20/11/17 オチの深掘り──からの。
下手に手を出したら面倒くさい状況に自分を追い込んでる気がする。
だって、復讐を説教臭くやめさせるとか、クッサイ演出で読み手をドン引きさせる可能性が限りなく高い気がするんだよね。
人によって価値観は違うし。
私の価値観が大丈夫かどうか自信ないし。
『なんじゃそりゃ』になる可能性がとてつもなく高い。
ただでさえ、私の読者さんたちは、結構『自分』をハッキリ持ってる人が多いし。
だ……大丈夫なのかな……
でもまぁ。
そこを下手に繕っても、今更私の人間性が変わるわけでもなし。
とっくに皆さん私の人間性なんてお気づきだろうし。
思ったように書くしかない。
ふぅ……
私ならどんな事で復讐をやめる??
そもそも、復讐しようと思った理由が鍵やな。
よくよく思い返すと、なんか漠然としてたよ復讐理由。ぶっちゃけ、ちゃんとまだ考えてなかった。『自分の生まれ育った村を全滅させられた』という理由だけど、それがイコール復讐に直接繋がったとは思えない。
いや、強い動機だけどね。家族を殺されたからっていうのも。
でも、もう一つ欲しい。
組織を調べ、主人公を探し当てるぐらいの執念と強い動機。
彼にそこまでさせた理由──
強い後悔──とか?
守れなかった後悔?
それとも……例えば、『精神汚染の力』を宿した人物の次期
でも、だとしたら、事件に巻き込まれなかった理由がない。
──と、ふとここで。
アイデアが降ってきたぞ??
アレです。よくあるパターン。
コレ、当初はメッセージの半分しか分からなくて、そこだけを見ると勘違いするようなメッセージになってんの。
で、本来のメッセージ全部を見ると、本当の意味が分かる、的な。
例えば、それがメッセージじゃなくてもいい。
よくあるパターンだね。
問題は、それがどういった事であり、いつ、どんな風に、本当の事を知る事になるのか。
こりゃまた難しいなぁ……
そうだなぁ……
その場に
もしかしたら、
そこで
主人公は、
そうだなぁ。その時、主人公は
で、その傷口が主人公の左手に残ってるの。
おお、だから主人公は常に左手に薄い手袋をしてその傷跡を隠していたらエモいかな??
でもそれを、主人公から口で説明されても、普通信じないよなぁ……
私なら絶対に信じない。
うーん。
うーん……
その映像が残ってれば面白いのになぁ……
でも、時代背景的に動画記録をとっておける時代だったのかなぁ……
※google検索中※
一応、19世紀末ぐらいには存在はしてるんだ。動画撮影の技術。
でもなぁ。
機材そんな小さくないし、物凄く難しいなぁ……
魔法で──いやいやいや。だから魔法は「なんでも可能にする便利機能じゃない」しィ……
いや、待てよ?
「科学は魔法の後追いで技術開発している」って前提にしてたよな?
って事は、一応そういう機能を持つ魔法的何かがあるのかもしれない??
お手軽ではないけど、何かすると何かなる何かだよ!!
何かってなんだよッ!!!
なんだろうね……何かなぁ……
──ああ、ソレを、
……例えば。
魔法による記録媒体とか?
当初は主人公が胸元とかにつけていて、主人公から見た映像が保存されてんの。
それを見ると、実は主人公が
……でも、なんでソレが
事件の最中主人公が落としたのを、
なんかご都合主義って言われそうやなぁ。
大丈夫かなぁ……
大丈夫かどうか、魔法による記憶媒体がある、という前提で色々考えてみたら、結論出るかもな。
どうだろう。
そうだなぁ……
記憶媒体に保管されていた映像を見て真実を知る。
……でも、それは、いつだ?
作品中でどのタイミングだ?
うーん……
例えば、記憶媒体が壊れてて、主人公が
でも、例えば最後のイベントの最中、その記憶媒体を落としたりとか何かのショックを与えた瞬間、続きの映像が流れるの。
で、実は殺していなかったという映像が流れる、るとか?
