21/01/03 作品の概要を考えていってみる。
休みが……
休みが終わってまう!!
あともう一ヶ月ぐらい休みたい!
休み短いよ!
しかもさ?! 緊急事態宣言出るでしょ?! そしたらまた地獄の仕事ラッシュやん!!
また今年も地獄からの幕開けになるのか?!
……今のうちに、今のうちに決められるところまで決めとこう。
よし。
まずは『死者返し』を行うにあたってのその布石を第一章〜第三章に散りばめる事にした。
なので、まずこの『死者返し』を行う為に必要な事を三つ考えよう。
普通に考えると、三つのアイテムが必要っていうのが単純だよね。
それでもいいんだけど、もう一捻り入れたいよね。
だから。
例えば、一つは物、一つは場所、一つは時間や季節、的な。
時間や季節っていうのはちょっと難しいかな。必要な事としてはまぁまぁ普通の条件だと思うんだけど、それを他章での事件に絡ませて布石とするとすると難しい。
だから、季節や時間は他章とは絡ませない条件として、物、場所、他に何かあるかな?
人、か。
例えば『死者返し』を行う特定の人、っていうのがね。あったりね。
うんうん、それいいかも。
よし、仮決定ね。
『死者返し』を行うには、物、場所、人、そして季節(時間)が揃わないとダメ、と。
次いくぜ!
じゃあ、その3つ、物、場所、人を、どう章の小さな事件解決に絡めるのかっていう事だね。
まずは物。
物について簡単に考えつくのは、その物を、主人公が知らずに盗まされる、という展開。
「コレが盗まれてしまったから取り戻して欲しい」と騙されて、盗み出して来てしまう、っていう感じ。まぁ、単純だよね。
主人公が、「ホントに盗まれたんか?」って疑問に思わないかどうかもあるし。正直、人に言われるがまま盗み出してくるっていうのは、なんか違う気がする。
そうか! ここで『外しの理論』が活きてくるのか!?
ええと? 通常の流れだと。
① 主人公のもとに、「とあるものが盗まれてしまったから取り戻して欲しい」という依頼が舞い込む
② 主人公が依頼内容を元に、盗まれた先を調査する
③ 主人公、盗まれた先へ潜入して物を盗み出す
④ 主人公、物を依頼主に渡す
って感じか?
これに『外しの概念』を入れるとしたら?
①で依頼が来た時に、主人公、普通に断る。
まあ、あんまり事件に巻き込まれたくない主人公なら、当然断るわな。
じゃあ、断ったのに、なんで盗みだす事になるのか?
──ちょっと待てよ。
ここで一つ一つを突っ込んで考えていっていいのか?
まずそれぞれの章の概要を決めてからの方がいいのではないか?
でも、どうだろう。
今回は登場主要キャラの性格等が既に決まっている。
だから、決めた概要通りに進むとは限らないんだよな。
だから、全体概要から少しずつ全体を詳細化していくと、途中で流れが詰まる事がありそうな気がする。
じゃあ、まずは、その必要条件「物・場所・人」を絡ませる内容の超概要を決めてから、各それぞれを深堀していこうか。
取り敢えずそういってみよう。
よし。
「物」の場合は、さっきの概要の通りとしよう。
① 主人公のもとに「物を取り戻してくれ」という依頼が来る
② 主人公、盗み先へ潜入して盗み出す
③ 依頼主に物を渡す
次だ次。
次は「場所」ね。
場所か。
場所に絡む事件ってどんなだ??
RPG的に考えると、封印された場所を主人公が騙されて解放しちゃうって流れだよね。うん。ゲームでよく見る。
これも。もし主人公のもとに依頼が舞い込んできても、まあ断りそうだな。
だから、主人公を巻き込む方法を考えないとな。
それに、封印されているのに解放するって。普通やらんやろ。
過去封印されていたものが何かの拍子で封印が解けてしまったので、それを封印しなおすっていう流れも、メジャーだね。うん。メジャー。
むしろ、そうじゃないと主人公は力を貸さないだろうな。
再封印するのに、それが『死人返し』に利用できるようになるって、どういう状況だろうか?
