21/11/12~14 七章が書き終わったよ。

 ※ここら辺は11/12に書いています※


 第七章、書き終わった……

 長かった。長かったよ。

 本当に長かったよ……


 12/14で全編公開になる予定です。

 そういえば、予約投稿って選択肢は半月分ぐらいしかないんだね。

 ま、そりゃそうか。ま、選択肢に無くても手動で設定できるから構わないけどね。


 あとは、少し時間を置いて最後の方を見直すだけだ。

 最後、なんだか駆け足でアッサリ終わってしまった感があるので、もう少し膨らませるかもしれないけれど。

 いやぁ、これ以上文字数が増えるのもアレだけどね。

 ちなみに、現時点書き終わっている分では13.5万字。

 いつもだと10万~11万ぐらいなので、いつもより1.5~2万字も多かった。

 ……ホントに? もっと長かったような気がするのは気のせいか……?

 体感16万ぐらいいったかと思ったんだけど。


 いやしかし、今回は本当に詰め込みすぎた。

 そして何より。

 重いんじゃ展開がっ!!

 詰め込みすぎたせいで、弟妹たちとのキャッキャウフフもあんま書けなかったし!

 今回アティなんか完全にモブだよモブ!!

 新キャラ人数の弊害だね。

 出したらその子達の説明しなきゃいけないし。

 ネタを詰め込みすぎたのも問題だった。


 ネタ詰め込みだし重いし……

 今回は最初の方も難産だった。

 プロットがなかなか出来なくてね……

 キツかった……

 それに、読者さんとの関係も、ある程度見直さないといけないな、と感じた。

 今回は本当に色々あった章となった。

(※まだ終わってない)


 しかし。

 ここまで重い展開にするつもりは、本当になかったんだよ。

 弟妹がいるから、ならないと思ってた。

 でもネタを詰め込みすぎたせいで、展開の為に弟妹たちとのキャッキャウフフ、アティとのキャッキャウフフを削らざるを得なかった。

 今回のコレ、本当に詰め込まなきゃダメだったのかな。

 分けられなかったのかな?

 少し見直してみよう。


 今回、離婚話を入れるつもりが本当になかった。

 次の章だと思ってた。

 でも、主人公がアティたちと離れる理由が、離婚を考えるほど追い詰められていたからだとすると、シックリきたんだよね。

 だから自然とその話の流れになった。

「主人公の実家で、主人公の背景とともに事件を起こしたい」っていうのを、やっちまったからダメだったのかもしれないね。

 でも、そろそろ実家に行かせたかったんだよ……


 しかしまぁ。

 祖父が本当に嫌な人間になったな。

 いっちばん最初に考えていたのは、両親が嫌な人で祖父はまぁある程度は味方、的だったんだけど。

 祖父を書いているウチに、私が普段ネットやテレビで見かける嫌な老人を煮詰めたような感じになってしまった。


 もともとこの話自体は、昔から続く認識を「本当にそれがベストだと思ってんの?」という事を表現したくて書いたものだった。

 この物語に絶対的なヒーローがおらず、主人公自身が頑張るのもそう。

 男に見初められてハッピーエンド、なんていうのも嫌だったし、そもそも見初められる事を目的とした話ってどうなん? って思っていたから。

「一人の高権力の男に溺愛されているから万事OK」という話も嫌だった。

 シンデレラの話は苦手です。ガラスの靴を履いて走る根性は好きですけどね。

 清廉潔白に生きていたら、ある日突然魔法使いが現れて力を貸してくれて、結婚してハッピーエンド、なんてさ。

 その映画がつくられた当時の濃密なる時代背景が見えて嫌だった。


 ……あれ? いや、絶対的ヒーローいた。獅子伯や。

 そうそう。彼がそうなんだけど、彼には「トラウマがあって結婚しない」「辺境伯だからいつも傍にはいない」という制約をつけたんだった。いると彼が全部解決しちゃうから。


 ま、そういうワケで「昔の好きじゃない因習」を煮詰めたものを、祖父が背負う事になっちまったよ。ごめんよ爺さん。

 私は自分の祖父は……ぶっちゃけあまり覚えていない。一人は物心つく前に亡くなったし、もう一人はとても無口な人だったから。でも、覚えている方の祖父も嫌いじゃなかった。優しかったし。遠くはないけど近所ではないところに住んでいたから、あまり接点がなかったという事もあるかも。

