21/06/27 五章のザマァを考える(超ネタバレ注意)
第五章。詰まってないけど悩んでいる。
ストックはまだ充分。7月入ってもまだ毎日更新される。
が。
ここからどうしよう。
今までは、起承転結の「起承」もしくは序急破の「序急」。
ここからザマァ展開にもっていきたいが、良いネタが思いつかない。
あともう一つ。
この第五章は、主人公の男装が一度も出てきてない。
そもそも今までは、急展開の部分に男装する理由を持ってきたいから、その方向へ持って行く為にネタを積み上げて行ったようなモンなんだよ。
でも今回は、敵からのイヤガラセの方法から考えていったので、上手い具合に男装を絡められていない。
さて、どうしたもんか。
男装するって事は、荒事があるって事なんですよね。
女性の姿だと思ったように身動きが取れない主人公が、大暴れする為の格好が男装だから。
うーん。今回はどないしたろ。
その事件がキッカケで、ザマァ展開にもっていきたい。
第三章とかさ、結構無理矢理男装入れたんだよね。アレも結構苦しかったと思うんだけど。
今回もなァー。どうしようかなァー。
「アティが攫われる」のは、第二章でやったから二番煎じ。
「子供たちが勝手に行動した」は、第四章でやっちゃった。二番煎じ。
第一章と第三章は、「主人公の行動が制限されたから、男装してその制限を振り切った」だ。そこへ行くまでの隠密(※全然忍んでないけど)行動の為ともいえる。
やっぱそれかな。
だとしたら。
外で事を起こされて、そこに向かう為に男装した、という流れになるな。
外で事が起こされるって何だろう?
──違う。思いついた。
今ちょっとチャリかっ飛ばしてNクール買いに行ったんだけどさ(※猫と犬がひっついて寝てくるので、もう暴力的暑さだからせめて寝具だけでも涼しくと思って)、その時気が付いた。
奥様ナメられてるんだから、襲われるように仕向けよう。
執事たちが画策するの。
奥様はそのままではなかなか退かない。それに、侯爵様ご執心。新しい女あてがったのに、全然なびかない。
ピコーン☆ そっか! 奥様外出中にレ○プされちまえばいいんだ!
そうすりゃ侯爵もそんな他人にボロクソにされた女への執着捨てるだろ!! 僕たち頭イイ☆
って思いついた事にしたらどうかな。
うん、馬鹿だよね。バカだって分かってる。そのバカな事をして欲しいんだよ。
そしたら、その証拠を持って帰ってきて欲しいから、証拠となる人物をそばにつけるよね。
実はですね。本編ではまだ明かされていませんが(めっちゃクサイぐらい匂わせてるけど)、家庭教師・サミュエルが、実は執事側の二重スパイなんですよね。
サミュエルは主人公側に協力しない事により、執事側に入り込んで情報を集めているんです。
これは、完全に本編では伏せているので、ネタバレ気にする人は読まないで欲しいんだけど(超今さら)
だから隙間あけるね。
サミュエルは、ツァニスさんから依頼されて、執事側の二重スパイとして動いています。ツァニスさんは主人公から『何もするな』と言われたので、言われた通り自分では何も動かないようにしています。が、物事を正しく判断したいので、サミュエルに代わりに動いてもらって、色々な情報を集めてもらってきているんです。
だから、執事たちがどういう思いで動いていて、どう主人公を排斥しようとしているかを知っています。また、主人公がどういう意図で動いていて、何をしようとしているかも、実はサミュエルを通して全部知ってるんです。
そして、その事を主人公も感づいています。
サミュエルが『協力できない』と念押しした事で察したんです。
だからツァニスの事を全然気にしていないんですね。どうでもいいからではなく、彼がそうやって独自で動いていて、かつ、そうなったらちゃんと自分を支持してくれるだろうと、信じているからです。
『妻と他の人間が別の事を言っていて、片方が嘘をついていたら、自分は妻を信じる』
と第二章でツァニスが言ってくれた事を、ちゃんと覚えているんですよ。
意外と、ちゃんと信頼関係が出来上がっているんですよね。
そう、つまり、主人公がツァニスに言った『何もするな』とは『表立って目立つ行動をするな』という事。そんな風に動かれたら、執事たちの反発が強くなり、執事から侯爵への信頼度まで下がってしまうから、それをさせたくなかっただけ。
上からの大号令だと、下の人たちに不満が残る事を、主人公は歴史を学んで理解しているからです。意外と勉強してるねぇ。
ま、そうじゃなかったら、さっさとツァニスを見限るだけですし。
彼女自身、ツァニスにまだあまり執着していませんからね。
って、隙間あけたけどさ。
結局ここで、ザマァの内容を語るんでしょ?
隙間開けた意味ある?
……。
…………。
………………?
ないね。
気にしなーーーーーい!!!
