21/12/01〜5 八章について考える⑥

 やだ。

 2021年最後の月が始まっちゃった。

 そしてあっちゅーまに2021年終わるんでしょ? 知ってるよ。

 だってこれから年末の魔物とのバトル控えてるもん。前哨戦すでに始まってるもん。


 さて、ちょっと先に。

 カクヨムコン7が開催されましたね。

 私は当初は参加予定がなかったんですが……

 カクヨムコンが開始されると、参加していない作品は埋没しちゃうんだよ。

 それ防止の為に、参加だけしました。

 しかし、アレコレ選考されるのは嫌なので、読者選考終了期間直前に参加を取り下げる予定です。

 書籍化や出版のお話は皆無ですが、折角色々な方に楽しんでいただけた作品なので、もう少し色々周りを整えてから、自費出版でもしましょうかね。

 装丁とかこだわっちゃう? 私の好きな絵師さんに、ロイヤルティで稼いだ金ぶち込んじゃう??

 あ、でも。私同人誌とかの活動すらしたことないから、まずやり方が分からない。

 そっから調べるのかよ……また大変な道のりだなぁ……


 それはいいとして。

 カクヨムコン7、参加なされている方々。楽しみにしております。ちょいちょい摘まみ食いならぬ摘まみ読みしていきますからね。


 さてじゃあ八章いこうぜ★


 七章が面倒くさ──ちょっと大変な物語だったので、八章は単純明快にしたいね。

 だから、あんまりアレコレ推理とか布石とか持ち込まない。分かりやすいものだけで構成したい。


 だから。

 例えば暗殺者的な人が襲ってくるとかね。

 で、それを撃退して大団円、的な。

 ただ、敵側の目的はちゃんと真剣に考えないとねー。

 敵ボスは、目的としてる事がバレたので、敵意は隠さないだろう。もう意味がないから。でもそれは侯爵にだけな筈だ。

 他の人を敵に回すメリットがない。

 でも、暗殺なんて直接的な事するかなぁ。


 一番穏便なのは、侯爵が伯爵に爵位移譲する事だな。

 その理由が、例えば人質に取られた末の嫌々だとしても、穏便は穏便だよね。


 そっか。敵ボス伯爵はむしろチャンスだと思ったかも。

 本来、侯爵の爵位を取り戻すのはベネディクトなどの次世代だと思っていたら。やり方によっては自分がGET出来るかもと思ってるから。その可能性が見えてきたら、少し強硬な手段を選ぶかもなぁ。

 事故に見せかけるか毒を盛るか。

 毒はないな。暗殺だとバレてしまう。外にね。

 だから、やるなら事故か。


 ……。

 そうか。

 敵の釣り出し。主人公たちはそれを狙って行動したのかもな。

 メルクーリの別荘に来たのは、最初からそれを狙っていたのか。だとしたら凄いな。

 でも、そんなんだとしたら、子供達とノホホンと遊んでる場合じゃないよなぁ。

 どうしたもんかどうしたもんか。


 子供達をがっちりガードしつつ、自由に遊ばせたい。

 わぁ。世の中の親達が子供を公園で遊ばせる気持ちそのものやな。

 うーん。

 そうだな。

 ある程度のルールに乗せつつ、自由度も持たせてって感じか。

 そうだな。

 例えば、オリエンテーション的な遊びをする、的な? 遠足、修学旅行みたいな、ね。

『旅のしおり』を使ってタイムスケジュール的なものと場所を子供達に把握させ、その中で遊んでもらうの。

 人数が増えて統率が大変そうだから、チーム戦にするとかしてさ。

 えーと? 今子供は何人いるんだ?

 アティ、エリック、イリアス、ゼノ、ニコラ、ベルナ、ベネディクト。

 7……素数! 割れへんやん!!

 えーと。2チームより3チームがいいから。

 ・エリック、イリアスの権力エグいぞ剛権チーム

 ・アティ、ゼノ、ニコラのセレーネ直伝ポテンシャル最高チーム

 ・ベルナとベネディクトの実力未知数仲良し兄妹チーム

 の3つでいいか。

 勿論、それぞれには護衛をつける。護衛は二人ずつがいいね。

 エリックたちにはエリックの護衛とアンドレウ公爵陣営の護衛がもう一人、

 アティたちにはルーカスとヴラドさん

 ベルナたちにはカラマンリスとかの護衛が二人。

 で。

 チームはチーム内で話し合って解決策を考えたりさせるの。

 お助けキャラたちも用意しよう。

 お助けは周りにいる大人たちで、頼る時のルールを決めてさ。

 大人が本気で組んだ遊びの面白さを子供達に体験させてやんだよ!!

