20/10/14 全然決められなくてその場で足踏み。
脳味噌が現実逃避しようとしておりますー。
今流行りの『追放もの』から、更に設定を転じさせて
『マジでダメダメだったからクビにした元・冒険仲間から、逆恨みされてザマァどころか殺されそうになっているので全力で逃げております』
っていう設定とタイトルで、誰か小説書いてくんないかなー
もしくは
『転落フラグをヘシ折って物語の筋書きを変えようとしている悪役令嬢がいるので、物語改変是正委員(※芸術の神)の下僕である私は、物語の筋書きを(力づくで)元通りにしようと思います』
って設定とタイトルでもいいからー
とか、現実逃避していますー。
逃げるな!
現実を見ろ!!
ハイすみません!!!
さて。
王道ハイブリッドは、もうこの際諦めようかと……
パターンから考えるのはどうしても苦手です……
なので、『二面性』というテーマ、そして間違いなく私の読者さんたちが好きであろう『畳みかける展開』と『ボケツッコミ(スベリ)の応酬』、『どんでん返し×3』、こっちの方から、構成を考えていこうと思うのだけれど、どうだろうか?
で、考えついた構成は、必ず超基本王道パターンのどれかであるハズだから、そこから上手く『読者を良い意味で裏切れる』設定に変えて行ったらどうだろうか? と思った。
思っただけ。
今、進め方を悩んでいる状態なので、何が良い方法なのか見えなくなっているのです。
だから脳内が勝手に現実逃避しちゃうんだけれども。
……現実逃避ついでに、上記タイトルでメタネタ短編書いちゃおうかなぁ……
いかん!
嫌でも現実を見ろ!!
お前は寄り道せず地道に四苦八苦するしか道はないんだから!!!
ハイすみません!!!
ええとですね。
タカナシさんか仰っていたように、情報収集能力がパないキャラ=強いキャラ、というの、私好きなんですよ。
だから、そういう主人公で考えていきたい。
で?
畳み掛ける展開とどんでん返し×3だよね。
ええと?
どうすりゃそうなるんだ??
情報収集能力が高いキャラとなると、勘違いや失敗は起こりにくい。
だから、事件になりにくい。
と、なると巻き込まれ系になるんだけれど……
情報収集能力が高いキャラをミスリードするには……
『裏切り者』
『問題を持ち込むキャラ』
が必要不可欠だなぁ。
それか、
『ずる賢い敵キャラ』
『おバカな味方キャラ(足引っ張り係)』
とか。
足引っ張り係は、読んでてイライラする事があるので、できれば入れたくない。
いや、このタイプの中にも愛すべきキャラはいるんだけど、その塩梅がとても難しく……場合によってはヘイトを集めかねないんだよね。
うーん……
あんまり、『読者の度肝を抜きたい』とか無理難題を考えない方が逆にいいのかなぁ。
だってさ。
私の読者さんたちって、まぁ、勿論このエッセイを読んでない方もいらっしゃるけど、読んでる方もいるやん?
って事は、どんだけ頭捻ってどんでん返し×3考えたところで、ここでネタバレしちゃってるんだからさ、度肝なんて抜けなくね?
だよねー!!!
としら。
下手な考え休むに似たり(※)だよね。
ははっ!
知ってた……
だから!
ダメもとでいいから!
考えられる範囲で考えればいいんだよ!
それしか出来ないんだからな!
ハイ! 分かりました!!!
じゃあね!
『裏切者』
とか
『問題を持ち込んでくるキャラ』
とか
『ずる賢い敵』
とか
『愛すべきアホ』
とかに、振り回されてしまうお人よしタイプの主人公にしよう!
お人よし! いいよね! 私このタイプのキャラ好きなんだ!
