20/10/12 自分の読者の好みから王道ハイブリッドを考えようと思ったけど……
どうも、この時期は苦手ですね。
この時期の空気を感じると、どうしても感傷的になってしまいます。
秋自体は過ごしやすいから好きなんですけどねー。
……花粉さえなければ。
さて。
そんな感傷的な気持ちはちょっとワキに置いておくとして。
『私の読者』へ向けた時の『王道ハイブリッド』が何がいいのか考えるのですよ。
……と、いっても。
前にもちらっと書いたけれど、私の作品を読んでくださる方々ってホント雑食系で、面白ければ結構なんでも読んでらっしゃるんですよね。
偏食しててくれれば分かりやすいものをっ……
でも、それでも「好み」がある筈。
私の作品の中でも、何かが
でも、それってなんだろう……
人によってホント違うんですよね。
例えば、よく応援メッセージをくださる──
タカナシさんは、結構、水戸黄門的王道を好むと思われる。「ハイ! 待ってましたァ!!」っていうヤツね。
タカナシさんの、『悪霊令嬢、異世界に追放される。』とかそうだし。ローカルキラーズもトラック野郎もそのタイプかと。
ジャンル的には現代ファンタジーがお好きみたい。J○J○とか。同志。
ただし、悲恋系はNGだって。……『数多の誰かの物語』はNGだねぇ……ははっ。
普通のハッピーエンド的恋愛ものはOKなようだ。
須──監視者兼保護者S様。
SF好きなこの方は、先読みできない意外な展開がお好き。
あと、おそらく悲しい系はあんまりって感じかな。
いや、多分「哀愁」とかいうのは好きそうなんだけど、私が書くタイプとは違う系統っぽいなぁ。
っていうか、今S様のレビュー見返してみているけれど、ホント雑食系というか……
比較的SF・現代ドラマ・エッセイ系が多いかな。
その中でも、癖の強い──それって作家さんに失礼か……いや、S様にも──作品がお好みなんですよねー。
S様の場合、文体や意外性、リアリティ等がポイントな気がする。
婭麟さんは、恋愛もの、現代ドラマ系、歴史ものなようだ。
おそらく、歴史など深い世界の中にある、人間ドラマや人の感情の機微、駆け引きとか、そういうのが好きなのではないかと、予想。完全に予想。
しまった……実は婭麟さんの作品は読んだ事がない。なんたる失態!!
ちょっと読んでこよう。
木沢 俊二さんは、私がファンなんですけどね。
うーん。木沢さんも比較的雑食系だなぁ。レビューを見てみるとその種類が多岐に渡る。
おそらく、余韻アリ系、読者に謎を残す系が好きっぽい。つまり「読み口スッキリ!」より「ああ~、よかったぁ~」って感じの方がいいのではないかと。予想だよ予想。異世界系よりは、現代とかSFとかの方が多いかなぁ。
他にも応援メッセージやレビューをくださった方々が多数いらっしゃるので、その方がのレビューも参照した。あげるとキリがないので全部書かないけど……
っていうかさ。
皆さんのレビュー数がエグイ。
600とか普通にレビューしてるんですけど。
やべぇ。私、300にも満たない。最近全然読んでないからなぁ……しくじった。
ああ、そうか。そうだなぁ。私は圧倒的に読書量が少ない。
もう……ネットの記事とか読み漁ってる場合じゃねぇよ……そんなの読むぐらいなら他の方の力作読んだ方が楽しいだろうに。
ダメだこりゃ。
また読む時間作らなければ……
まぁそれは置いておくとして。
皆さんかなりの読書量だからだと思うんですが、「単純明快! 明朗快活! 爽快感満載!」っていう作品よりは、ある程度、頭を捻らせる作品の方が多い気がする。
勿論、単純明快作品も読んでて、嫌いじゃなさそうだけど、多分それだけじゃあ物足りないんだろうなって。
小難しい事が好きっていうワケじゃなく……なんていうのかな。
書き手の人が多いからか、「頭の中でイメージする」事に慣れているのではないかと。
だから、例えば「A=B」「B=C」までしか書かれていないんだけど、そこからちゃんと「A=C」が読み取れる人っていうか……
これ、伝わんのか??
