21/06/19 また色々と停滞中。キツイ。

 読者様がたの応援コメントを読むのが楽しい。


 なるほどと思う事も多いし。

 そうか、伝わらないのか、と思う事もあるし。

 私が書きたかった意図をしっかり読み取ってくれる人もいれば。

 提起したかった問題の通りに引っかかってくれる人もいる。


 書いてて良かったと本当に思う。


 でもォ! これはァ! エンタメであるッ!!!

 シリアスな問題を全面押ししたいのではない!

 それをエンタメというオブラートに包んで、基本は楽しんでもらいたいのだっ!!

 でも! だからといって、単純明快すぎるのではダメだ!

 料理と同じ! 甘い、しょっぱい、酸っぱい、それだけでは楽しめないのだ!

 料理は味の階層構造、苦み、えぐみ、といわれる、要は『雑味』がコクとして味に深みを与えるのだ!

 DASHの新男米もそうだったろ!? 美味しいんだけど、旨味がスッと抜けてしまうって。調べたら雑味が少なかったんだよ! 旨味だけでは後に残らない! 旨味を更に引き立て長引かせるには、雑味も必要なんだよっ!


 なんか話がズレたぞ!!


 読み手は、私がきっと内政チートのものをやろうとしているように見えるだろう。

 違うんだ、私が書きたいところは。実はそこじゃない。

 内政チートに見える部分は、むしろ『エンタメ』部分なんだよ。

 だって未来知識でぶん殴るのは痛快でしょう?

 でも、それは対処療法であって根本治療ではない。


 第一章はあんま深く考えてなかったけど。


 第二章のテーマは、姑をぶっ飛ばすところがエンタメだけど、書きたかった事は『周りの圧力に負けずに自分で考え行動しろ』ってこと。


 第三章のテーマは、老害と媚び女をぶっ飛ばすところがエンタメだけど、書きたかった事は『強者に負けて無意識に弱者を踏みつけているその足をどけろ』ってこと。


 第四章のテーマは、毒親をぶっ飛ばすところがエンタメだけど、書きたかったのは『昔から続く呪縛から逃れろ』ってこと。


 さて、じゃあ第五章のテーマは?

 ……せっかくだから、このエッセイでもネタバレしないようにしようっと。

 ストーリーのネタバレはするけど、私が底辺に敷いているテーマは秘密ね。

 そこは是非読み取って欲しい。読み取れなかったら、それは私の力不足って事で。


 さて。

 だとしてもだよ。

 なんか全然盛り上がらないなぁ。

 主人公が強すぎて、なかなか良い敵が思いつかない。


 前回のエッセイでは『盗みたい女』って書いた。

 書いてる当初は、盗んでる自覚があるようにしようかと思ったけど。


 それだと強敵にならない。

 何故なら『これは真っ当な事だと言えない事』って自覚が本人にあるから。

 そこを突かれたらすぐに崩れてしまう。

 そんなのツマラナイ。


 なので『天然』にしようと思っています。

 これ、乙女ゲームとどう関係してくんだよって話だけど。


 テンプレ乙女ゲームの主人公と同じタイプにしようかと。

 天然で無垢で悪気なく動くタイプの女の子ね。

 勿論、そういう子は好きだよ。

 でも、それが『根拠なき無敵感で暴走するタイプ』じゃなければね。

 今回はそういうタイプの女の子にするつもり。


 まさに、今作品で展開されている流れを、その女の子目線で見ると乙女ゲームのスタートなんですよ。


 ・メイドとしてコツコツ頑張っていたら、何故か大抜擢されてお嬢様の傍仕えになった!

 ・メイドだけどなぜか特例として、特別な恰好をさせてもらえた!

 ・周りの他のメイドの目は冷たいけど、でも頑張れば認めてもらえる!

 ・素敵な侯爵様とお嬢様の素敵な家庭教師に囲まれてもうドキドキ!

 ・私、頑張るからね!


 って。ほら、なんか、乙女ゲームっぽい。ちょっと男キャラが少ないけど。

 別にその流れをディスる気は毛頭ない。

 それを利用させてもらうだけだから。


 天然系キャラに振り回される側の視点で色々書いて行きたい所存でございます。

 さぁて。


 さて、じゃあどんな事に振り回される事にしようかな。

 ここも乙女ゲームのテンプレにしようかな。きっとググれば色々出てきてくれると思うし。多分。きっと。出て来て。


 何があるかなぁ。


 1つ思いついているのは、ピクニックね。これは主人公も第一章の一番最初にやったこと。テンプレだね。

 これは是非やりたいと思ってるんだ。

 主人公の行動と、この女の子の行動の対比を是非見せたい。


 あとは何があるかな?


 イベントイベント……

(ググる)

 お茶会、舞踏会、定番デート、病気看病、危険な時に助けてもらう、嫉妬される、喧嘩の目撃……

 あんまり出てこなかったな……

 あとは季節ごとのイベントに絡ませる系が多くって使えなかったし。

 大前提として「主人公が男たちから好意を向けられている」が必要みたいなんだけど、それだとやっぱり使えない。

 そうじゃない、そうじゃないんだ……


 ああ、経験値の低さがここで意図せず露呈されてしまうっ!


 いいか。とりあえずなんとか書いていければ……たぶん。

 ちょっと書き進めてみてみるわ。

 いってきます。

 しばしご歓談ください。


 ***


 ごめん、全然違うところに引っかかって何度も書き直してたせいで、全然そこまで進みませんでしたっ!!


 まだまだ動きが出せないなぁ。

 どうしようどうしよう。

 盛り上げ方が分からないとかって、インプット不足やなぁ。映画をもっと見ないと。うーん。


 結局、書きながら考えるしかないなぁ。

 大丈夫大丈夫。だってそれしか出来ないし。


 それではまた、なんとかゴリゴリ続きを書いていこく。頑張るよ。なんとかなるさっ!


 それでは、今日はここまで。

 以上っ!!

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