お人好しでいらん世話焼いちゃうタイプ。
一歩間違うとオカンタイプ。
いいやん。
BBA萌えの次はオカン萌えや。
んじゃあねー……
あんま先の事考えずに、まるで子供に適当昔話を創作して語って聞かせる感じにテキトーに、思い浮かんだ事を思い浮かんだ順に書いていこうかー。
そう、まるでそれは即興劇のように。
***
ある日ある所に。
地味で目立たない女性がいました。
彼女は町の片隅で、小さな雑貨店を開いておりました。
ある日そこへ、可憐な女の子が一人、店のドアを開け、そして朗らかに笑いながら、店主にこう告げました。
「ソメイヨシノの種をくだ──」
「本日の営業は終了しました」
バタン。
店主は店の扉を勢いよく閉めて可憐な女の子を締め出しました。
「店長?」
バイトの若い男の子が、地味で目立たない女店主のその行動に驚きました。
「今のは幻。誰も来てない。キミは、誰も、見てない」
「いや、今確かに──」
「気のせい。幽霊よ。実体はないの。見えないフリをしなさい。取り憑かれるわよ」
店主の女性はバイトの男の子に、ゆっくりと噛んで含めるように言いました。
「店長……その幽霊が窓割ろうとしてますけど……」
バイトの男の子が指差す先では、先ほどの可憐な女の子が店の窓を割れんばかりに叩きながら喚いていました。
「ひどーい! 若くて可愛い私に嫉妬ー? 自分が既に枯れたからって若い女に当たり散らすのやめてよー! 折角来たのに追い返すって酷い仕打ちするのー?! ご近所の皆さん聞いてくれますー?! このお店の店主は──」
女の子が全てを言い終わる前に、店主は素早く女の子の首根っこを掴んで店の中まで引き摺り入れました。
そして壁に押しつけて女の子の耳元で歯軋りしながら囁きました。
「何しに来たのよアンタっ……」
「お仕事持ってきたの♡ 誰にでも出来る簡単なお仕事でっす! 未経験者大歓迎☆」
「嘘つけコラ。ソメイヨシノの種って不可能なミッションを受注したって隠語じゃないっ……もうアタシは──」
「いいの? ここでその話して。バイトくんが見てるゥー♡」
「っ……」
女の子のその言葉に、女店主は背中に突き刺さるバイトの男の子の視線に気づき、言葉を飲み込む。
「裏はどうぞ〜! ご希望の品は倉庫にありますので」
引き立った笑みをなんとか顔に浮かべ、女店主は女の子の腕を掴んで引き摺って店の奥へと入っていくのでした。
***
ああ、なんか適当にキャラを立てて先を考えずに書いた方が、適当だからスラスラ書けるー。
ま、これも書いてくウチに詰まって筆が止まるんだって分かってるけど。
でも。
久々『キャラを動かす』感じでちょびっとでも書けたのは楽しかったな。
やっぱり創作は楽しい!!
うん。
で、こんな感じの巻き込まれ系はどうだろうか?
問題児的な子が主人公の所に持ち込む。主人公は嫌々だけど巻き込まれていく──って感じで。
主人公はアングラの世界から足を洗った人間で、平穏に生きる事を望んでるのに、問題児とかが問題を持ち込んで毎回エライ目に遭う、と。
これは、主人公が一か所に止まっていて、問題が持ち込まれて毎回大変な目に合う、シティハンタータイプ。
まぁ、シティハンターはスイーパーとして問題解決を行う仕事をしてるから、ちょっと違うけど。
もしくは、京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズタイプ。
探偵モノでよくあるパターンだね。
あと考えてるのは、鋼の錬金術師タイプの展開。主人公は何かを探して旅をしてて、行く先々で事件と遭遇するタイプ。
これは、場合によっては率先して自分から事件に首を突っ込む事があるので、喧嘩っ早いタイプや騒ぎを起こすタイプじゃないと、話の流れが不自然になる事がある。実は結構話の説得力を持たせるのが難しいと感じる。
うーん……
実は、前にテレビでやってたオーシャンズ8が面白くって、ああいう色んなタイプのプロフェッショナルが自分の専門分野を生かして全員で大きな事件を起こしたり解決したりする作品も好きなんだよなぁ……
コンフィデンスマンJPも楽しかったし。
ああいうタイプの作品も、やってはみたいけど……
ふむ。
まだ、どんなのが書きたいのか定まってないなぁ。
『二面性』のテーマだけではやはり足りないのか。
そうか。
それをテーマとして、それをどう見せるのかを決めればいいのか。
ホラーで見せるのか、冒険活劇なのか、探偵推理モノなのか。
そこを、まず、決めようではないか!!
この結論に至るまで、床に穴空きそうな程その場で足踏みしたなぁ……
その価値は……あったかな?
あったと、思おう……じゃないと心折れる……
では次のエッセイでは、テーマを表現する為のモノを考えようではないか!!
よし。
それでは次回!!
それでは!
***
【下手な考え休むに似たり】
いいアイディア浮かびもしない癖に延々考えるのは、何もしていない──つまり、休んでる事と一緒じゃボケ、って事。
要は、無駄なあがきすんなって事。痛い言葉だ……
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