20/11/08 敵の事をイメージしてみた。

 表ボスはお坊ちゃま。

 そして、それに付き従う敵①はメイド、敵②は老執事、と仮決定しました。


 何故か、キャラに属性付けすると、自然とキャラのイメージが出てくるよね。

 創作においては職業や属性に「ステレオタイプ」があるからかもしれないですね。

 そこから発展させられるから、一度それが決まればイメージしやすいのか。


 なんだか楽しくなってきたよ!!


 そうだなぁ。老紳士は仕込み杖で戦うとかだと面白いなぁ。

 で、メイドは腕に仕込まれた銃で戦うとしたら面白いなぁ!

 え?

 はい。

 それが嗜好ですが、何か??


 メイドさんの腕に仕込まれた銃のイメージは、ベルセルクとかコブラね。(古い)

 仕込み杖で戦う老紳士のイメージは、そのままキングスマンですね。ハイ。

 ありがとうございます。


 お坊ちゃまは、没落貴族的なタイプだね。

 精神的に二人にかしずかれて(※)いる事によって精神の安定をはかってる。

 爪を噛む癖があるかもねー。

 敵①と②は年齢が離れているから、親子とか祖父と孫娘かもしれない。そういう関係の方が(私が)萌える。

 二人のサポートがあって、やっと一人前なのですよ表ボスは。きっと。


 さて。

 じゃあ、表ボスを差し置いて。

 敵①のメイドさんを考えようか。

 え? なんでって?

 そうしたいから!!


 主人公やドS女子とは被らないようにしないとな。

 私の今ある主人公は、気が強くて自立した、でもお人好しの側面も持ってる女性。私が好きなタイプ。

 ドS女子は……今、悩んでいる。30コンのルリさんタイプか、チャレンジカップのキヨちゃんタイプか。可愛いという部分は共通しているが、ドSの発露の仕方が違う。

 ルリさんは、フワフワしててのんびりとした口調で毒を吐くタイプ。清楚可憐な外見とは裏腹な致死必須の猛毒針を急所目掛けて遠慮なくブッ刺してくる。

 キヨちゃんは、キュルンと可愛くマシンガンの如く毒を繰り出すタイプ。馬鹿阿呆間抜け使えないウザい邪魔消えて消滅して塵になって存在をファブれ、ぐらいを猛連撃してくる。ルリさんは一撃必殺、キヨちゃんは激烈コンボをキメる。

 うーん。

 どっちも捨てがたい。


 ……あれ? 違った。

 今はドS女子の詳しいタイプを考えてる時じゃなかった。敵メイドだ。


 敵メイドはぁ……うーん。

 ドS女子とかぶらないようにするにはどうしたらいいのか……


 あ。

 その前にですね。

 タカナシさんが、悪役のキャラについてアイディアをくださいました!


 以下、応援コメントからの抜粋

 ***

 悪役もなんでも自分の中にあるものしか書けないと思うのですよ。

 いっそ、牧野さまをモデルに悪役を考えてみてはいかがでしょうか?


 例えば、こちらでも述べていた、

 <<嫌なヤツは記憶から抹消して精神の平穏を保つから、あんま覚えてないんだよなぁ。

 ここから、嫌なヤツは消してスッカリ存在も忘れてしまう為、まったく悪びれない、そもそも覚えていないみたいな悪役でもいいと思うんですよね。今の自分の地位はライバルが消えたからではなく、自分の実力のおかげで、誰かから何か言われるのは筋違いだとか思ったり。

 ***

 なるほど。

 悪役も自分から切り出す。

 これは凄くいいかも。

 上記のように「都合悪い事は全部スッカリ忘れてしまう」という部分ね。

 これ、凄く良い。

 現実にも実際にいるよね! そういう嫌なヤツ!!

 ……おふぅ。つまり私が嫌なヤツって事や……


 まぁいい。

 例えば自分の大嫌いな部分を抽出して煮詰めて嫌なヤツに仕上げるのもいいと思うよね!

 自分の嫌な部分を直視しなきゃいけないっていうのが心にクるけど、でも、それぐらいしないと面白いキャラって生めないよねっ!!


 タカナシさんが良いアイディアをくれたんだから、この「嫌なヤツや都合の悪い事は全部綺麗に忘れる」っていう特性を表ボスに持たせて、考えていってみようぜっ!!