 でも、私を保育園に迎えに来てくれた日の事は、印象だけだけど今でも覚えているよ。

 母曰く、死ぬ程の大病を患う前までは、結構な人だったみたいだけれどね。


 主人公の祖父は、厩務員さんとの対比なんだ。

 厩務員さんは主人公の祖父より年上だけれど、とても苦労してきた人でもあるし、そしてとても高潔で頭が良い人。生まれは平民でも。

 後妻である主人公に良くしてくれるし、二重人格のニコラ&テセウスにも優しくしてくれる。彼はもう既に天涯孤独なんだけれど、頑なにならず真面目に一生懸命仕事してる。

 あー。そのうちテセウス&ニコラ、そして厩務員さんに「養子縁組したい」って言わせたいなぁ。

 泣いちゃう。私が。


 ああ、七章の見直し。

 本題からズレたわ。

 ……でも、本筋はもういいかな。思ったより文字数いってなかったし。

 もう少し膨らませても大丈夫そうだし。(最後の方だけね)


 それより次じゃね? 大切なのは。

 次の章も転機になる章だよ。

 それについて考えないとね。


 第八章。

 ……ながっ。

 まさかここまで続くなんて。

 第七章全部を入れると、大体85万字。書いて消してを繰り返したから、実質100万字いってるのか……凄いな。

 塵積ちりつもってこの事だね。

 サバコンの時16万字、30コンの時に11万字書くのにヒーヒーいってたのが嘘みたいだ。

 やれば出来る子、それが私。


 ※ここからは11/14に書いてるよ。間は……ゲームしてた☆※


 さて。

 第八章は。

 獅子伯出すよ! 出したいよ!! 彼が今回のキーパーソンだよ!! っていうか、そうしたいYO!


 でもなぁ。

 七章。物凄い問題が発生して、それをなんとかしようZE★ で終わってるから、ノンビリ旅行に行っている場合じゃない気がするんだよな。

 ……いや、手はある。

 あるぞ。ある。


 問題は、じゃあ今回はどんなイベントを起こすのかって話ですよね。

 状況をまず整理しましょう。


 夫の実家領地の伯爵家は、侯爵の地位の乗っ取りを計画しています。

 夫は今までその事に気づいていませんでしたが、今回そこに気づいてしまった為、領地伯爵家と夫の全面対決となります。

 が。

 私的にはそっちは主題じゃない。

 そんなお家騒動は勝手にやっていて欲しい、というのが本音(自分で書いたクセに)

 だって、主人公はあくまで肩書によって巻き込まれただけなんだもん。

 もともとは知らんところでチョコチョコ起こっていた事に、主人公が何故出張らなきゃならんねんって。そっちの問題は責任もってそっちが片付けーや、と思ってしまう。

 ま、全然無関係にはならんけどね。


 私はこの物語は、あくまで主人公という一人の女性の人生の一部から、彼女にとって、服にこぼしちゃったカレーやトマトソースの跡のように、へばりついて落ちないもの、そこから、一人の生き方を書きたかっただけなんですよ。

 領地経営や内政チートなんて、させる気は、全く、これっぽっちも、全くない。

 そこをブレさせる気は一切ない。


 そうそう。

 散々言われて来た事で、今も言われ続けている事。そしてこのエッセイにも書いた事だけど、大切だからもう1回書く。

「主人公が現代人的感覚過ぎて時代背景に合わない」

 とよく言われるけれど。

 その人たち、気づいていないのかな? 今があるのは、その昔、認識を変えたいと血反吐を吐いて努力した人がいたお陰だって。

 現代人のような感覚を持っている人が昔いたから、今そのようになっていると、気づいていないんだね?

 その人たちがいたからこそ、今があるのに。

 その昔に、今のような認識の人がゼロだったら、今にならないからね?

 今は昔の延長にあります。ある日突然認識が変わったワケでは勿論ありません。

 誰かが草の根運動をして、少しずつ少しずつ、市井の認識が変わって行ってくれたおかげであり、その活動の発端となる事をしてくれた人がいたからですよ。


 不思議だ。本当に。

 勝手に時間経過で変わるって思ってるのかな。不思議。時間経過で勝手に変わる事なんて100%ないのに。誰かが働きかけない限り、絶対変わらないよ。


 サバコンの時にも書いた事と同じ事を、ここでも書いてる。

 私の根底に、その考えが根付いているんだね。そして、もっと他の人にも知って欲しいって思ってるんだね。

 作品の設定も時代背景も様々なものは変わっても、作品の根底に流れる暗黙のテーマは私結構一貫してるんだなぁ。

 面白い。どんだけ言いたいねん。不遇のITエンジニアだからかな……ははっ。


 あ! 結構文字数いっちゃった! 続きは次回ね!

 次回、改めて八章の事を考えていくよ!


 それではね!!






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