21/11/30 八章について考える⑤

 え。

 ちょっと待って。


 2021年が、あと、残り、1か月、だ……と?

 なんて事だい!!

 怖い! 怖いよ月日の流れ! 早すぎるよ!!

 これが中年クオリティなのかっ!!


 いや。

 今年はしょうがないって。

 コロナ禍で色々仕事が増えて(※給料据え置き)、そしてプライベートではゴリゴリ小説書いてんだもん。

「暇だなぁ」

 なんて、1秒もなかったよ。

 いや、結構いつも暇なんて感じてないけれどなっ!!


 さて、続きを書くよ。

 アティ母親族のネチネチ攻撃は、それだけじゃなくって様々な範囲で色々やって欲しいよね。存分にヘイトを溜めてもらう為に。


 継母・継父が言われてキツイ事。

 ・愛情が足りない

 ・継親だから愛情が偽物だ

 ・所詮他人事だろ

 ・子供が可哀そう

 ・本当の親ならそんな事はしない

 ・子供の継親になるって事を舐めてる

 ・理解が足りない

 ・苦労するって分かっていて手を出したんだろ

 ・お前の決意なんて意味がない

 ・責任が持てないならなぜ可愛がった

 ・離れる事が分かっていたなら手を出すべきではなかった

 ・お前は子供を傷つけている

 ・子供を自己満足の道具にするな

 ・血の繋がりがないんだから可愛くないんだろ

 ・やり方が甘い、足りない

 ・これだから他人は

 ・血の繋がりがないんだから今は良くても途中で変わるだろ

 ・どうせ自分の子供が生まれたら継子をないがしろにするんだろ

 ・子供作らないで

 ・お前に親の資格はない、親失格だ

 etc、etc……


 傷つきワードを考えてみた。というか。ほとんどネットで見つけたり、作品の応援メッセージでいただいたワードです。完全創作はありません。

 いやぁ。キッツイわぁ……

 これ、実親に向けて言う人もいるけどさ。

 お前何様だよって言葉もあるよね……酷いなぁ。

 確かに、中にはネグレクトをしていてそのワードに相応しい親もいるにはいるけどさ。

 でもそうじゃない親の方が圧倒的に多いのに。

 このワード、結構見るよねぇ……なんだかなぁ。


 主人公はアティへの愛情は疑いません。疑う余地がない。

 でもね。

「それは本物じゃない」と言われたら、意識的には否定するけど、無意識の所に疑問の種が植えられちゃうんだよ。

 だって、主人公は子供を産んだ事がないし、前世でも子供が欲しかったけど持てなかったから。「産んだ子供への愛情」を知らないから、完全否定できないの。

 悶々と悩んで欲しい。

 でもね、その悪い思考の種は、実は簡単に潰せるの。

 だってそばに、マギーがいるから。

 マギーにこの事を愚痴ろうもんなら。

「え? もしかして私を暗に非難しています? 最悪ですね。消えて欲しいです」

 と軽蔑の眼差し一発でKOされるよ。

 マギーは子守ですが、アティにゴリゴリの愛情を持ってます。

 アティの為なら身体も張るでしょうし、状況によっては本当にそれこそどんな汚い手も彼女は選ぶでしょう。それは主人公から見て疑いようもありません。

 でも、マギーは継母ですらありません。

 マギーのそんな言葉で、きっと主人公は目が覚めるでしょうね。

 愛情に本物・偽物なんてないんですよ。

 そもそも形がないし目にも見えないし、はかる方法も存在しない上、そもそも「愛情」という概念そのものがあやふやなのに、どうやって本物か否かを判定すんだよって話。


 よし。救いがあるからこのエピソード入れようっと。

 楽しみィー!!


 さて、他だよ他。他のエピソードね。

 どんなの入れようかなぁ。


 ツァニスと獅子伯のエピソードも入れたいなぁ。

 ツァニスさんはね、獅子伯に嫉妬満載なの。

 ツァニスさんは、自分が獅子伯に勝てる要素がない事を理解してるし、そもそも彼自身に憧れ・尊敬を持ってる。

 でも嫉妬心は別。

 憧れ・尊敬を持っていたとしても、主人公については話が別。

 本当はマジで絶対離婚なんてしたくない。

 でもしないと主人公が危ない。

 取られちゃう! そんなの絶対嫌! でも勝てねぇ!! くっそう!!

