21/04/04 本編について煮詰まってるので打開策を考える。

 年度末の魔物との格闘に今年もギリギリなんとか耐えた。(※勝てたとは言ってない


 ホント、年度が切り替わると自動でサイトが変わるとでも思ってるのかなー?

 小人さんはいないんだよッ!!


 さて。

 そろそろホントに第三章書き始めないと間に合わないのだけれど、なかなか上手く書けずにおります。

 何となーく、前回の愚痴──違った、色々ここで悶々としていた事を吐き出せたから、方向性は見えたんだけど、どう構築していけばいいのかがまだ見えておりません。

 第一章は行き当たりばったりだった。

 第二章は、敵が最初に見えたので何となーく終わり方が見えていた。


 しかし、今回はまだ終わり方が見えない。

 どうしたもんか。


 ここでまたグタグタぐちぐち言う事でオチが見えるかもしれないから、またお付き合いいただければと思います。

 あ、作品のオチを先に知りたくなければ読まないで下さいなー。


 ああ、プロットを作りたいんじゃないです。

 どんな問題が起こるのか、簡単なものを考えたいだけです。

 第一章では、悪役令嬢になるキッカケの事件を止める事でした。

 第二章では嫁姑問題でした。

 じゃあ第三章は? って感じです。


 ウダウダ色々悩んでいたけど。

 今回は今まで出したサブキャラ達を掘り下げようと思いました。

 最初に掘り下げようと思ったのは、家庭教師のサミュエルさんです。


 当初彼の事は、『初対面でいきなり無礼な男』ぐらいしか考えてませんでした。

 少女漫画でよくある『ヒーロー的男で初対面無礼だけど何故か好かれてて、最悪から始まる恋』みたいなののアンチテーゼ的なキャラ的ににして。

 いや、いきなり無礼なら普通恋には発展せんやろ、というか感じでね。

 ホントは、乙女ゲームではよくありそうな、眼鏡のドS的キャラにしようと思ったけど、そうはならなかった。私にはその才能はない。


 まぁ、そんぐらいブレッブレなキャラなのですが。

 因みに、乙女ゲームや少女漫画的によくある『ぶつかるけど実は主人公を好き』という事は、現在全く考えておりません。その気配もありません。そういうのが好きじゃないからですね。

 嫌いではないと思いますが、恋愛感情的に好き、という事もありません。今は、だけど。

 読み手がそう感じてるのは全然構わないけどね。むしろ、どっちに取っても構わないような書き方をいつもしてます。ファジーなんです。

 自分への逃げ道なんですけどね。ガチガチに書くと後で自分が困るので、ネタになりそうな書き方をしてるだけ。


 さて。

 んで、今回彼の事を掘り下げようと思っていました。

 あと、可能なら子守頭のマギーさんも。


 子守頭のマギーさんも、もっと女として嫌な感じに書こうかなとか思ってたけど。

 そうはならなかったなぁ。

 主人公とは違う形・外からはあまり見えない感じで『アティを守ろうとしてる』といった事をしている女性、となった。

 ただ、それが高じてどんどん孤立していきやすいタイプにはした。将来悪役になる筈だったワケだし。

 周りを巻き込む主人公とは対照的に、孤軍奮闘するタイプ。コッソリ裏で動いて味方を作らないから、敵が増えてより孤立して堕ちていくタイプね。

 彼女の事も掘り下げたい。


 この二人を掘り下げるのにどんなテンプレイベントがいいのか。


 家庭教師・サミュエルの方は、女の子を用意しました。

 幼馴染設定の女の子。

 サミュエルと主人公の夫の侯爵も幼馴染として、三角関係に酔う女だと面白いかなと思ってます。

 男に媚びる女で、女から嫌われるタイプにしようと思って。

 本来自分がおさまりたかったポジションに主人公がいつの間にか滑り込んでいたので、何かにつけて足を引っ張って、なんとか自分がそのポジションに収まらないかとあーだこーだしようとする、という風にしたら話が転がりやすいかなぁって。


 ただ、コイツに関わるイベントやオチがまだ見えない。

 幼馴染系登場人物がいるテンプレ的展開ってどんなかな?


