21/10/16 七章の事を考える⑬
少し経って見直してみたけど、問題なさそう。
良かった。
……もう少し時間を空けた方が良かったかな?
まあいいや。
このオチに持って行く為に必要な事を洗い出すよ。
① 幼女と主人公を仲良くさせる
② 少年と主人公を仲良くさせる
これらは、キャッキャウフフシーンを入れればいい。
ただ、折角だから複数の意味を持たせたい。
この時に、禁足地である山の事を子供たちに教えたいね。
ここで子供──少年は禁足地の事を知って、逃げ先をここがいいって敵子爵に伝えたんだろう。
幼女とはキャッキャウフフでいいんだけど、少年の方とはもう少し深い話をさせたい。
少年は昔から洗脳されていた。大人の意見や行動に対して疑問を抱かないようになっていた。言われるがまま、命令されるがまま、そのままをただ実行だけする少年になっていたの。アレみたいに。鬼滅のあの子ね。
子供の個を殺す事は、セレーネが一番嫌っている事。だから主人公はその少年に、個を殺さない生き方を伝えたいと思っただろうな。
そのエピソードを入れたいね。
あ。このエピソードの時に、その禁足地でちょっとした山崩れがあった事も出そう。
もう出てるエピソードなんだけど、『鹿が増えて狼が減って、漁獲量が減って害虫用農薬の売り上げが少なかった』という話が出てきている。
これ、実は禁足地にある、最後のギミックで使いたい危険な場所が、一部崩れた事による影響なんだ。
おそらく、そこらへんを縄張りにしていた狼の群れが、その山崩れに巻き込まれたの。その群れがいなくなった事によって、狼の群れの分布図が変わって、里に下りてくる狼が減った。そのため鹿が増えたの。
山崩れによって川の一部が濁ったり流れが変わってしまった箇所が一部あり、それにより農作物に影響を与える虫の量が減ったの。それによってその虫を食べていた魚の量が減ったの。
それを出す事によって、「禁足地に何かあった。何かある」という事をほのめかしたいのです。
さて、そのキャッキャウフフの後だな。
敵子爵の差し金によって、祖父にぶん殴られるセレーネさん。
子供たちと遊んでいる場合か、自分の責務を放棄しおって! とね。
祖父とセレーネの猛攻だ。竜と虎の戦いだァ!
ただし、今回はセレーネは孤軍奮闘じゃない。おそらくツァニスが味方につく。
しかし、頭に血が上った祖父は恐らくツァニスにも逆説教。お言葉だが、と枕詞つけて言いたい放題するだろう。
そんな言い合いの中、ぽろっと言っちゃうの。
セレーネの存在自体を否定する事を。
子供を産まないお前に何の価値があるんだ、と。
こうやってベッサリオンの名を汚すような事をするのであれば、やっぱり殺しておけばよかった、と。
愕然として聞き返すセレーネ。
今のは言い過ぎだけど、祖父の言葉も最もなんだよ。双子は不吉。女の子の方は殺そうと言った祖母をなだめて生かしてくれたのは祖父だったんだ、という事が父から伝えられる。
こんな時にしか口を開かない父。そして、それがトドメ。
セレーネ、この言葉で戦意喪失。
その場にいる事ができず、逃げてしまう。
ヤバイ。書いてて胸が潰れそう。
そういう風にしたの自分やけどね。
逃げた先は、山小屋。
第六章の最後に、ニコラやアティに聞かせていた場所。
ニコラはその話を覚えていたから、きっとセレーネはそこにいるはず、と弟妹たちに連れて来てもらう。そしてセレーネを励ます。弟妹たちも。
ここで幼女が聞くんだよ。『元気ないの?』と。敵子爵にそそのかされてね。
で。
励まされて屋敷に戻るセレーネ。でも、祖父両親とは顔を合わせたくない、と別で食事を摂る。
その時、毒を摂取してしまう。
倒れるセレーネ。でも、比較的摂取量が少なくて済むような事態にはなった。
その後、突然調子を崩して倒れるセレーネ。毒を盛られた事にそこで気づく。
暗転。
夢を見るだろうな。
どんな夢だろうな。
ああ、そこで乙女ゲームの方の流れを思い出してもいいね。
あとそこで、アティの母の事に気づいてもいい。
目を覚ますセレーネ。
しかし、それを伝えてしまうと騒ぎに乗じて逃げられてしまうかも、証拠があればそれを隠滅させられてしまう。
まずは確認を取る為にと、幼女を呼ぶ。
そして事情を聞き、自分の予想が恐らく当たっていると確証を得るセレーネ。
アティの母の事を聞いて物凄く怒り出すツァニス。
速攻で敵子爵を捕まえろ、と怒鳴る。
しかし、ちょうどその時、敵子爵は結婚相手の妹と話していた。
これは、セレーネからツァニスに、『何も知らない状態で無理矢理結婚させるから本人が納得できない。全て説明すれば、ちゃんと考えてくれる』という事が伝えられているから、それをツァニスから祖父に話しがいったの。
ツァニスからの助言だから無碍にはできず、祖父は了承して敵子爵と妹に話しをさせる事を許した。
バレた事に気づいた敵子爵は妹を人質にとる。
そしてそこに騒ぎを聞きつけて集まって来た人たち。その中にいた少年に、その子を捕まえろと命令。少年は言われるがまま、一番そばにいたアティを人質にとって敵子爵の方へと行く。
二人は妹とアティを人質にして、山へと逃走する。
って言う流れ。
どや。
結構良い気がしてきた。
また胸が潰れそうな展開にすんのかいって声が聞こえてきそうー。
それに。
これ、16万字ぐらいにおさまるのか??
かなり長くなりそうやぞ。大丈夫かな。
ま。
作品の転機となる話だし。
そりゃ長くなるわな。
さぁてと。
……応援メッセージの返信、気が重いなぁ。
同意系や感想系は問題ない。
そうではないものへの返信は物凄く頭を使うし、気持ちが削がれるので大変なんです。
疲れたよパトラッシュ……
さて。土日はかなり休めたし、また気を新たにしてガンガン書いていかないとね。
今回は油断していると破綻する可能性が大きいので、気合を入れないといけませんね。
今回は短いけれど、これぐらいで。
続き、頑張ろう。ハイ。頑張る。
それではまた!
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