 きっとさ。

 メイドさんとか執事さんとかがさ。表ボスお坊ちゃまが嫌うヤツを消したりしてそうだよね。

 誰の目から見てもそれが歴然なのに、表ボスお坊ちゃまはそれに気づかないの。

 自分がその地位に立てたりその成果を手にできたりしているのは、邪魔なヤツが消えたりメイドさんや執事さんがお膳立てしているからなのに、邪魔なヤツがいた事も忘れ、お膳立てしてくれた事も忘れ、全部自分の努力と根性の結果だと思ってる。


 うっわ。嫌なヤツ。


 だから、表ボスお坊ちゃまは、メイドや執事さんを逆に少し疎ましく思ってるかも。

 俺は独りでやれるのに、メイドや執事が心配性すぎてウザい、邪魔、ぐらいまで思ってそうだなぁ。メイドさん執事さん可哀相……

 でも、メイドさん執事さんは、その事について別にどうとも思っていない。

 自分はすべき事をしただけで、表ボスお坊ちゃまに感謝されようとすら思ってないから。むしろ、表ボスお坊ちゃまは何も知らなくていいとすら思ってるかもしれないなぁ。能天気に威張り散らしている姿を見るのが、二人は好きなのかもしれない。

 じゃあメイドさんはドMか??

 それも面白いなぁ。


 っていうかさ。

 現時点で、必要キャラの人数多くないか?

 ・主人公

 ・子供

 ・裏ボス(子守ナニー

 ・表ボスお坊ちゃま

 ・敵①メイド

 ・敵②執事

 ・ドS女子

 ・暑苦しい変態男

 この時点で8人か……ちょっと多いなぁ……


 敵①と②は1人にしちゃってもいい気がする。

 それに、暑苦しい変態男の存在価値が希薄。


 うーん……どうしようかな。

 書いてる方としては、そのキャラがどんなキャラなのか分かってるから人数多くても全然平気だけど、読む側とするとあまりに人数が多いと、途中で「これ誰だっけ?」って絶対なるんだよね。

 特に私はあんまり物覚えの良い方じゃないから……


 いや、いいか。

 今は取りあえずアイディアを出している段階だから、もし邪魔だと思ったら途中で減らして行こう。

 サバコンを考える時とかもそうしていった。

 ヘタしたら全部書き割ってから1人減らしたぐらいだ。


 よし。

 これで今はいいや。


 もう少し、表ボスと敵メイド&執事を掘り下げて行こうかなぁ。

 表ボスは私の嫌な部分……

 私の嫌な部分……

「努力しているのは自分だけ」、何かあると「なんで自分ばっかり」って思うタイプ、とか?

 うう……心が痛い……。しかし、自分の悪い面を抽出すると、表ボスのその時の感情とかが手に取るように分かるゥ……そして、どう視野が狭く歪んでいくのかも分かるゥ……心が痛ァい……

 でも、なんか、前より具体的にイメージできるゥ……

 でもでも……心がエグれるゥ……見たくない自分の小汚ェ部分を直視する事になるゥ……


 頑張れ自分……負けるな自分……嫌なヤツにだって(一応)生きる権利はあるんだ……ガンバレ……


 よし。

 タカナシさんの一言で、表ボスのイメージが結構固まったぞ? 私の中ではね。

 自分の嫌な部分だからね。ボッコボコにしてやんよ!!


 敵メイドはそんな表ボスに付き従う女性で、ドS女子や主人公との対比にしたいから、どんな理不尽にも従順。それに、「表ボス坊ちゃんには私がいないとダメ」ってどっぷり思ってる共依存。恋愛感情っていうより、なんていうのかな……

 坊ちゃんをお世話する事が自分の存在意義とすら考えてる感じね。

 坊ちゃんの価値が自分の価値、ぐらいに思ってるかな。自分自身そのものに価値を見出せないのかもしれないね。

 敵メイドさんは表ボスより年上かな。

 というか。私のイメージとして、表ボスは「若造」って感じ。

 だから20歳前後かなって思ってる。

 ……いや? むしろ、いいオッサンがそういうのっていうのも面白いかな。

 ……中年でソレってまんま自分を表しているようで心が痛いけれど……なんか、お腹痛い……


 できれば、登場人物たちの年齢は散らせたいんだよね。

 同じ年代ばっかってつまんないじゃん?


 じゃあ、年齢の配分については、次のエピソードで考えるか!

 そうしよう!!


 今回はここまでね!

 以上!!


 ***

【かしずかれる】

 漢字で書くとかしずかれる。読めへん。

 かしずく、とは、付き添ってお世話する事。でも「従属する」っていう意味合いが強い。仕官する、とか、奉公する、に意味が近い。

 つまり、上の立場の人のお世話をするって事ね。だから、立場が下の人を世話する時には使わない。

 対等な人間関係が普通になってきた現代では、あんまり使わないけどねー。

 例えば、社長にかしずく、とかって感じかな。

 まぁ……あんまり、良い意味では現代では使わないね。

 一応、「大切に養う」という意味もあるんだけど、現代の言葉の背景を考えるとあんまり使わない方がいいよねー。

 ま、創作の世界ではよく使うかな。使っていこうぜむしろ!!

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