 幼馴染ものといえば。タッチだよね。

 私は実はちゃんと見た事ないんだけど。

 そのナンチャッテ知識で、幼馴染三角関係にしたんだけど。上手い具合にネタが思いつかないなぁ。

 実は幼馴染モノって鬼門で苦手だから。

 じゃあ何でそれにしたし。


 取り敢えず、今回ヴィランとなる女の子の脳内で『二人の男性の間で揺れるアタクシ』がウザくなるように頑張る!

 しかし、それをどうやってオチまで持ってくか。

 一人で酔ってるんだと邪魔だけど脅威にはならないんだよね。一人で踊ってるだけだから。

 だから、彼女の味方となる存在が欲しい。

 彼女を持ち上げる存在。


 第一章の敵は子供でした。

 第二章の敵は女性でした。

 ここで一発、大人の男性の敵が欲しいな。

 強敵で。

 その加護があるから、ウザ女が好き勝手できる、と言う感じに。

 うーん。どうしよっかなぁ。


 悪役令嬢のテンプレも入れたいなぁ。

 ちょっと考えてたのは、そのウザ女が実は元来の乙女ゲームの主人公少女の母親、だった。

 でも、年齢が合わないんだよね。

 作中は出てきてないけど、既に生まれている筈なんだ。

 うーん。

 うーん。

 うーん。

 乙女ゲームの主人公であり、かつ悪役令嬢モノのテンプレ『本来の主人公』は、身分は低いか庶子だけど、実は貴族の落としだねで、偶然貴族と付き合いが発生するようになり、庶子の感性で貴族の男どもをタラシ込む、という感じか。

 だとすると??

 えーと。

 どんなじゃ??


 今考えてるままの設定で考えてみると。


 ・ウザ女は実はもう乙女ゲーム主人公を産んでる

 ・その子供を置いてきてる

 ・自分の立ち位置に不満があり、侯爵家に突撃しにきた

 ・子供を置いてきたのは、自分が思ったようなドラマチックな生き方が出来ないから?

 ・『とある貴族の落としたね』という設定だから……

 ・その子自身は貴族ではないものの商家の娘だった。で。とある貴族と大恋愛(※不倫)の末子供を産んだけれど、結婚できなくて自暴自棄になった?

 ・チヤホヤされたいのに『母親になったのだから』と、誰もしてくれなくなってしまったので、昔の栄光を取り戻したいと思ってる。

 ・で、家庭教師のサミュエルのトコに来た、と。

 ・あわよくば侯爵と再婚したいと思ってたけど、既に侯爵は再婚してて、早速躓いた


 とかね。


 で。じゃあそこに、脅威となる大人の男性をブチ込むとしたら、どんな立場だろ??


 出来れば、主人公を頭から押さえ付けようとして、人格否定を悪気なくナチュラルにやる人間がいい。

 で、ウザ女の方を優遇するような。


 イメージは、某元五輪の偉いオッサンね。

 主人公を『意見を言おうと躍起になる使いにくい女』、ウザ女の方を『自分に黙ってても忖度して媚びてくる弁えた女』って扱ってくるような。


 立場的にも、主人公が物理で何とか出来ない人がいいなぁ。

 あ、その人はオチとして改心はしない。

 某元五輪の偉い人みたいに、自分の何がダメだったのか理解出来ないまま引き摺り下ろされる方がいい。


 うーん。

 なんか、テンプレ展開に混ぜ込めないかなぁ。


 偉い人で、ウザ女を擁護する立場。

 うーん?

