20/10/08 テーマに沿ったおおまかな流れを考える。

 テーマ!

 テーマ!!

 テーマ!!!


 テーマは二面性♪


 ……ああ、ここまでは順調。大概、概念的な事を決めるまではいつも順調……

 問題はこっからやろがぃ……


 そんな、アップダウン激しい情緒不安定さを露呈しつつ。


 さて。

 テーマを『二面性』に決めたはいいけど。

 ここからどう発展させるか。


 過去の長編を考えてた時は、主人公とストーリーの大まかな『形』を決めてたねー。

 サバコンは『ターミネーター2のように、子守ナニーオートマトンが主人公を守りに来る話』

 30コンは『現代異能バトル』

 って感じで。


 じゃあここで。

 一番大切な『どういうタイプの作品にするか』など、ジャンルを決めていく必要があるよねー。

 ぶっちゃけ、ここは制約がないので自由自在。

 SF、異世界、現代、過去、なんでもアリアリ。

 そもそも『ターミネーター2のように、子守ナニーオートマトンが主人公を守りに来る話』って、ジャンルじゃない……そんなジャンルあってたまるか。

『ターミネーター2のように、子守ナニーオートマトンが主人公を守りに来る話』っていうのは、現代ファンタジー、もしくは現代SFか。


 つまり──

 ざっくりとした舞台設定と装置を決めるって感じか?

 例えば「2020年前後の日本の話」「現実世界に即した世界観」とか。


 ……今から、そこまで突っ込んで考えて大丈夫?

 その前に考えておく必要な事はない??


 要件定義では必要な事。

 戻り作業をなるべく少なくする為に、事前に「ちゃんと一歩ずつ固めていってるか?」っていう事を確認しながら進めないとね。


 モウ……戻リ作業デ四苦八苦シタクナイ……


 テーマは決めた。

 二面性。

『二面性』は概念だから、舞台装置やギミックはなんでもイケる。

 だから、作品中のあらゆる物に二面性を持たせたい。登場人物にも勿論の事、物事や技術等にも持たせたい。

 そして、作品そのものにも、出来れば二面性を持たせたい。

 ──望み過ぎか?


 前回のエピソードでも言ったけど、例えば、作品の前半で起承転結がついて1つの事件が終わるけど、そこで起きた事ことごとくが伏線で布石で、後半で前半の出来事の二面性により更にデカい事件が起こって──っていうのを、やってみたい。


 ……どんだけ頭絞れば、そんなモノが書けるんだ?

 予想もつかん……


 言うのはやすし。

 行うはかたし。


 どんなのだよその話!

 ワシが読んでみたいわ!!!


 うぅ……ダメ元で考えてみるか……?


 ええと。

 そんなストーリーだとしたら。

 舞台設定はまぁまだどんなジャンルでも行けそうだよね……

 例えば、主人公が前半、何かの問題を解決する。主人公はなんか若干の違和感を感じつつも。

 そして、後半いきなりどんでん返しで大きな事件が勃発し、前半主人公が行った行動が全て裏目に出て窮地に追いやられる。

 で、絶体絶命、という時に土壇場で覆して勝利、的な。


 どうかな……

 おおまかなこんな展開でどうかな…?


 バトルものとは限らない。

 法廷もの(※書けないけど)、コンゲームもの(※書けない)、推理もの(※書けない)でも、こういう展開が書けそうですね。……書けないけど。


 ──ここでふと。

 またあの病気が勃発。


『それ、本当に面白いんかなぁ』病。


 ホント、この病気は油断しているとすぐに発病する。

 発作みたい。怖ッ。

 1文字も書いてないのに、なんでこんな発作が出るのか意味分からん!

 でも、発病するんだよね……どうしたもんか。

 取り敢えず今回は『まだ1文字も書いてねぇんだから、今から気にするのは早すぎ☆ 流行先取りしすぎ☆』と、自分をなだめた。


 しかし、何かを決めるごとに、この病気を発症する。

 これは、もしかして延々と発症し続けるものなのかなぁ。

 いつか、自信をもって『どやぁ!』と出来る日は来るのだろうか……?


 はぁ。

 まぁ、見ないフリしよう。


 取り敢えず、おおまかな流れはこんな感じだけど、まだ舞台設定等はぜんぜーん決まっていない。

 ここで、上記流れを、どんな話で表現するかまで、ツッコんで考えて大丈夫かな?