さて。
じゃあザマァの内容を深掘りしていこう。
奥様、何かの用事で外出する。
一人かな? サミュエルをつけられるか? どんな用事かな。例えば、エリックが病気になったとか嘘つかれて、そのお見舞いに行くとかかな。
さて。
そこにサミュエルがいるとして。彼は起こされる事を知っている。
ならそのままにするか? いや、絶対主人公にチクるだろ。だって危険な目に遭って欲しくないもん。ツァニスがそれを望まないし。
だから、事前に主人公に前以て情報をもたらすわな。行くな、と。罠だから、と。
でも、主人公はその出来事を利用する事を思いつく。
男装した上で女装すんの。同行するサミュエルに、「それなら兄に身代わりになってもらう」って伝えてね。
わざとらしくちょっと濃いめのメイクしたり、厚着したりしてね。
サラシで胸を潰した上で、胸に詰め物したりとか。股にも靴下やら何やらでも仕込むんじゃね? いざ触られてしまった時に、相手が「!?」ってなるように。動きにくそうー。
クロエとマギーがノリノリで準備するわ。おそらくそこらへん、アンドレウ夫人に相談して、そういう男装の上から女装してもおかしく見えないようなモノを準備して。
で、襲われた直後、女装を解いて相手を返り討ち。
さて。それを先んじて屋敷に伝える人間が欲しいな。
執事たちは無理だし、メイドたちでも荷が重い。
ニコラ・テセウスにするか。彼も連れて行くの。アンドレウ邸に行く事になるから、彼がいてもおかしくないしね。
彼らは厩務員さんベッタリだから、馬に乗る練習も始めてて、馬にしがみつくぐらいならできるようになってるし。
執事たちがニヤニヤしながら、ツァニスがドキドキしながら待ってるところへ、帰宅すると。
あっ!! でも、そうすると男装したままになっちゃう! ダメだ。
じゃあサミュエルに伝令を任せて、後から男装も解いて帰るって事にしようかな。
で、執事たちへのザマァターイム!!!
あ、待って。いくらないがしろにされているからといって、護衛もつけずに行かせるワケないし。さてどうしたもんか。
「サミュエルは奥様から護身術を習っていて、それで事足りるからいらないでしょ?」って執事たちに押し切られた事にすっか。
……あ。アティと主人公が仲直りするタイミングもない。
そうそう、それをね、入れたいなって思ってるんだけど、どこに入れようかまだ悩んでるんだよな。
先に仲直りさせるか、ザマァ後に仲直りさせるか。
アティとの仲直りを、大オチとしようかな。うーん、どうしよう。
実はアティは、ちゃんと自分が悪い事をしたんだって事は理解してる。
で、主人公が知らない間に、ルーカス(アティの護衛くん)にちゃんと泣きながら謝ってるんですよ。そこらへんは、後からマギーから伝えられるかもな。でもすぐには伝えないかも。マギーは、主人公がどう動くのか知りたいから。
マギーはアティ命。主人公が、これに折れてドリスのようにアティを甘やかしてしまったら、遠慮なく排斥しようと思っています。彼女はそれぐらいはやりますね。
アティ自身は叱られた事で、主人公から嫌われてしまったんだと勘違いしてる。
そこらへんは、実はマギーが知ってて、アティはマギーに相談しています。ドリスには言わない。そこは信頼度の差。
マギーは、アティの自分への信頼度が高い事、そして主人公への愛情度も高い事、ドリスなんぞ足元にも及ばない事を最初から知ってて、後ろでニヤニヤしてるタイプ。
ええ、彼女の性格も大概です。
アティの中で範疇が違うんです。アティにとってドリスは保育士や幼稚園の先生みたいなもの。勿論好き嫌い懐いてる懐いていないはあるけど、信頼のタイプが違う。
ドリスは、甘やかしてくれるから好きで懐いているだけ。
主人公やマギーは、アティの根本に根付いていて、好き嫌いとかもはやそういうレベルじゃない。
よし。やっぱり大オチにもってこよう。
それがいい。だって主人公にとっても、今はアティが一番だから。アティとの関係がまた一歩前進した事を知る事が、彼女の中で一番大切だから。
おお。結構形になったな。
やっぱりチャリで爆走はいいね。家にこもっていても良いネタは降って来ない。
刺激を受けないとね。
ヨシ。ここからその方向に舵を切りますよ!
今書き終わっているのは144話まで。(公開されているのは138話)
まだ6話ストックがある。いける。頑張れる。一気にがーっと書いて、後で見直して直す時間は充分にとれる!!
と! いいたいけど!! 6/28からの一週間は実は怒涛なんだよ! 今までと比べ物にならないほど忙しくなる予定!!
頑張れ、踏ん張れ、ここを乗り越えたらパラダイスが待ってる!
……いや、余裕なく今度は第六章を考える事になるだけ……ぐぅ。
でも頑張る! ここが頑張り時です! 頑張ります!
今日はここまで!!
以上!!!
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