20/10/25 主人公以外のキャラたちの事。続き。

 せっかくの天気の良い土曜日。

 今日はノンビリしようとは思っていたけど……


 まさか、日が沈むまでソファと同化してしまうとは。なんたる時間の無駄遣いッ……!

 猫がテトリスみたいに足にジャストフィットしてて動きたくなかったってのもあるんだけどさ!!


 あと。

 普段家に引きこもっていつも通りの物を食べいつも通りの事しかしかないから、珍しくいつもと違う物を食べいつもと違う事すると、体力が危険ゾーンまで削られて、翌日までその疲れを持ち越してしまうんだよね。

(訳:会社行って、ねぎらいで頂いたお高いケーキを食べたら調子崩した


 私は本当に変化に弱い生き物です……


 さて。

 先日は、主人公と子供の雇ってた子守ナニーが実は二人に復讐心を燃やしていたキャラでした、という事まで考えた。


 では、そのキャラが、どう事件を起こし主人公がそれを解決したのかを考えてみようか?

 これが話の屋台骨だね。


 彼は多分、村に残された手がかりを元に、主人公を探し出したんだ。

 で、その時は勿論、主人公は組織Aに所属してたから、彼は組織Aも恨んでる。

 まずは組織Aから追って主人公に辿り着いたのかなぁ。

 個人を探すより、まず組織の方が人伝ひとづてに辿り着けそうだしね。

 そこから、どうやって子守ナニーとして懐に入ったのか。

 そうだなぁ。

 組織の人間とある程度懇意になり、そこから主人公の居場所を見つけたのかな。

 いきなり近付いたりはしなかったろう。一応、主人公は腐っても元裏稼業だし。

 だから、主人公が住んでる場所の近くに移住し、そこで主人公を観察したハズ。

 そして少しずつ接触して近づいていっただろうな。

 そして仲良くなった後、主人公の前の子守ナニーが事情により子守り出来なくなった時に、すかさず自分が名乗りを上げたか。


 なるほど。

 で、問題はその後だよな。


 うーん。

 上手く思いつかない……


 つまり、思いつく為のネタがまだないのか。


 と、いう事は。

 今度は主人公たちの周りにいる、他のキャラや組織についてを考えるか。


 ええと。

 まず、主人公が元いた組織A。

 そして、その敵対勢力であるB。

 うーん。

 30コンの時、この『敵対組織』とそこの敵たちが失敗したんだよなぁ。

 あんま魅力的じゃないかったし、説明もしきれなかった。

 今度こそ……敵をちゃんと書きたい。


 風呂に浸かりながらノンビリ考えてみたんだけどね。


 私が書きやすい『ドS女子』と『変態男』。この二人をね。今回も出そうかなって。

 で、じゃあ出すとして、何処に? と考えた時に──


 ドS女子を敵勢力の組織B、変態男を味方の組織Aの人間にしようかと。


 ドS女子は、敵対して主人公と戦うんだけど、最後の最後に自分の組織Bを裏切って主人公に味方してくれたりとかさ!

 前にちょっと考えてた流れにできたら面白いのになって!

 で。変態男の方は、味方ではありつつ味方ではない感じにもしたいな、と。組織Aから派遣された主人公を監視し、場合によっては処分する為に存在してる人間って感じはどうかなって?

 主人公もそれは分かってるかもな。

 主人公にベタベタしに来るけど、油断できない。裏切りの気配を見せれば殺気を放ってくるヤバイ変態。


 これが二人の二面性で! どや?!


 ……風呂にのぼせて脳味噌茹だってしまったかな……今は、これで大丈夫なのか区別つけられない。


 むしろ、ちょっとダメな気がする……


 しかも。

 ドS女子を敵にするとなると……この子を完膚なきまでに倒すのは嫌!! 私が!!

 だから、そうするとなると、他の本当にボッコボコにする敵が必要!

 うーん。どうすべきか……


 ドS女子が、最後の最後に裏切る敵だよ。

 ドS女子に『そういう所が反吐が出るぐらい嫌い♡』って言われるようなヤツがいい。


 変態男はちょっと置いておくとして。

 どうしても書きたいドS女子について考えようか。

 なんでドS女子が書きたいかって言うと、すっごく書いてて楽しいから!