ああ、再封印する時に、後で再利用できるような何かを仕込まれるとか、そういう感じなのかな?
だから、その場所の封印が最初解けちゃってるのは『死人返し』をしようとした人が敢えて封印を解いた?
いや待て。そうしたら、封印解いたままにすりゃいいじゃん。
敢えて主人公に再封印させる意味が分からない。
主人公の力か何かを利用するのか?
お?
例えば。
再封印に主人公の血か何かを利用するとする。
で、最後の『死人返し』する時に、その血を媒介として主人公の生命力を利用して『死人返し』を行う、とかね。
ああ、それいい。それ良くない? イイ気がするんだけど。気のせい?
気のせいじゃない! きっと良い! 良いとしよう!! そうしよう!!!
なので。
まとめると。
「場所」の場合。
① 主人公のもとに「危険な場所の封印が解けてしまったから再封印して欲しい」という依頼が来る
② それについて調査する
③ 主人公、自分の血を使ってその場所に再封印を施す
よし!
次次次!!
次は「人」だね。
スパイ物でよくある流れは、「捕らわれた人を救い出して欲しい」という依頼があり、救い出したら、本当はそれが真犯人、的なヤツね。
うん。よく見るよく見る。
いやー。やっぱり主人公断りそうな案件ー。「もっと適任いるだろうが」って怒りそう。まぁ、その通りなんだけど。
そういば、そもそも、なんでこの事件の首謀者は主人公に白羽の矢を立てたのかな。うーん。結構、ここ重要だなぁ。誰でもよくて、たまたま主人公だったっていう流れでも、別に絶対悪いわけじゃないんだけどさ。
ここには何か理由があると、より楽しめそうだな。
よし。
その部分は後から考えよう。
忘れないようにしないとな。
まずは「人」についてだよな。
① 主人公のもとに「捕らわれた人を救い出して欲しい」という依頼が舞い込む
② 主人公、その人が捕らわれた場所を調査する
③ 主人公、その人と捕らわれた場所から救い出す
まぁ、こんなもんだよな。
っていうか。
この「物」「人」については、あまりパターンはない気がする
これでいいか。いいよな。いいとしよう! いい! これでいいんだ!!!
よし。
これで三つの章の「やる事」の概要は決まった。詳細はこれからだけど。
それぞれの中身の流れの中に『外しの概念』を入れて構成していこう。
ついでに、意外な組み合わせを入れられるといいな。
概要そのものはある種王道パターンなので、先が予想しやすい。
そこを、一工夫する事を忘れないようにしよう、そうしよう。
さて。
では次は。
「何故そもそも主人公に白羽の矢が立った」のかを考えようか。
「場所」の章の時に、「主人公が血で再封印をした」事がきっかけに、その「血」が『死人返し』の触媒として利用された、という感じの事を考えていた。
だから、きっと誰でも良かったワケじゃないんだ。
「再封印する事ができる人間」じゃないとダメだったんだろうな。
つまり。
この事件を仕掛けた人間は、最初から主人公を狙い撃ちにしていた。
つまり、主人公の事を前から知っていた人間って事だなぁ。
主人公に恨みでもあったんか。それとも主人公が適任だったのか。
適任なのか? そうなんだ。どうしてだろうか?
主人公の事を知ってる人間っていうと、かかわりのある人が裏切者だったって話になるんだよなぁ。まぁ裏切者がいるっていうのが、王道ストーリーだから、別にそれは構わないんだけどね。
まあ、じゃあそういう人間がいるっていう事で。
それでは次に。
第一章~第三章のだいたいの流れや、登場人物について、そして発生するイベントの詳細についてを考えていってみようかね。
あ!
エピソードの文字数がちょうど区切りが良い感じになった!
それじゃあ、続きは次回って事でいいよね。
っていうかさ!
なんか、色々諦めた──違った。無駄な下心を削ぎ落していったら、順調に構築できていってる気がするんだけど!
なんか調子よいよね!?
今だけかな!?
そんな気がする!!
まあいいじゃない。
それでは次回!
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