20/11/22 リスタート。またもや。

 さて。

 リスタートだぞー。


「元裏稼業の地味女が事件を解決する痛快活劇」だ!!

 痛・快・活・劇!!

 ここ、ポイント!

 ちょっとコメディテイストがいいね!


 作品の骨格で必要なのは、『どんな展開』なのかの概要と、どんな感情をこの作品で表現したいのか。


 まずはこの二つについて注力していこうではないか。

 初心忘るべからず……

 初心忘るべからず……


 上記のうち、どっちを先に考えればいいのか分からないから、両方同時に考えて行ってみるね!


 痛快活劇だとしても、私は『ちょっと感動』を入れたい。

 痛快活劇でちょっと感動ってどんなの?


 パッと思いつくのは『ルパン三世カリオストロの城』だよね。

 敵を倒してハッピーエンド! でも、最後はちょっと感動、っていうのがいい。


 だとして。

 じゃあどんな『感動』入れるべさ。


 私が好きなのは『離別』『消滅』『これで良かったんだ』という物悲しさ。

 うーん。

 ぶっちゃけ、痛快活劇とは相性が悪くないか??

 うーん……


 もう、ぶっちゃけ余韻があればそれでいい!(暴論


 離別パターンは結構好き系はやってしまってるから、なんか難シインダヨネー。余韻系であればそれでイイジャナイ!!


 ……ま、そうやって範囲を広げたところで、上手い具合なモンなんて、そうポンポン出てくるモンじゃないし……ははっ。


 なんだろー。

 なんだろー。

 うーん。


 何か事件が起き、そしてそれが人知れず収束できたとした時──

『世間はその事件のことを知らず、変わらない生活を続けている』っていうのを、キャラたちが『良かった』と思いながら眺める、という空気感が好きなんだよね。

 事情を知ってるのは主人公や特定の人だけで、平穏に生きる人たちは、やっぱりちょっと下世話でナチュラルに失礼で、そして温かい。

 その平穏を守れて、主人公は満足そう──そういうのが結構好きなんだよね。


 平穏な世の中だから、まだ大目に見てもらえているモノ。主人公は『はははは殴るぞクソ野郎』とか心の中で思いつつも、その人がそんな失礼な事を平気で言える世の中である事を喜んでるって感じで。殺伐さがないって所を喜んでるだけだけどね。

 失礼なヤツは変わらず嫌い、とは主人公に思ってると思う。

 だって、ナチュラルに下品で失礼な人って、私も苦手だし。別に『失礼であってもいいじゃない』と推奨してるワケじゃないからね。


 でも、それどけじゃ足りないよなぁ。

 もっとこう、心に『クる』感じのものが欲しい。

 私は、作品の『余韻』が好きだから。

 余韻の残るモノが好きィー。


 ……あー……

 ベッタベタの恋愛ものではないけれど、恋愛的なモノも含めた方がいいかなぁ。

 匂わせる程度って感じの。30コンみたいな感じでさ。

 なんだかんだでさァー。

 恋愛感情含んだモノつて心が動きやすいんだよォー。

 ベッタベタには出来ないけど。

 ベッタベタのは書けないけど。

 ベッタベタは(以下略

 ほのめかすだけな感じなら、何とかいけそうな気がするのだが、どうか?


 その、恋愛感情的なモノに、最後の余韻の役目に担ってもらうのだよ。

 どうか?


 安易っていうな!

 安易じゃないもん!

 安易じゃないったら!!

 安易で悪いかコンチキョー!!!


 だって他に思いつかないんだもん!

 最近心がカッサカサだから何も浮かんでこないんだもん!!

 だからいいじゃん!

 もう無理なんだもん!!!


 じゃあ誰と誰って問題だよねっ!

 主人公と……誰かだね!

 そこはまだ考えてない! これから考える!!


 じゃあ、ほのかな恋愛感情みたいなものを含んだ余韻ってどんなの?!

 どんなのだろうねっ!!

 思いついてないよっ!

 そんなに簡単に思いつかんなら、既にプロットが完成してて書き始めてるわチキショー!!!


 余韻が残るほのかな恋愛感情ってどんなだよ……

 例えば、ファンタビ1の最後みたいな感じなのかも知れないけど、それってさ、もう既に30コンで使ったネタに似てるからもう使えないんだよなぁ……


 余韻……

 余韻……

 余韻……?