 かな?

 本当にダイジョウブ??


 ……大丈夫としよう。

 もしダメだったら、またちょっと戻って考え直そう。

 大丈夫。

 だって、今なら3歩進んで3歩下がる、ではなく。3歩進んで2歩下がる、ぐらいで1歩は確実に進めているから。

 大丈夫。

 大丈夫だよ自分……


 よし。

 では、次は上記ストーリを、どんなギミックで表現するかを考えよう。


 で。

 改めて『二面性』と考えた時に、ふと、前四苦八苦していた時に、須──監視者兼保護者S様の応援コメントを思い出した。


 以下、コメントから抜粋

 ***

 魔法(アンリアル)とスチームパンク(技術信仰)は混ぜるな危険なので私なら思いつかない組み合わせです。魔力の有る者と、無い者(蒸気機関利用)の棲み分けって差別的な社会だなぁと考えると1ヶ月くらい前に牧野さんが言ってた無意識の差別意識のネタに繋がります。

 ***


 魔法と技術信仰

 差別的社会(無意識の差別意識)


 ここ、これがね。

『二面性』に繋がってねぇか? と思ったんでございますよ。


 今はまだ、具体的にそれらがどう二面性と繋がるかは分からないですが、なんか、とても『繋がる繋がる!』と根拠なく感じてるんですよ。


 もしかして、前回までの四苦八苦は、ここですんなり思いつく為の四苦八苦だったのかなぁ??


 じゃあ……無駄じゃ……なかったんだ……あの苦しみは……

 無駄じゃなくて……よかっ……た……


 力尽きるにはまだ早い!!

 まだ具体的なものは何も決まってない!!

 これからだ!

 これからだよ!!


 魔法と技術信仰って事は!

 スチームパンク でいいって事だよね?!

 いいんだよね?!

 いいよね?!

 もう良いとしよう!!


 ……本当に……?


 こんなに雑に決めていいんだっけ?

 テーマの二面性を表現するのに、それで本当にいいんだっけ??


 ああ、不安だ……

 でも、どこかで「そうしよう!」と決断しなければならない。

 だから……取りあえず、決めよう。

 魔法アリのスチームパンクで。

 いや、スチームパンクであるかどうかは後々決めよう。


「魔法と科学」が拮抗きっこうしている世界がいい。

 まずはそこから。


 世界の二面性として。

 魔法という「使うには資質が必要なもの」と

 技術という「万人が利用できるもの」の存在。


 魔法が使える人は選民意識が高くて、使えない人達を意識無意識関係なく見下している人が多い世界。

 でも、魔法が使えない科学信仰の人たちも、魔法を使う人達を「新しい事が受け入れられない害悪」「骨董品」「老害」のように見下している、って感じ。

 お互いがお互いに見下しあってるって感じがいいなぁ。


 でも、それだけだとイマイチ「二面性」の表現にならないかなぁ。

 もう少し、読んでる人に分かりやすい「世界の二面性」を表現したいなぁ。

 しかも、ちゃんと物語に絡んでくる二面性。


 私が考える「魔法」っていうのは、まぁ不思議な力ではあるものの「ちゃんと原理があるもの」という感覚だ。

 ドーン、バーン、ハイ凄いー、っていうんじゃなくて。

 例えば、地脈のような「世界に流れる見えない力」を利用して何かするような。

 そういえば、鋼の錬金術師もそういう仕組みだったよね。


 二面性、二面性、二面性──

 魔法と技術──


 実は、持ちつ持たれつの関係性で、裏表、鏡のようなものだったり??

 うーん、イマイチしっくりこないなぁ。

 何だろう?

 何が邪魔しているのか?

 ただ、私が発想力がないだけ?

 もう少し、世界観が「感覚」でイメージできれば、上手くハマるよおうな気がするんだよなぁ。

 須──監視者兼保護者S様が前に言っていたように「実は魔法を使うにも技術力」を利用しなきゃいけないとか……


 魔法と技術は相反してるけど、でも実は親和性が高くて──っていう風に出来ないかなぁ。いや、むしろ、親和性が高いように見えて、実は根本的に相反する何かがあるとか??


 ちょっとここら辺は、文字を書かずにイメージを膨らませてみようかな。


 と、いうワケで。

 今日はここまで。


 寝ながら考えてみるね!!

 それでは!!!


 ……絶対、思いつく前に寝落ちするパターンや……






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る