が入り、アティが怪我をする

 ・アティの顔? 体? に、おそらく消えない傷が残る(火傷かなぁ)

 ・戻ってきたアティと主人公。大奥様と母方親族は、『母親失格だ』と主人公を責める

 ・主人公、お詫びとして自分の顔に傷をつけようとして周りから止められる

 ・エリックは、傷があってもアティはアティだとキョトン顔。(←コレは絶対に入れたい

 ・(体に傷ができた場合)、アティは『おかあさまとおなじ』と笑う(←可能なら入れたい

 ・子供たちや味方たちは、勿論主人公を責めないんだけど、そこから大奥様と母方親族からの猛攻が止まらなくなる


 って感じ?


 ん? もうこれで良い気がしてきたんだけど、どうだろうか??


 どうせなら、こっから先の展開もざっくり考えていこうか??


 そもそも、アティが怪我をしたのは、ラエルティオス伯爵家が、カラマンリス侯爵を脅迫する為に差し向けた奴らが引き起こしています。


『大人しく引き下がらないと、妻と娘は無事では済まないぞ』

 とね。

 あー……

 そうだそうだ。

 一つ、入れておきたい事があったんだ。

 メモ代わりに記載しておこう。


 アンドレウ夫人が、ツァニスとセレーネに対して怒るの。

『エリックが危険な目にあったらどうなさるの? どう責任が取れるの?』って。

 実はこれ、敵を騙す為のカモフラージュ。

 カラマンリス侯爵家とアンドレウ公爵家の間に溝ができた、と敵に見せかける為のもの。


 実は別荘地に来る前から、アンドレウ公爵家とメルクーリ伯爵家とは話がついてるの。敵をおびき寄せる為の罠なんですよ、この別荘地に来た事自体が。


 アンドレウ公爵家とメルクーリ伯爵家は、自分たちが『ラエルティオス伯爵家から直接被害を被った』という証拠が欲しいが為に、直接出張ってきてくれたんです。

 対立する為の大義名分を手に入れる為に。


 しかし、それを知らない敵は、カラマンリス侯爵家やメルクーリ伯爵家の不手際で、エリックが危険な目にあったように見せかけようとする。

 三つの家を、いがみ合わせる為の策略を巡らせるんですね。


 それを、どこかに入れたい。

 どこに入れようかなぁ……

 ザマァ前だな。起承転結の『転』の頃かな。

 読者さんすらも、アンドレウ公爵家と決裂したと騙したいから。(騙される人は少ないかなぁ。それでもいい)


 あー……

『三つの家を、いがみ合わせる為の策略』

 についても、そろそろ具体的な内容を考えておかないとヤバいなぁ。


 考える事イッパイ……


 どっから、どっから考えていこうか。

 上記みたいに、流れを羅列していこうか。それでなんとなく全体の流れは把握できるかな?


 いや、そもそもね?


 どうやって今発生している脅迫じみた事が、ラエルティオス伯爵家の差し金だと判別するのか。

 そこ、実はあんまり具体的に考えてない。

 考えないといけない。


 あー……


 あとォ……

 主人公と獅子伯の話も。

 どうしよっかなぁ。


 こういう、構成を組み立てる時は、後ろから考えていくのがいい。


 まずは、ラエルティオス伯爵家の差金だと、どう判断つけるのか。どう証拠を掴むのか。


 当然、直接伯爵家の人間が来るワケもなく。

 マフィアやヤクザみたいな、非合法組織に依頼するわな普通。


 私が当初考えていたのは。

 そのマフィア、ヤクザ的な組織を寝返らせる事。

 毒をもって毒を制す。

 綺麗事だけでは生きられません。必要悪というモノもある。まだ社会が成熟する前までは、マフィアやヤクザがその必要悪の役割を担ってきた部分がある。

 なら、相手が持つ毒をこちら側が抱え込む。

 お金と権利でマフィアたちを動かす事とする。


 ただ、ソレが上手くいくのかちゃんと考えてなかった。

 やだ今更ァ〜。


 ……今、ふと。

 前読んだ悪役令嬢ザマァタイプの小説で、主人公を当初害しようと暗躍する一族の若頭が、主人公に心を動かされ、改心する&寝返る、というモノを読んだ事がある。

 他にも、ゲームでも似たような展開をやった気がする。

 結構王道展開?

 ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

 王道展開なら、書いても受け入れられるだろう。

 でもなぁ……


 上記を受けて、イメージを膨らませようと、既存映画のヤクザ的キャラを思い浮かべてみた。

 ファブルの映画の、向井理が思い浮かんだ。

 いや、寝返らないだろ、コイツ。無理だよ無理。

 暗躍するような組織の若頭になるような人間が、多少の『綺麗な心』に触れたぐらいでは改心しないよ。

 むしろ、そんな甘っちょろいヤツは、良いカモだし。善意に漬け込んで好き放題できるやん。


 ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。


 だから、寝返らせるには、利害関係を一致させるしかないんだよ。

 旨味がある、そう思わせるしかない。

 ……あ。

 あれ? もしかして、今更気づいたけど、そういうキャラも、実は乙女ゲームの攻略対象で存在する?

 もしかしてもしかして、また乙女ゲームを絡ませられる?

 いやぁ、攻略対象増やすのはもうやめよう……? だって攻略対象は作中だとまだ子供だよ?

 これ以上子供は増やせない。今もう限界。

 なら……


 乙女ゲームと絡ませる……

 むむむゥー?


 乙女ゲームの悪役令嬢が、大それた悪い事をする為に利用するのが、そのマフィア的な組織?

 で、乙女ゲーム中では『頭』になってるのが、作中での若頭、的な?

 むむむむむむむ〜〜〜?


 無駄なイケメンを増やすのは、乙女ゲームの王道?(※偏見

 ハーレムモノなら、片っ端から登場人物が20代前後の美女・美少女なのと同じ?(※偏見


 少し考えよう。

 乙女ゲームでは、攻略ルートにより、メインとなる敵が異なるのはままある事のようだ。

 今決まってるのは。

 エリック攻略では、アティ。

 ベネディクト攻略では、アティ&継母。

 ニコラの場合は隠しキャラなのでいない?

 ゼノとイリアスは?

 第一章で、イリアス攻略の時に邪魔してくるのはアティだと思い出してた。でも、ホントにそれだけだったのかな?


 ゼノの場合。

 乙女ゲームではゼノの事が大好きだった主人公。何周もやってそう。

 なら、そのルートの事を忘れる訳がない。

 まぁ、ただ関わる人物が登場していないから思い出してないだけなのかもしれない。

 うーん。どうしよう。


 アティが、そんな悪ーいヤツらと付き合いがあるっていう所が気になるなぁ。

 カラマンリスの領地のマフィアなら、ベネディクト経由か?

 そのマフィア使って、どのルートで悪役令嬢アティはやらかすんだ??

 ゼノか?


 うーーーーん。

 構成考えててホントにの事に引っ掛かっちゃったよ……

 まぁいいや。

 拾うなら拾う、捨てるなら捨てるを、更にちょっと考えていってみよう。


 それは次のエピソードでね。


 今回はここまで。

 それではね!!

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