 そういう気持ち満載なの。中学生かよ。

 でも、ツァニスさんの良い所は、それで腐ったりスネたりしない所。正々堂々と聞いてる周りが恥ずかしくなるような事を平然とブチかませるの。

 それを聞いた主人公は勿論アワアワするし、アンドレウ夫人がニヤァっとしそうだよね。


 七章は重っ苦しい話だったから、こういうニヤニヤしちゃうエピソードをフンダンに入れたい。入れたい。入れたい。マジで沢山入れたい。なんならそれで20万字いくぐらい入れたい。


 ああ。上記のツァニスと獅子伯の話は、あくまでツァニス側の話だよね。

 今まで、獅子伯がどう思っているのかっていう話が、実は殆ど出て来てないの。

 どこかで、彼がどう考えているのかも表現したいなぁ。

 ええと。

 一応、忘れないようにここにメモ代わりに書いておこうかの。

 獅子伯は、主人公の事を憎からず思ってるよ。主人公と獅子伯弟が離婚した時に、後添えにどうかと言われた際に断った事を、ちょっと悔やんでるぐらいには。

 主人公が未婚で自由の身で、自分も妻子を亡くしたという過去がなかったら喜んで結婚するぐらいには主人公の事を好きでしょう。

 でもね。

 ・主人公が既婚者

 ・自分が妻子を亡くしていてトラウマになってる

 ・だから自分は結婚すべきではない人間なのだと思ってる

 これがネックになっていて、獅子伯は自分の気持ちは一切表に出さないようにしてる。

 ……でも、主人公に会いたい気持ちを駄々洩れさせているけれどね。だから冬のリゾートにも来たし(表の言い訳としては、ゼノに会いたくて迎えに来た)、夏の避暑地に来た理由も、ゼノをダシにしつつ主人公にも会いたかったの。いや、ゼノに会いたかったのも本音だけれどね。

 二人で色々話がしたいから、夜飲もうと声をかけたりしている。

 でも、やましい気持ちや下心があったかというと、それはたぶん……いやぁ、獅子伯も男だからゼロじゃないけれど、あわよくば、はないな。最初は純粋にただ話がしたかったの。

 だって久々だから。浮かれてたの。獅子伯も主人公に会えると浮かれるの。


 きっとさぁ。

 アンドレウ夫人やマギーから見たら

「もうお前ら勝手に結婚してラブラブしてろよ」

 と思うような感じなんだろうな。

 でも彼らを取り巻く状況がそうさせない。アンドレウ夫人あたりはヤキモキしてんだろうな。いや、面白がってる。ネタになるって思ってる。絶対。

 アンドレウ夫人からすると所詮他人事なので、一歩引いた場所でニヤニヤできるからね。


 いやぁ、いいねぇ。こういう「周りの状況としてどうしようもない関係」って。

 ニヤニヤするよ。しかもさ。お互いに「だからあんまり近寄り過ぎたらダメ」って思ってるのがまた。ニヤニヤする。

 私はロミジュリ的なヤツは好きじゃないんだけど(周りの状況だけがNGで、本人たち勝手に盛り上がり気味)、本人たちも「いや、だってダメだし」って思って何も動けない状態でいる時が好き。ここまでなら不倫じゃないから。

 本人たちが状況そっちのけで勝手に盛り上がって乳繰り合っていたら、それただの不倫だから。不倫は嫌いですよ。やる事やってるのに「これは表に出せない関係だからヨヨヨ」とかってのを見ると「やることやってるクセに何言ってんだテメェら。それただ状況をネタに酔ってるだけじゃねぇか」って思う。

 手が出てるか出てないか、これは私の中では大きな問題なんだよ。

 そりゃ人によってボーダーは違うけど、私の中でこれはセーフなの。

 だからね、獅子伯と主人公もギリギリな事しかさせてない。

 接触は、涙を拭ったとか、傷を治療したとか、肩に手を置いた、とか、グレーなところばっかりだよ。書く時注意したもん!!

 これなら、よっぽど夫との接触の方があるよ。


 あとはね。

 アンドレウ夫人とマギーの関係、ツァニスとサミュエルの関係、サミュエルとイリアスの関係、その他、それぞれのキャラ同士の関係性や距離感も見せたいんだ。

 アンドレウ夫人なんかは、半ば本気でマギーを欲しがってるし。

 子守が終わったらマジで引き抜く気満々だよ。屋敷の侍女というよりビジネスパートナーを探してるって感じかも。彼女に任せたい事業とか、もしかしたらあるのかもしれないね。


 それぞれの関係性を見せたい。これ、いいなぁ。本当に書きたいなぁ。

 書ききれない分についてはサイドストーリーの方に入れようっと。


 さて、あとは章の大まかな流れと発生する事件についてだね。

 それが一番大切なのに、まだ全然考えられてないね……


 次こそは!

 次こそはそこを考えるぞ!!


 それではね!

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