 楽しそう!!!


 子供達に教育と遊びを体験させつつ、本人達には意識させないレベルで行動制限をかけ見守りつつ、大人達は自分達の談合する時間を作る。

 うん、良い気がする。


 さて。

 じゃあその中で発生しうる事件だな。


 ああ、なるほどなるほど。

 メルクーリ別荘地で談合する事自体が、敵をあぶり出すための作戦なんだ。

 だから、アンドレウ公爵家もメルクーリ伯爵家も、家人に見せかけた護衛や私兵をワンサカ連れてきてる。

 どうせ敵は大っぴらに軍隊連れてくる訳にはいかないんだから、少数とは言え精鋭を連れてきてる。

 ──ああ、だからアレクがいるんだ。射撃のエキスパートで、絶対に敵ではない確証があるアレク。

 アンドレウ公爵家とメルクーリ伯爵家とは、事前に極秘のやり取りを既にしたたんだ。


 その中で、アティ母親族だけが例外。

 この親族自体は敵ではないけれど、敵が潜り込むチャンスはこの一行の家人になり済ます事だから。

 公爵家達は最初から警戒してて──って感じか。


 メルクーリ別荘地で怪しい人物達を一人一人炙り出し、全員釣り出すんだな。

 公爵と獅子伯が協力してくれるのは、革新派の動向が活発になってきていて、国内に火種がある事を知ってて、革新派の力を削ぎたいからか。

 侯爵と利害が一致したからだな。


 じゃあどうやって炙り出すか。

 まずは敵の目的を確認する事だな。

 アティを攫うか、セレーネを攫うか、アンドレウ公爵やメルクーリ伯爵家に喧嘩売る気なのか。


 私が敵なら、侯爵が公爵や獅子伯とこれ以上繋がってほしくないから、公爵家や辺境伯家に、まるで侯爵家が害をなそうとしているように見せかけて、立場を追い詰めるかな。

 仲違いさせて孤立させ、力を削ぎつつ人質を取るか、大切な人たちの身が危ないのだと思わせ、疲弊させるね。


 害をなそうとしてるように見せかけるか方法って、何だろう。

 本来一番は、領地としての利害関係を敵対させる事だな。それは、カラマンリスを実質統治している伯爵家ならやるのは簡単だ。

 領地は近くないので、輸出入や人の流動で色々やるかも。

 勝手にアンドレウ領所属の人間たちに微妙に不利になる事をしたり、関税かけたり、輸出品を粗悪にしたり。

 恐らく既にその片鱗があり、その対策も既に取られてる。


 本来そういう事は国内ではない対外策、国同士でやる事なのに、それをやっちゃうダメ政治家たち。国力の低下に繋がるから。

 あの老元子爵もそうなんだけど、中しか見えておらず、自分たちの力を過信し過ぎてて、敵貴族たちがいなくなれば、国として一丸となって先に進めると思ってる。

 国力の総生産量が落ちてる事に気づかず、力ずくで何とか出来ると思ってる。外から人や資源を持ってくるつもりでもあるから余計に。

 中世的思想を引きずってるんだよね。


 だとしたら、別荘地で出来ることはないんだけどなぁ……

 うーん??


 あ。

 他にも考えておかないといけない事があった。


 離婚問題。

 この章の時点で、離婚してるのかしてないのか、章の途中で離婚するのかしないのか問題。


 男装バレ問題。

 この章でするのかしないのか。


 離婚させるとしたら、八章スタート時点で離婚してるのがいいんだよね。都合が。

 離婚に関わる事柄が沢山あるだろうから。

 でも主題はそこじゃないから、ソレをダラダラ描写したくない。


 第七章と第八章の間は、明言しないけど1〜2ヶ月ぐらいの空きがあるの。

 だから、本来離婚するならそこなんだよね。


 もし、離婚させないとしたら。

 男装バレした時の反応によって、本当に離婚するのか否かが変わりそうな気がするんだよね。


 そういえば、夫に男装バレした時の事考えてなかったなぁ。

 ここで一回雑に考えてみるか。


 よし。

 じゃあ次のエピソードではソレを考えるね。

 それでは次回!!

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