 うーん……

 うーーーーん……


 引退したジイさんがいいか。

 本来、私はカッコいいジジババを書く方が好きなんだけどなぁ。


 マジで。これはホントマジで。

 まだ出してないけど、絶対どっかでカッコいいジジババを出したいと目論んでるぐらい。


 今回は嫌なジジイにしようかな。

 引退した立場で。

 ああ、そういえば。

『ある貴族の落とし胤』だから、その不倫相手の父親が祖父、という立場にしようか。

 ウザ女はその父だから祖父に気に入られていたから、不倫も公然として許されていた。

 でも、子供が産まれてしまったら、流石に妻が怒ってしまい(多分貴族だし)、その妻の実家が怒ってしまったから、公然と認める事が(今は)出来ずに、って感じで。


 おお、そうか。

 元来の乙女ゲームで、庶子である筈の主人公の少女が拾い上げられたのは、この祖父のお陰なんだ。

 年頃になった不遇の孫娘を拾い上げてくれた優しい祖父、それがこのジジイ。

 主人公にとっては優しい良い祖父だけど、血筋の女の子にしか優しくないタイプの嫌なジジイ、でどうだろうか。


 いや、そんな。

 某五輪の偉い人なんかは、イメージしてませんけれども。ええ。してませんよ? 全然してませんよ?? 全くね。


 そのオッサンとのぶつかりが、今回のメインイベントだな。


 子守頭のマギーの方はどうしようかな。

 ああ、実は彼女について、まだ公開してないけど決めている設定があります。


 子守頭のマギーさんは、結婚歴があります。バツイチです。子供が産めなくて離縁されたんです。それにより実家での立場も悪くなり、生きる為に子守として頑張って働いている、というね。

 きっと彼女は、味方になってくれるであろう実家の人間からも見放されたんだろう。離縁された役立たず、穀潰しって。子供が産めないのも仕事がないのも、彼女のせいじゃないのにね。

 だから味方が欲しいと思ってない。増やそうとも思ってない。信じたら裏切られて傷つくと分かってるから。

 特に、この世界では女性は自立できないから。自立するチャンスも権利もない。働き口少なく、その仕事も住み込みじゃないと食べていけないぐらいしか貰えないレベル。しかも、その立場は他の女性と取り合いになる。数が少ないからね。

 彼女が孤軍奮闘を選ぶ理由が分かるわ。


 ああそうか。そういう事か。

 ウザ女が子供を産んだという相手の貴族。

 実は元マギーの夫で、不倫されて不倫相手に先に子供が産まれてしまい、離縁されたって感じにしようかな。

 だとすると。

 マギーはこのウザ女が大嫌いだな。自分が不倫されて離縁されたワケだし。

 今回のウザ女が不倫相手じゃないけど。きっとその貴族の今の妻も、元不倫相手なんだ。この貴族、延々と同じ事を繰り返すんだなぁ。ま、浮気する人間は相手が誰でもどんな状況でも浮気するっていうしね。(逆に、しない人はどんな状況でもしないらしい)

 なるほどなるほど。

 そうすれば、マギーさんの事も深掘りできそう。


 ……なんか狭い世界で関係が絡まってそうだけど、都会の貴族の関係性なんてそんなもんだったみたいだし。明治・大正・昭和初期の貴族の関係性なんて、今の芸能人の比較にならないほどドロドロで惚れた腫れたのゴシップの宝庫だったらしいし。

 いいね。

 面白そう。


 よし。

 あとは、それに、当のアティをどう絡ませるかだな。主人公は、全ての優先度はアティが一番だから。彼女が一番大暴れするのは、アティに何かがあった時だからね。

 攫われるネタは使ってしまったので、次は別イベントがいいな。


 何があるかな。


 体に傷がつけられそうになった、も使ったネタ。

 攫われるネタも使った。

 あとはー??

 子供にとって不利益となる危機ってどんなだ?


 まぁ、そこはおいおい考えていくか。

 なんか、方向性は見えた気がする。

 もう少し考えたいけど、そこは考えながら考えよっか!


 よし。

 ありがとうございます。

 グダグダ書いた事で、また先が見えたきがします!!


 まだまだ好き勝手書きたいので、チマチマ頑張って書いていきますよー!


 それではまた!

 以上!

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