21/01/10 毎日更新は無理過ぎるのでやらない。

『今年は! 毎日更新をやるぞ!!』


 と、宣言しようかと思っていたけど。

 思いとどまって本当に良かった。


 さっそく毎日できてねぇし。


 でも、『毎日更新』は自分への『地獄の課題』であると同時に『自分を追い込んで強制レベルアップする為の手法』でもあるワケで。

 宣言しなかった事が本当に良かった事なのかどうなのか自信ない。


 じゃあ今からでもすればいいじゃんって言われそうなんだけれど。

 去年の緊急事態宣言後の仕事地獄が今年もありそうなので、宣言できない。

 っていうか、すでに片鱗が出ておる。

 頭の中は常に仕事の事と、猫の事と、犬の事で手一杯。


 身体がもう1つあればいいのに……


 いや? 身体がもう1つあったら、無限にゲームするだけに終始するだろうから3つないとダメだね。

 分身の術使えるようにならないカナー?


 さて。

 そんな現実逃避はそれぐらいにして。

 続きを考えていきましょう。


 まずは、第一章~第三章を、『死人返し』に必要な条件の為の布石事件でありつつ、登場人物の紹介や深掘りに使っていこうZE★って話まで決めました。


 それでは、今度は順番や出す人、そして各章の話の流れなどについて考えていこうではないか。


 登場人物についても、改めて書いていこうと思います。


 登場人物は、前回書いた30コンの作品からひっぱってきます。

 これは、私がそのキャラたちが気に入ったのに、書ききれてなくて消化不良だからです。

 だから、キャラの性格等はそのままもってきます。設定については変えるつもりです。

 思い出しの為に羅列します。


 キャラ①:主人公。

 女性。感性は比較的普通。情に厚いツッコミ。級の巻き込まれ体質。自立心が強いが、逆にそれが他人に頼れない短所ともなりうる。

 面倒ごとに関わりたくないと思う反面、相手が困った風だと手を貸さずにはいられないチョロいタイプ。


 キャラ②:ドS女子。

 女性。人畜無害清楚淡麗な外見とは裏腹に、息するようにあらゆるものをディスるドS。ボケ担当。味方は少なく敵が多い。他人に心を許す事は殆どないが、心を許した相手には「おちょくる」という甘え方をする面倒くさいタイプ。

 キャラ④と犬猿の仲。


 キャラ③:ヘタレ男子。

 男性。押しに弱く他人にも強く出れない。頑固な一面がありつつも、基本我が弱く他人を優先しがち。普通の感性を持った弱ツッコミ。自分に自信がなく優柔不断な態度をとる為、人を怒らせる事もしばしば。誰かに背中を押してもらわないとなかなか前に進めない面倒くさいタイプ。


 キャラ④:変態男。

 男性。好きなモノに異常に執着する変態。逆に興味のない事には酷く冷淡。目的の為にはあまり手段を選ばず、ある意味ストイック。ボケ担当。顔はいいけど行動がキモイ残念系。同担拒否なので面倒くさいタイプ。