要は「読書に慣れてる人」なのか。
いや、そこまでザックリじゃ足りなかろう。もう少し詳しく分析しないと。
分析しないと……ぶんせき……
ぶんせき……シゴトイガイデシタクナイ……
いや、投げ出すな。頑張れ自分。負けるな自分。頑張った後には承認欲求が満たされるぞ。ファイトだ自分……
お腹痛い……
ええと。
そうですね!
なんだろうな!!
よくわからなくなってきたぞッ!!!
そうか。
アレや。
みんな「読書量が多い」んだよ。
だから、単純な「王道展開」では心が動かないんだ。
何かしらのフックがないと。ひっかかる為の釣り針。その釣り針が見えていてもいい。「釣り針あるな! 分かっている!! しかし我は承知して引っかかってやろう!!!」っていうぐらいの心意気の人が多い気がする。
多分。
えー。わかんないよう。
みんな雑食すぎんだよぅ。
もうそんなの「面白い」以外の共通点ないやんかっ!!
……ダメだ。
私の作品から、皆さんが好んでくれたモノを探した方がいいのか?
でもなぁ。
私も結構雑多に色んなタイプのものを書いてるから、人にって評価する/しないが分かれてんだよなぁ。
もう……
よう分からん……
そんな時は心の
あ! タカナシさんから応援コメントだ!
ふむふむなるほど。
「強い主人公」=「情報収集能力がある」という事もあるから、「ストーリー前半で情報収集足りなくて問題を引き起こす」は相性が悪いのでは、とのこと。
確かに確かに。
私も、「強い主人公」とは、フィジカルよりも「心」や「視野が広い」的な事を意味する事が多い。そして、その方が好き。つまり、情報収集能力があったり、人の機微に
ですよねー。
……という事は、やっぱり「前半、悪者だと思って倒したり壊したりしたものが、実は大切なモノで壊しちゃいけなくて、それによって大事件が引き起こされる」は、ちょっと構成するのが難しくなるなぁ。
うーん。
うーん。
なんか、自分で小難しく考え過ぎてる気がするなー。
なんだろう? 私そんなに難しい話、書こうとしてたっけ?
いや、話自体は難しくない方がいいなぁ。どんでん返しは3つぐらい入れたいっていう下心はあるんだけど、ストーリー自体は難しくはしたくない。
ほら、アレ。
「ストーリーを一言で説明できる」
ぐらいがいいんだよね。
私の読者が好むタイプで、一言で説明できるようなストーリーで、王道ハイブリッド。
え? ハードル馬鹿高くね??
いや、待てよ。
まだ「ストーリーを一言で」っていう段階じゃないんだよ。
王道パターンのどれをハイブリッドって言ってるんだから、まだ基本構成を考えている最中だ。
例えば──
「世界平和の為に魔王を倒しにいく」桃太郎タイプ
「世界平和の為に襲い来る敵を迎え撃つ」ウルトラマンタイプ
「世直しの旅をする」水戸黄門タイプ
「欲しいものをGETしにいく」インディージョーンズタイプ
「ある日突然不思議な事に巻き込まれる」ETタイプ
「密室と危険からの脱出」エイリアンタイプ
これら、超王道基本タイプ、この中から選んでみて、
さらにそこに、私の読者が好むであろう別の設定をハイブリッドしていくのはどうや??
例えばさ。
「欲しいものをGETしにいく」インディージョーンズタイプをカスタマイズして、
「主人公が賢者の石を持ってて、それを探している人物から逃げる」とかね。
……このタイプの話も、どっかで見た事あるなぁ……
……ああ、なんか
考えるの超大変そうなものばっかりな気がするのは気のせいか……
ええとええと……
今回も全力でその場で足踏みしてるだけじゃのう。
行っても戻ってもいない……
王道ハイブリッドを考えようといていた事自体が、無駄なんじゃないかと思えてきたよ。
このやり方も間違っているのか? いや、間違っているとは思えないけど、どうも違う努力をしている気がするぞ??
色々ウダウダごろごろ四苦八苦している時に、天啓を受けて、それを発展させていくタイプなんだよなぁ……
ダメだ。全然先が見えない。
何故だ。
全然先に進めない。
すみません。
読んでくださっている人は全然先に進めずイライラなさっているかもしれないですが、どうか、どうか、どうかよしなに。
頑張るから……
今日はここまで。
それでは次回!!
うう……次書くのが怖いよう。
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