21/09/14 七章の事を考える②

 問題提起は面白い。


 今公開中のエピソードに、みんな三者三様の反応を示している。

 これは嬉しい。

 私の作品を読んで、みんなが何かを感じてくれて、そして言語化してくれて、私に感想としてくれている。

 嬉しい。


 さて。

 どうしようかな。

 私に限らず、他にもそういう人がいるとは思うけれど。

 期待されると、裏切りたい自分と、応えたい自分が生まれる。

 頭の中で、天使と悪魔がワチャワチャ口論して意見をぶつけ合ってるみたい。


 ぶっちゃけ、今考えてるのは、


 ふふ。

 楽しみだな。


 それよりも! 七章のネタだよ! テーマだよ!!


 うーん。

 乙女ゲームのキャラは、もう増やすのヤダなぁ。今ですら結構多い。攻略対象はたった四人しか出してないので、少ないっちゃー少ないんだけどね。

 攻略対象出すとなると、また子供になるよ?


 ええと。ここで年齢の整理をしておこう。

 悪役令嬢・アティ:3歳(すぐ4歳になった)、ゲーム中は16歳

 金髪王子・エリック:4歳、ゲーム中は17歳

 宰相候補・イリアス:11歳、ゲーム中は24歳

 辺境伯候補・ゼノ:8歳、ゲーム中は21歳

 僕っ娘・ニコラ:10歳、ゲーム中は23歳


 ちなみに、みんな誕生日の事を考えてなかったので後々修正するかもしれないけど(そもそも、こんなに長く連載すると思ってなかった)。

 エリックの誕生日はそのすぐ前なのでもう5歳。他のメンバーもどっかでカウントアップするはず。つか、どっかでしてるはずなんだよ……

 ちゃんと考えないとなぁ。


 主人公も実は作中に誕生日が来てるんだけど、私自身がすっかり忘れてた。どっかで入れておかないとなぁ。章の間とかに誕生日来たのかなぁ。


 ま、それはいいや。

 乙女ゲームには、お色気担当の大人キャラがいたりするんだよね?

 でも、乙女ゲームの『大人』って、せいぜい20代前半ぐらいでしょ? え? アラサー人間っているの?

 ……違う方面で考えよう。


 ええと。

 主人公の友人キャラとか、もしくは悪役令嬢の取り巻き、とか?

 あ、それなら女の子増やせる。

 で、その子と、章の中のエピソード(事件)をどう絡ませるか。


 六章は、子供たちと冬遊び&熊との戦い、だった。

 それをする為に、邪魔な夫を出さないようにした。

 次は、獅子伯が出ない。

 うーん、どうしようかなぁ……


 そういえば。

 この時点で本編193話公開になったんだけど。

 いやぁ、感想でアレクボッコボコ☆

「いや、違うそうじゃないんじゃね?」というコメントもあって、意図通りに伝わっている部分と、意図通りに伝わらなかった事がある事に気づいた。


 この191~194話は、何度も書いては消してを繰り返した。

 なかなか上手い具合に落とせなくて。

 問題提起をしたかった。

 問題提起してすんなり落ちるところまでなかなか持って行けなくって。

 いや、不倫云々じゃなくってね。


 複数の絶対に両立できない願いがあった時、人はどうするのか? と。


 私も現時点だと、『こうしよう』とボンヤリと考えている事はあるけれど、果たして本当にそれで大丈夫なのかどうか自信がない。


 ただね。

 現実問題、こういう選択問題って、常に沢山あって、すべからく全員、意識無意識関係なく選択して生きてるんだよね。


 私は、そこを意識して欲しかった。


 現時点で公開になっていないけれど、

 オチとしては、離婚する・しないではなく、主人公が子供たちに対してどう思っているか、という部分にフォーカスした。

 色々試行錯誤して色々書いてみてから気づいたんだけど、『主人公が一番気にする部分はどこだろう?』と思い返すと、やっぱり『子供』についてだったんだよね。


 あと、彼女が今ハッキリ答えが出せる部分が、そこしかなかった。


 あと、今回な触れなかったけれど、今後どこかで

『子供が欲しいと思っていた事』についても触れるつもり。

 今回書いてみた時に、「まだ早い」と感じたので全消しした。


 それをふまえて、の第七章なんだよ。

 ホント、どうしよう……


 予定では、六章が終わった時点で、主人公たちは夫が待つ領地へと行く事になってる。


 ここで一発、実家にでも戻らせるか? って事を、ふと考えた。

 でも、実家で何をやらせるんだよ。

 どうしようかなァ。


 少し、この方向で考えてみる?


 私は頭ん中だけで考えられる人間じゃないからね。

 ここに文章として残して、プロットを練るよ。勿論、盛大にボツる可能性もある。

 今までも散々ボツってきたし。


 ・主人公、子供たちと使用人だけ侯爵の領地へ向かわせ、自分一人で実家に戻る。

 ・実家に戻ったら?