 キャラ②と犬猿の仲。


 ……主人公以外は、基本、面倒くさいタイプばっか。

 だから人間関係が面白かったと感じたんだけどね。30コン作品では、その一端しか表現できずに消化不良を起こした。


 さて。

 これを今回の作品に当てはめていくんだけれど。

 キャラ①主人公と、キャラ③ヘタレ男子については、今回はもう役割が決まってる。

 前に考えていた「妹を生き返らせたい男」がキャラ③です。

 我が弱い分際で頑固さを発揮して、最悪の状況の片棒を担がされる事になる。


 問題は、キャラ②とキャラ④。ボケ担当の2人だな。

 30コン作品では、キャラ④が裏切りの敵ボスでした。今回はそれはやらないとして。

 作品に登場の必然性がなく、ただのひなだんにぎやかし芸人みたくなっては困る。存在に必然性が欲しいところ。


 キャラ②のドS女子については、私の作者的な都合で、話の回しキャラになる事が多いので、恐らく今回もそうなると思われる。

 だって動かしやすいんだもん。仕方ない。


 問題はキャラ④。

 実は、彼は主人公在りきの存在なんだよなぁ。主人公に執着する事で、キャラの異常性が際立ってキャラが立つタイプ。

 だから、30コン作品では『実は敵』という配置しやすい場所に居れたんだけれど、今回はその場所がない。

 つまり、賑やかし要因にしかなり得ない。

 でも、入れたいんだよなぁ。


 だから、何か立場を与えたい。

 どんな立場がいいのかな。


 ストーリーの概要から、答えを探していこうか。


 まず、第一章となる話は、事件の発端でありつつ登場人物たちの紹介がメインの話となる。

 つまり、主要人物である4人を全て出したい。


 恐らく。

 主人公とキャラ③ヘタレ男子はここで初めて出会う事となる。

『初めまして』じゃなくても、この事件が発端で、お互いがお互いを初めて個人として認識する事になるのではないかと。


 例えば、今までは『毎朝同じ時間にすれ違う人』でしかなかったのが、初めて相手の名前を知る事になる、的な感じでね。


 うーん。

 3つの時間がある。物、場所、人。

 単純に考えると、最初は『物』である方がストーリーとしては分かりやすいのではないかと思われる。


 考えてみよう。

『物』に関わる話の概要は

 ① 主人公のもとに「物を取り戻してくれ」という依頼が来る

 ② 主人公、盗み先へ潜入して盗み出す

 ③ 依頼主に物を渡す

 だった。


 素直に考えると

 ①主人公のもとにヘタレ男子が依頼を持ってくる

 となる気がするが。


 果たしてそれが正解か??

 コレにすると、キャラ②ドS女子とキャラ④変態男の入る隙間がない。

 それに、話が単純過ぎる。

『主人公が面倒事を避けようとしてる』って描写も出来ない。


 としたら?


 事件を主人公のもとに持ち込むのは、キャラ②ドS女子、もしくはキャラ④変態男、っていうのがいいのかな?

 でも、そうすると、キャラ③ヘタレ男の立ち位置は??


 うーん。

 ……。

 意外性、意外性……

 外しの概念、外しの概念……


 主人公のもとに事件を持ち込むのはドS女子として。

 盗まれるのが、ヘタレ男子、だとしたらどうか?


 そもそも。

 ホントの持ち主からヘタレ男子が盗み出していた。主人公は、ホントの持ち主から取り返して欲しいと依頼を受けていた、とか。


 いけるか?

 どうかな。

 もう少し考えてみよう。


 ホントの持ち主からヘタレ男子が盗み出していた、としよう。

 で、ホントの持ち主から取り返してくれ、と依頼されたのは、変態男。彼が主人公に金を落とす意味で依頼を外注した、とか?

 で。

 ドS女子は、ヘタレ男子の用心棒、的な。

 ドS女子は、ホントのボスから雇われてヘタレ男子を護衛してた、と。


 いけるか?

 これでいけるか??

 ちゃんと、後のことまで考えて立ち位置を決めた方がいいぞ?


 このままの設定で進めたらどうなるかな?


 当然、主人公はヘタレ男子の素性とかを調べて、そこへ盗みに入るわな。

 で、盗みに入った後、ドS女子との戦いになるわな。護衛だし。


 ……主人公とドS女子が戦うなんて考えた事もなかったわ。

 まぁ、主人公が勝つのだろう。相手を再起不能にするレベルではなく、負けを認めさせるレベルで、だけど。

 で、無事『物』を取り返す、と。


 ……あれ、そうなると、ヘタレ男子のもとから『物』がなくなっちゃう。

 それじゃあアカンくない??

 アカンね。

 ダメじゃん。

 それに、ドS女子とヘタレ男子が、主人公の敵になっちゃう。

 なんとか出来ないか??


 うーん。

 うーん。


 盗み出す。

 で、解決、と、思いきや。

 家にヘタレ男子とドS女子が現れる。

 で『少しの間でいいからソレを貸してくれないか』と主人公に頼み込む、とか?


 それならアリか?


 ──あ! 忘れてた!

 ヘタレ男子の妹! 魂だけが何か──例えばぬいぐるみとかに憑依したソレもキーじゃん! っていうか、ソレが一番大切なんだよ! オチのシーンの鍵なんだから!

 それがどう絡んでくるのかも考えないと!

 ってか、そっちのが重要じゃね?


 いかん。

 考え直し。

 妹ぬいぐるみ。喋れないソレがどう絡んでくる?

 ええとええと。

 妹ぬいぐるみは、ヘタレ男子が間違った道に進もうとしてるのを止めたいんだよね。

 でも、兄の側からも離れたくないだろう。

 じゃあ妹はどう動く?


 そうだね。

 もう1つのキーをもとに考えていった方が良いかもしれない。


 では次のエピソードで改めて考えてみるよ!

 それではね!!

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