20/11/23 モチーフを探す!!
何か良いモチーフはないものかと、ネットの海を溺れ中。
史実で調べると、1900〜1920年代の30年は、凄惨な事件とかしか出てこない。
そりゃ、100年前の事なので、エグい事件とかヤバい事件とかの方が情報が残りやすいから、そういうのがすぐ出てくるのは当たり前なんだけどさ。
なんか、八つ墓村の小説のモチーフとなった事件の事とか、大量虐殺の話とかばっかで心が荒んだよ……
史実をもとにするのであれば、作家とか学者とかの方がいいかもしれない。
面白いなって思ったのは、ディーゼルエンジンの開発者の人とかだったな。
でも、そういうのって調べるの大変なんだよなぁ。
しかも『魔法』と相性悪いし……
言い伝えとか伝承とか、昔話とかの方がいいのかな……
ほら、前に調べていた羽衣伝説とかさ。
羽衣伝説かぁ……
羽衣伝説の疑問をここでぶつけてもいいけどォ……
今んところ『これだ!』って来てないんだよなぁ。決め手に欠ける、というか。
『元裏稼業の地味女が事件を解決する痛快活劇』というコンセプトから見ると、なんか単純に『桃太郎』とか『浦島太郎』とか『かぐや姫』とかの方がいいかなって思うんだけど、なんか、もうそれらって手垢が付きまくっているというか、アレンジしまくられていて、もう面白い作品にできる想像の余地が残ってない気がするんだよね。
だとしたら、やっぱり少しマイナー系、もしくは海外のモノの方が良いのではなかろうか?
今まで読んでて疑問に思った昔話とかないかなぁ。羽衣伝説以外で。
えーと……
えーと……
そういえば、前にたまたま見て知った『ハーメルンの笛吹き男』の話は、実は事実をもとにされた話っていうのは、ビックリしたね。
実は『ハーメルンの笛吹き男』の話は、「ある日突然子供が大量に忽然と消えた」という事自体は事実らしく、それに尾ひれや色々な情報が付与された事によって今の形になったそう。
ハッキリとその日付まで残っている。「1284年6月26日」だそうだ。
上記の、日付と「子供が大量にいなくなった」という事以外は実はハッキリしておらず、ネズミの話や笛をふいていたかどうか、男が道化師の格好をしていたとか、そういう話は、その事件を人が伝えていく上で後から付与された情報らしい。
これは、羽衣伝説と違って、話の流れに矛盾があるから疑問って感じじゃなくて、単純に意味不明だから疑問って感じ。
これを自分なりの解釈で作品にするっていうのもいいね。
あとは……
……ああ、それで思い出した。
あんまり言及してなかったから、忘れないように書いておくけれど。
実は『人魚』とか『吸血鬼』とか『鬼』とか『九尾の狐』とか『天狗』とか、そういう類の物の怪・妖怪・妖精とかも出せたらいいなぁと思っている。
魔法入れるんだから何でもアリかなって思って。
せっかく摩訶不思議な力を入れるんなら、妖怪・魔物・妖精もいたっていいじゃない! と、単純に思ったから。
それも踏まえて、何かモチーフとなるものないかなぁ……
もういっそ、舞台を日本以外にしようかな。
それでもいい気がする。
だって、スチームパンクといったらイギリスじゃない!?(※偏見
日本だと、その時代設定って、今人気の鬼滅とド被りするしさ。
いや、ならもういっそ、第二次世界大戦後の1950年代にしちゃう!?
スチームパンクじゃなくなるよっ!!!
うーん。
じゃあやっぱり、1910~1920年代がいいなぁ……
うーん……うーん……
そういえば、なんで、日本の『
ああ、疑問、あったわ。思い出した。
日本の昔話や神話と、ギリシャ神話との類似性。これ、超疑問。
全然文化も言葉も違う、こんなに離れた国でどうして神話が似るのだろうか?
不思議でたまらない……
こういうのを研究する仕事してみたかったなぁ……なんで底辺ITエンジニアになったんだろう……
ゲームが好きだったからだよ! 仕方ないんだ諦めろ!!
うーん。
結構、ここら辺に良いアイディアが転がってそうだなぁ。
……あれこれ探していて、ふとまた思いついた事が。
そういえば『世界には「呪われた宝石」ってあるやん』と。
それらをモチーフとして持ってくるのも良いんじゃないか?
既存の神話と絡ませても面白いかもしれない。
と、いうわけで。
伝説残る呪われた宝石というものを調べてみた。
まぁ、あるわあるわ。どんだけ呪いの宝石って多いんじゃ。
ホープダイヤモンド、デリーパープルサファイア(アメジスト)、コイヌールダイヤモンド、ブラックオルロフ(ダイヤモンド)、リージェントダイヤモンド、サラスヴァティの涙(サファイア)──
簡単にググっただけでこんだけ出てきたんだから、ちゃんと調べたら他にも出てくるでしょうな。
これもモチーフにしても面白いかもしれない。
なんなら、全部混ぜても面白いかもしれない。
混ぜるな危険!!!
色々盛り込むのは危険すぎるよパトラッシュ!
お前不器用で脱線しやすいんだから、アレコレ欲張らず一つに絞れや!!
ハイすみませんネロ!!!
いやはや、でも、やっぱり過去の事とか研究材料になってる事を調べるのは楽しいねぇ。
どんどん脱線していったよ……
例えば呪われた宝石についてなんかは、実在した人が沢山いるから、そこを調べるのが楽しかった……
ザ・脱線!!
そういえば。実在する人を作品に利用するのって、ちょっとドキドキする。
調べて出てくる人って、広義で『歴史に名を残した人』だから、研究した人・調べた人・場合によっては子孫が残っていらっしゃる。
その人達に敬意を払わなければと思うと、下手な事は書けないよねぇ……
──あ。
すっかり忘れてたことがあった。
そういえば、作品のテーマは『二面性』だったね。
コレも忘れちゃいけない事だったんじゃねーの?
忘れてたけど……
コレをベースに、今ある昔話や神話、呪いのアイテムについて、新しい解釈が出来ないかなぁ。
──そうだよ。
『二面性』
既存の出来事や昔話の新解釈、表側で言い伝えられてきた事の裏の側面。
コレを上手く表現できると、面白いものになるんじゃないかなぁ。
そして、それこそがつまり『王道のハイブリッド』になったりしないかな??
ポジティブシンキングすぎ??
いや、イケる気がする。ちゃんと元となる王道ストーリーを選び、そしてそれの新解釈のやり方さえ間違えなければ。
今まで私が四苦八苦しながら考えていたものより、もっと面白いモノが出来上がるはず。
はず。
は……ず……
はは。
まずは、元となる王道ストーリーを選ばないとねぇ……
忘れるな、私。
テーマは『二面性』
そして、『元裏稼業の地味女が事件を解決する痛快活劇』だよ。
それだけはブレさせないように気をつけるんだぞ……
うーん。
それには、まだネタが足りないなぁ。
まだ思い浮かんでない王道ストーリーがあるはずだ。
私の読者さんたちが触れたことがあるモノで、でも手垢がつきまくったヤツじゃなく、ビミョーなマイナーさを持つモノ……
……総当たりて調べるしかないな。
しはしお時間ください。
それでは行ってきます!
それでは!!
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