 味方組織Aの人間にするか。

 敵組織Bの人間にするか。


 いや……そっちから考えたら上手くハマらない。

 作品に必要なキャラを考えて、そこにハマるようならハメる感じにした方がいいかもな。


 ……そうだよ。

 完膚なきまでにボッコボコにする敵が欲しいところだ。いくらご都合主義が嫌だとしても、エンタメに特化するのであれば、にっくき敵役が必要。

 さて。

 それをどうしたもんか。


 今まで思いついたネタから簡単に思いつくのは『神殺しの力』とやらを手に入れたヤツが、その力を使って危険な何かをしようとしてたから止めた、かな。

 ま、王道だね。


 うーん。

 敵のヤツが何を目的にしてるのかをまず考えないとやっぱダメだね。

 キャラを動かす為に一番大切なのは『動機』そして『目的』。コレが弱いと「そこまでする意味が分からん」と説得力がなくなっちゃうからね。

 敵が、何を目的として神殺しの力を欲しがったのか。


 単純に考えると、すっごい力だったから欲しかった、それを使って敵対勢力を蹴散らしたいから、とかね。

 でもそれって目的じゃないよね。手段だ。

 戦争の道具にしたかったから、なのかな。


 でも、そういうのはなんだかなぁ。


 なんか、こう、主人公が読み手が『はぁ?! 馬鹿じゃねぇのっ?!』って思うような理由がいいんだよなぁ。

 何があるかな。

 こういうのを考える時も、既出の素晴らしい作品からパク──参考にするのが良さそうだ。

 何かいいのないかなぁ。


 アメリカ映画系は、大概『街を破壊する』とかアメリカ破壊工作の一端だったりするんだよなぁ。その規模の話は微妙。


 もっとなんか、こう、『はぁ?!』なのがいいなぁ。

 キングスマンとかそうだったんだよなぁ。


 えーと。


 例えば……そう、某死のノートみたいに『この力で私がこの腐れ切った世界を粛清する神になる!!』とか、本気で言い出しちゃってる感じの、さ。


 主人公は裏稼業をしてきた手前、世界の嫌な部分も沢山見てきたけど、それ以上に世界の良い面を見て来たから『何言ってんの? お前、頭大丈夫か?』って思いそう。


 そうそう。

 主人公は人の善意を、きっと信じてる。

 それは、初めて来た土地でシングルマザーとして慣れない育児をやるにあたり、大なり小なり他人の善意に沢山触れて来たから。

 中には嫌な事を言うヤツするヤツが勿論いたけど、それは目立つだけで、それによって人間全てを否定すべきじゃない、それは視野が狭すぎる、と、思ってるハズ。

 自分が、どちらの世界も見ているから。


 敵はその主人公と対極なのかもしれないね。

 人の善意は当たり前(なのでお礼すら言わない)、悪い方ばかりに目がいく。

 人間は全て腐ってる。粛清せねば! 自分がっ!!

 とか思ってるタイプだと面白いかな。

 そんで、一人につき一つの役割を押し付けるタイプかも。

 主人公には母親。だから、お前は大人しく子供に尽くしていればいいとか、面と向かって言っちゃうヤツ。

 うわ。ムカつく。

 でもね。

 ただ普通にムカつくヤツじゃ、つまんない。

 外面は、とても良い人そうな感じにしようか。

 優しげで物腰も柔らかく。

 本当は優しくともなんともない。ただ、他人を素で見下してるから、人に優しくしているのは『お目溢めこぼししてやってる』とか思ってるタイプ。

 だから、主人公みたいに自分の意見を面と向かって言うタイプは大嫌いだろうね。

(男より下である)女で、(子供に滅私奉公すべき)母親で、(自分の好みの若さじゃないから性的な意味の女でもない)アラサーババアだから、人権なんてなくて、ただ他人(というか自分)のためだけに尽くす事が是。意見なんて言ったら烈火の如く怒りそう。


 それ以外の人間も、男でも女でも結局見下してるんだろうけど。


 無知で下劣な精神しか持たない他人を、自分が救ってやらなければ、とか思ってる感じの。

 うーん。


 それを『いかにも悪者』じゃなくて、ぱっと見凄く理解あって人が良さそうな感じの人で表現するって、難しそうだなぁ。

 やってはみたいけど。


 でも、そいつを何処でどうやって出す?

 立場は? どこから主人公に関わってくる?


 うーん……難しいな。

 でも、ここをクリアしたら、あとは上手く組めそうな気がする。


 頑張ってみるか。


 よし!

 続きは次回ね!!


 それでは!!

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