 もう、ダメ……ウカンデコナイヨ……


 もう、枯れ果てた中年にはトキメキとかもう理解出来ないのかな……くっそう……


 私はもともと悲恋系が好きなんですよ。

 好きだけど結ばれないっていうのがね。

 胸をこうガッ!! っと掴まれるんですわ。

 でも。

 悲恋ばっかってのもなぁ。

 でも『末長く幸せに暮らしましたとさ』っていうのはマジ性に合わない。

 ……だから『結ばれない』っていうのに惹かれるのかなぁ。例え結ばれなかったとしても、そこに間違いなく真摯な気持ちがあったっていうのが感じられれば、私はそれでいいと思ってしまうんだよね。創作上は。


 ……あれ?

 ああ、だから、そうか。

 ええと。

 言葉にするのは難しいなぁ。

 なんて言うのか──

 主人公は、もし誰かに好意を持ったとしても、その人が平穏無事に生きられたらそれでいいと思うかなって。

 だから、その人が普通の生活に戻っていくとか、その地を理由があって離れるとかあったとしても、それを見送ると思うんだ。


 そういう『ポジティブな別れ』を演出したらどうかな?

 で、ファンタビ1のエンドみたいに、その後どうなるのか良い方向で想像出来ちゃう感じにすんの。


 ドヤ?!


 ……そうするにはどうしたらいいのかはよく分からないけど……ははっ。


 ええと……だから。

 その、相手がその地を離れる理由が、ストーリーの根幹に関わるモノであれば、それでいいんだよね?

 事件が解決したから、ソイツはその地を離れることになった、と。

 なんだろ、なんだろ、その理由。


 だから、ええと。

 その事件そのものに、ソイツが関わってたんだな。

 だから、今回の事件はソイツが中心なんだ。


 主人公は、理由があって巻き込まれた。

 ヨシ、その方向にしようそうしよう。


 初心忘るべからず……

 初心忘るべからず……

 あくまでも「元裏稼業の地味女が事件を解決する痛快活劇」だ。

 変な方向に、今度こそ、ブレさせないぞ。

 シリアスな方向に振り切れないようにしないと。

 コメディテイストコメディテイスト……


 恋愛感情が生まれて云々っていうのは、作中そういうイベント的なものを入れときゃいいだろ。

 ソイツがどう物語のキーパーソンとなり、最後主人公から離れていくのか──


 ──でも、どうなんだろう?

 それだけだと、なんか王道が過ぎる気がする。

 もう少し、もう少し何処かにヒネりを入れたい。

 そう、王道ハイブリッドって感じの。

 物凄くヒネらなくてもいい。でも、読者さんたちが『お? そうきた?』と思うようなモノが欲しい。

 欲張りか?

 欲張りなんか?!

 私なんぞは大人しく可もなく不可もない作品を綺麗にまとめとけばいいんか?!


 いいや!

 そんな事はない!

 確かに私はもう人生折り返した中年盛り!

 でも、だからといって狂い咲きしてはいけないという道理はナイ筈だ!

 全力を!

 私の魂を削り節として作品に添えて出せ!!


 そうや!!


 今の自分に何が足りないんだろうと考えたら、『知識』ではないかと気づいた!!

 例えば、参考やモデルにしたり、引用したりオマージュしたりする『事柄』が今はない。


 かの『ルパン三世カリオストロの城』だって、オマージュやインスピレーション受けまくりの作品だし。


 そうだよ。

 忘れてたけど、完全オリジナリティ溢れた作品なんて、厳密に言ったらもうそんな物は存在しないのだ。

 人が社会性を身につけてから今日こんにちまでの間に、基本ギミックはほとんどが出尽くしている。

 古くは聖書や、各地方の言い伝えにだって、今あるフィクション作品のモデルとなるような話がゴロゴロしてるんだ。


 だから。


 何か既存の物からヒントやインスピレーションを頂き、そしてそれをカスタマイズし、自分なりの『解釈』をくっつけて、やってみたらいいんじゃないのか?!


 そうじゃないかねワトソンくん!!


 参考となる事柄は、世間にいっぱいゴロゴロしてるぞ?!

 前に使った源氏物語の事や、ジャック・ザ・リッパーの事だってそう!

 今名前がよく出てくる『ゴーストオブツシマ』たってそうじゃん!!


 フィクションだけを参考にする必要もないのだよパトラッシュ!!


 ああ、なんか、方向性が見えてきた気がする。


 よし。

 それじゃあ『元裏稼業の地味女が事件を解決する痛快活劇』に合いそうな、歴史的事実や世界の言い伝えを調べてみようじゃないか!

 そうしよう!!


 ほら!

 そういう調べ物してるとさ!

 なんか「先に進んでる』感がするしさ!!


 よし。

 というワケで。

 少し調べ物をしてきます。


 頑張るぞ!

 おー!!


 今回はここまで!

 以上!!

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