21/12/12〜14 八章について考える⑨
ヤバイ、まじ間に合わない。
早くしないと。早くしないと。
だから今日は丸一日かけて真剣に考えるぞ。
せっかくの休みなのだし。
あ、仕事もちょっとやりたい(←
よし、まずは全体のザックリ流れを見てみよう。
メルクーリの別荘地で遊ぶ子供たちと主人公。
チクチクネチネチ主人公に嫌味とかを言うアティ母親族。
敵伯爵との話、公爵や獅子伯とその話もする。
そんな中、細かく危ない事に直面する事も。
それにより、敵伯爵の狙いを改めて知る。
一人、また一人と敵を捕まえていく主人公たち。
焦れた敵は、アティに対してちょっと大掛かりな事を仕掛けてくる。
アティの護衛くんが敵スパイである事を知る。
敵を撃退する主人公たち。
でも、きっとアティが危険に晒された事で、猛攻を主人公に向けるアティ母親族。
毅然と跳ね返す主人公。
章終わり。
全体の流れはこんな感じ。
なんか……うーん、少しだけ、しっくりこない。
何だろう? 何が合わないのかな?
敵の行動かな。
なんか、取ってつけたような、舞台装置クサイモノに感じる。ストーリーを大団円に向かわせるための雑魚敵、みたいな。
うーん。
まだ考えが浅いからそう感じてるだけなのかな。
侯爵の心を折るために、ネチネチやるのは良い手なんだよね。『お前が言う事を聞かないからだ』と罪悪感を植え付ける、っていう精神攻撃はジワジワくるし、超効果的。
なら、別に問題ないのかな。
毎回そんなんだけど、こういう流れや構成で大丈夫なのか、猛烈に不安になる。
心配だ……ああ、胃が痛い。
さて、じゃあその流れだとして、その時の状況を考えよう。流れを邪魔しない感じでね。
離婚してる・してない問題を、ちゃんと考えよう。
タイトルに『継母』とついているので、作品外でアッサリ離婚してるのはダメだと思った。
だから、離婚はまだしてない。でも、する方向にもってく流れは変わらないかな。
それで決定で、いい?
ここで少し考えておきたい事がある。
夫の表向きの離婚理由は『妻が体を壊したから』だ。
でも、八章で主人公がすこぶる元気な姿を見せたら、嘘だとバレてしまう。
でも、個人的に、主人公と子供達のワチャワチャを書きたいんです。
めっちゃ書きたいんです!!
元気である事を、隠さない理由が欲しい!!
誰がスパイか分からない状態なんだから、嘘をつくには細心の注意を払うだろう。
うーん、うーん、うーん、うーん……
敵を騙すならまず味方から。
うーん、うーん、うーん、うーん……
ここが、うまく噛み合わない。
子供たちとワチャワチャしたい。
これは譲れない。コレを書きたいんだ私は! コレを書かなければ作品書いてる意味がないんだ!!
なので!
元気じゃないと嘘をつく事は違う!!
実は似た違う誰かなんです、という嘘も違う!!
そうだな。
ツァニスはセレーネを守るための離婚をするつもりで、その為に体を壊した──子供を産めなくなったという嘘を付くだろう。
しかし、それが嘘だと知ってるのは、恐らくツァニスとセレーネ、サミュエルとマギーだけ。他の家人にはそのまま嘘をつき続ける。
誰がスパイか分からないから。
公爵と獅子伯にも嘘をつく。嘘をついた上で、離婚の事を話すかもしれない。
普通に過ごしている分には問題ないが、毒により内臓をやられてしまった、そう言うことにするか。
それで騙されてくれるといいんだけどねぇ。
よし、じゃあ八章では離婚してないけれど秒読み、という状態にしよう。
これでいけるかな……?
……。
悩んでても仕方ねぇ!
まずは書いてみる事だ!
結局はそこに尽きるんだよ!!
16日でストック終わるのに、まだ一文字も書いてねぇんだから!
間に合わなくなるマジで!
急げ!!
よし、まずは書いてみようそうしよう。
と、いうワケで、いってきます!
しばしご歓談ください。
***
第一話から、なんか、ちょっと、キツかった。
本編執筆がほぼ一ヶ月ぶりだからだろうか。
すっかり脳みそがデジタルノリになってて、最初書いた時、『何の仕様書だよコレ』みたいになってもーた。
十数回読み直しつつ直した。
直したけれど……
コレで、大丈夫なのかな。
なんか、もう不安が消えない。
私が書きたい雰囲気は、これで伝わるのだろうか。
不安で仕方がない。
読者さんを楽しませられるのかどうか。
不安すぎる。
まぁいい。
書くしかないんだから。
でも。
書く時間が取れない!!