 →祖父母両親は良い顔をしないだろうな。しまいには、祖父や母に子供はまだかとせっつかれる。うわぁ……ウザぁ……

 →実は、セレーネは母も苦手だけど、祖父も苦手。何度もビンタくらってきてるから。

 →ワガママも大概にしろと頭ごなしに怒られるだろうな。うう、考えただけで胃が痛い。

 ・まだ未婚の妹たちが実家にいるので、その妹たちには歓迎されると思う。(既婚の妹たちはいないだろうな)


 ……そこまでは容易に想像できるけど、実家で問題ってそんなに簡単には起こらなそう。小さい問題は沢山あっても、大きな問題は起こらなそう。うーん。

 そういえば、乙女ゲームにも絡ませたかったんだよなぁ。


 ん? アイデアがふと降りて来たぞ?


 夫の侯爵とアティが、実家まで迎えに来る。

 その時、夫の領地からアティの親戚の子供が来る。

 ああ、しまった。爵位とかどうしよう。ここらへんマジ面倒クサイな!!

 ちゃんと歴史にのっとりつつ分かりやすく改変する必要があるからマジ面倒クサイ!!!


 爵位は置いとく。アティの親戚の子ね。

 来た親戚は二人の子供。兄と妹。兄と妹好きやな!!

 いや、これには理由があるんだ、理由言わせて。

 妹は、乙女ゲームでのアティの取り巻きの一人。しかし、途中でアティについていけなくなって、乙女ゲームの主人公に鞍替えする少女。

 そして兄。なんで兄がいるかっていうと、こっちが大切。

 先にネタバレね。

 この兄の方は、セレーネに毒を盛る為に同行したの。


 毒を盛る理由

 ・ツァニスが領地でセレーネの事を惚気たので、嫡男が生まれてしまう事に危機感をおぼえた領地の他貴族が、セレーネが子供を産めないようにする為。量を調整して、死にはしないけど身体に重篤な影響が出るレベルの量の毒を盛る。


 ・なんでそんな事するかってーと。ツァニスに嫡男が生まれなければ、自然と領地の貴族(侯爵の親戚)のうち誰かを養子としてもらって、爵位を継がせる事になるから。

 →それを企んでいたのに、仲がイイとなったら嫡男生まれちゃうかも! そしたらウチの子が侯爵になれない!! って危惧したヤツが放った刺客。


 なんでもう、私は物騒なドラマしか考えられないのだろうかね。


 で、その兄自身が養子となるワケじゃなく、その子は次男とか三男とか。もしくは、侯爵家養子の予定の子と別の家の子とかね。彼は『家の為に手を汚さなければならない』って洗脳されて大きくなったの。

 立場は取り敢えずいいや。とにかく、洗脳された子。


 本来の乙女ゲームと合わせて考えよう。

 本来の乙女ゲームの方といえば。

 カラマンリス侯爵家に嫡男は生まれていない。

 なので、たぶん養子の話が本格始動していたハズ。

 んー? 例えば、悪役令嬢の義理の兄or弟(養子になった子)が、攻略対象になるって事あるのかな? どうなんだろう?


 ちょっと待て。現時点で存在する攻略対象のタイプを見てみよう。


 ・公爵嫡男 … 典型的な『王子』キャラ。(上っ面の)正義感溢れる青年。

 ・宰相候補 … 眼鏡似合そうなドSなキャラ? 上っ面は優しいけど、偏執的でヤンデレ。

 ・辺境伯養子 … おおらか系騎士(軍人)キャラ。優しい。

 ・隠し攻略対象 … 実は男の娘の多重人格。サポートキャラとしての柔らかお姉さんタイプでありつつ、狂犬タイプでもある。


 上記以外で、ありうるキャラのタイプってなんだ?

 王道パターンだとどんな? どんな? お色気系? ええと。ごめん、代表的な乙女ゲームの情報ググってくる。ちょっと待ってて。

 ……代表的な乙女ゲームってどれだよ……


 ググった。色んな乙女ゲームの公式サイトみて、もうお腹いっぱい。

 ってか、何、攻略対象ってこんなに必要なの!? 多くない!? あ、脇役これに入ってるのか。ええと、6~8人、でいいのかな。多いよ……そんなに用意できひん……

 今の所、かぶらないキャラは「お色気担当」と「無口」と「ド天然」か。

 ……むずかしいなぁ、オイ。

 攻略対象、やめるか。どうしようか。もう、面倒くさいなぁ。


 つーかさ! みんな結構バイオレンスな設定多いんですけど! 私がググったのがそのタイプのが多かっただけ!? 主人公の女の子、拳銃振り回してるんですけど!? としたら、セレーネさん別に特殊タイプじゃなくね!? ……ま、時代設定もあるか。はぁ。


 ……どうしよう。

 子供に直接手を下させるって、嫌だなぁ。

 裏で手引きしている大人がいて、ソイツをボコるって流れにする?


 うーん、兄弟に分ける必要ないかな?

 どうしよう。ここらへん本当に悩むなぁ。


 あ!! 文字数結構いっちゃった!

 続きは次のエピソードで! そろそろ第七章も終わる! いかん! 時間がない!!!


 以上! それではね!!

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