うーん。
どっちにしても、『最後のイベントの時にふとした拍子で真実が分かる』という、なんだかご都合主義みたいな感じになっちゃうか。
難しいな……ホントに。
感情の盛り上がりに貢献するような演出をしたいなぁ。
──ああ。
真実を知って復讐心を手放した
またクッソ難しい問題だなぁ……
そんなスルスルするする思いつかねェよ……
絞り出してるよ……
もう渋みしか出てこねぇよってぐらい絞られた生搾りレモンのレモンの気分だよ……
スルスル出てくる人は羨ましいなぁ。
向いてないのかな自分って思っちゃうよね……
考えてる時か楽しいのに、ネタが上手く出てこない時がメチャクチャ苦しいぞコラ……
しかも。
なんかイマイチ、ノリ切れない。
感情の盛り方が甘い気がする。
私自身が『書きたくて書きたくてどうしようもない』という感じにならない。
コレは大事な部分だよ。
コレが私なとっての「馬ニンジン」になるんだから。
ここへの私の熱量が足りなかったら意味がない。
絶対途中で頓挫する。
感情だよ感情……
大切なのは感情なんだよ。
全てのキャラや登場人物、エピソードもイベントもシチュエーションも、全部『感情』の為なんだよ。
こかで感じさせたい感情はなんなのさ。
まずはそこだろ。
ギミックは後付けじゃオラ。
感情……
感情……
感情……
ああああ……
なんかまた、ちゃぶ台返しして『今のナァァァァシ!!!』ってやりたくなってきた……
上手い感情が思いつかない。
何かねぇんか?
何か……
何か……
魔法……
蒸気科学……
主人公が活躍する……
ならば、主人公がその感情を抱かないといけないのでは……?
主人公がその感情のメインになるべき……
全てをフラットにして見直してみよう。
今まで出てきたネタも、やるやらないは置いておいて、手札として全部並べておく。
俯瞰で見るんだ。
見下ろせ。
今出てるカードを整然と並べずに、雑多にばら撒かれてるモノとして見てみろ。
各設定への愛着云々は全て一旦忘れろ。
メインは『感情』だ。
今手元にあるカードで、どんな珠玉の感情が生まれる?
──テーマは二面性。
二面性、二面性──二重人格?
一般市民としての主人公と、裏稼業の人間としての主人公、記憶が途中で途切れる? 人格が変わる?
いや、なんか、少し違う……
前に見た映画では、元暗殺者の女が記憶を失って普通に結婚して子供を産んで、たまたまテレビに映ってしまった時、主人公が生きていたと知った敵が主人公を殺しに来た。それを返り討ちにしたりするその過程で過去の自分と今の自分が入れ替わりながら次第に融合していき──といった感じだった。
記憶がないけど実はすごい暗殺者で、投げられたナイフを無意識に手で止めたり出来て、次第に過去の記憶を思い出しつつっていうのは、かなり王道パターンの話だ。
だからナシではない。今回もそのパターンに?
いや、でも、なんか、少し『違う』んだよな。
そういう方向でもいいけど、どこかが違う。
それだと、作品の『感情』に結びつかない気がするんだよ。
どこかを変えたらいけるのか??
ええと……
私が好きなパターンは『離別』や『消失』だ。コレによる悲しさ・虚しさが私の作品には含まれている事が多い。
そう、私の黄金パターン。
自分がソレが好きだから。
その黄金パターンのオチを用意して、そこで沸き起こる感情を『馬ニンジン』にして、私は書き続ける。書き続けられるようになる。
なら、やはりそのパターンにしたら?
ネタは色々で揃っている。
今あるカードを使って、その感情を沸き起こす為には、どうしたらいい?
どのカードを取捨選択して、並べ直す??
──次回!!
次回に持ち越し!!
その場で地団駄踏んでたハズが、スタートラインに戻ってよ!!
ゴメン!!
ホントごめんなさい!
次こそは!
次こそは先に進むぞ!!
それでは!、
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