応援メッセージの返信すら書く時間がないのに!!
コレはまたちょっと少し時間を空けないとマズイかもしれん。
年末の魔物と戦うしか出来ない!
どうしよう……
そして。
ここに来て迷っている事がある。
大奥様再登場。
敵伯爵家の大きな敵は大奥様なんだよね。
過去の因縁はあれど、力を借りないのはオカシイ。
なりふり構っていられる状況じゃないんだから。
だから、大奥様再登場を一話目書いてから思った。
大奥様がいるとしたら、どんな展開になるかな?
声をかけたとしたら、夫・ツァニスだろう。勿論、主人公と相談して。
ツァニスは難色をしめしたけれど、すすめたのはきっと主人公。今回はなりふり構ってられない相手だから。
大奥様がいるとして。
大奥様は『待ってました』と言わんばかりに再登場。やっぱりワタクシの力が必要なのねと言わんばかりに大きな態度で再登場するだろうね。
そして。
進言したのが主人公だとは知らず、ネチネチまた主人公を攻撃してくるだろう。今度はアティ母親族という味方もいるから。
しまいには、『主人公は体を壊した』という事をネタに『子供が産めないならサッサと離縁しなさい』と嬉々として進言してくるだろうな。
ツァニスは否定したいが、嘘をついている以上否定しない。
セレーネも甘んじて言葉を受けるだろう。
面白くなってきた。
ヘイトを思う存分溜めてって欲しいわ。
ああ、忘れてた。
獅子伯のそばに置く女性の事。
ちゃんとしっかり考えないとね。
そして、彼女自身がただの舞台装置ではなく、存在感を持って存在してて欲しい。
その為には、どんな女の子がいいか?
……私が書く女性って、すべからくドS臭い強い女の子になっちゃうんだよなぁ。
好みだから。
S臭くない女の子にしたいけど、そういう子って書きたいと思えないんだよねぇ。
うーん、どうしたもんか。
ふむ。
その子が章の中でどんな動きをするかってところから考えようか。
『関係性を見直す』に、ちゃんとかかってる存在であって欲しい。
うーーーーん、難しいな……
ああ、そういえば、厩務員さんの所に入れる予定の女の子が一人いたな。獅子伯に紹介を依頼していた。
その子にするか。
その子はどんな子なんだろう。今までにないタイプの子にしたいなぁ。
物静かな子、とか?
……いやぁ、違うなぁ。
うーーーーん、そうだなぁ。
研究者タイプの女の子とか、どうや?
普段は物静かなんだけれど、好きな事について聞かれると、早口で猛烈に喋っちゃうタイプの子、とか?
それもいいけれど、厩務員さんとニコラ&テセウスと相性が良い子がいいなぁ。
ま、性格はどうとしても、どんな立ち位置で獅子伯とどんな関係で、章にどう絡むか、だよな。
主人公が、獅子伯とその子が親しい間柄で、獅子伯はもしかしたらその子との再婚を考えているのかもしれない、そう察したり考えたりするぐらいの事があって欲しい。
だから、特別に仲がいいんだ。少なくとも、そういう風に見える。
その子は、実際のところ獅子伯をどう思ってる?
……どうとも思ってない、だとさ、彼らの間柄を勘違いする方がオカシイってなりそうだから。
あ。そうか。異母兄弟。獅子伯の父が使用人に産ませた子とか?
正式には認知されてないんだけど、屋敷では周知の事実で。獅子伯は、そんな妹の待遇を憂いて色々良くしてあげてるだけなの。
妹の方も、兄は兄として普通に慕ってるだけ。
獅子伯の事は兄である事は周知の事実だけど、表では『兄』と呼ぶワケにはいかないから、普通に『レオ』と愛称で呼んでる。獅子伯も妹だから愛称で呼ぶ。
それを側から見たら『あ、そういう関係なんだ』って、思うよね?
あー、で、二人の仲良しエピソードとか入れたら面白いかもなぁ。
絡むイベントはどんなだろう?
主人公が不意に嫉妬するようなものがいいなぁ。
そういうのをチョイチョイ挟んで行こうか。
よし、じゃあ第二話を考えていこうかな。
続きを頑張ってみるよ。
それで、第八話の公開タイミングを考えよう。
それでは今回はここまで!
以上!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます