20/10/02 迷走中。あと、読んだ作品のご紹介。
「誰に」=「アラサーの頃の疲れた自分に」
「何を届けたいか」=「みんなで戦って劇的勝利☆」
と、決めたはいいけれど。
これってとっても漠然としてないか? と感じてしまう今日この頃。
皆様どうお過ごしですか?
仕事でツール作成が2種類あって、作り方が違う(※利用する言語が違う)ので、頭ん中混乱の極み☆
昔はこういうの好きだった筈なんだけどなぁ……最近は腰を据えて物事を考えるのが難しくなってきたなぁ……老化??
さて。
「誰に」が「アラサーだった頃の疲れた自分」です。
つまり、その頃自分が好きだったものをテーマに書けばいい。
今とそれほど好みは違ってないけれど、今と違う事は「物凄ォーーーーく疲れていた」という事。
頭が、ではなく、心が。
今はほら、単純に老化現象に
あの頃は、漠然とした不安が恐怖としてループして逃げ場がなく、じっとしていながらも頭の中で右往左往していた。
そんな
で。
そんな疲れたアラサーサラリーマン向けに「みんなで戦って劇的勝利☆」を届けたい、と。
それってどんな話だよって感じですが……
タカナシさんや須──監視者兼保護者のS様から「昔語りを発展させればええやん(※意訳」という応援メッセージをいただきましたが……
あの昔語りの展開、アレを使うって事でしょうか?
正直、あの頃の事はあんまり覚えていなくて、記憶の断片しかないし、その時自分がどう思っていたのかとか全然分からないんですが……
ああ、でも
「味方が逃げて残された人物が死ぬ気でなんとかしようとする」
とか
「その裏では別の事情を抱えていて大変だった」
っていうのは、結構海外ドラマでもある展開?
そこにアレンジを加えて構成していけば、結構ドキドキハラハラな展開にできそうな気もするけれど……
タカナシさん、須──監視者兼保護者S様、応援メッセージでいただいた内容と、私が認識している事って、合ってますか?
と。
ここで。
ふと、自分のエッセイを何の気なしに読み返してみました。
「KACと私。」
なんですが。
まぁ、かなりヤバイ時期(ド年度末)の事を書いていたのもあるかもしれないけど。
「あれ? 結構、面白い?」
と思いました。
あれ、あん時は完全にランナーズハイですね。
勢いがえげつない。
あの勢いが、作品にもあったらいいのに!!
アレだよアレ! あの勢いが欲しい!
カムバックランナーズハイ!!!
そうだよ。
今の私に足りないのは、完全に「ちょっとヤバイぐらいのテンションの高さ」だ!!
でも、現在の私は脳みそが疲れすぎててその状態にならない!
ちょっと走ってくっか!?
なんか、もう、それしかない気がしてきた!!
……私、走るの嫌いなんですよね……
そんな、色んな意味で迷走している時に。
とある人の紹介を受けて、カクヨムの作品を読ませていただいた。
【時間通信ノ実現可能性二ツイテ】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880399242
谷樫陥穽 様
https://kakuyomu.jp/users/aufdemmond
タイトルから内容が予想しにくいんだけど。
超絶雑に説明すると、スチームパンク&ガールミーツボーイ、です。マジざっくり。
比較的、須──監視者兼保護者Sさんの好きな方面の話じゃないかなぁと思う。
世界観は、19世紀末ヨーロッパ──の、パラレルな世界。実在する国名や歴史などが出てくるが、それのifファンタジーって感じかな。
スチームパンクですからね。現実には存在しないモノが沢山出てきますよ。
(もしかしたら、過去の話のパラレルではなく遠い未来の話なのかも? と思ったり)
この作品の何が凄いって、展開される物語の裏にあるであろう背景の重厚さ、かな。
文面には直接表現はあまりされていない、でも確実に存在している設定や世界観を感じられて、凄くワクワクした。
面白かったし、意図せず一気読みしてしまった……
私は、こういうのが好きなのだなぁと、改めて感じた。
正直、この作品は、今WEB小説界隈で上位独占している作品たちとは正反対な気がする。
キャラの突飛さでグイグイ引っ張っていくタイプではない。世界観の層が分厚いので、その世界に没入するタイプの作品って感じ?
新しめの作品が私が読めない理由はコレかもしれない。
私自身、キャラそのものを好きになるという事があまりない。過去好きだった作品を振り返ってみても、『そのキャラ単体を心底愛している!』というモノがない。
どちらかというと、その世界に没入するのが好き。
私が小説に目覚めた『スレイヤーズ』だって、キャラが好きだったワケじゃない。あの世界観が好きだったんだ。
スターウォーズもそうだし、ゲームのサモンナイトも。ドラクエもそうだなぁ。
そうか、私はあまりキャラ萌えするタイプじゃないんだ……
昨今ではキャラ推しが流行だし、それが王道であるし、たぶんずっと主流だし、キャラを重要視しない作品っていうのはダメなんだろうけれど……
うーん。
だから今自分の作品が迷走しているのかな?
もしかして……ガッチリ「世界観」から構築して、その上で書きやすい好きなキャラを降臨させて好き勝手に動いてもらった方が、書けるのだろうか?
……ホントか?
それで失敗したのは「チャレンジカップ」の時の本編ストーリーじゃないのか??
なんかもう、ホント小説が書ける気がしなくなってきてしまった。
過去自分が書いた作品を読み返しても、これを本当に自分が頭をひねって考えだしたのかと信じられない事も。「マジ? 天才かよ」と思う事も。(※言い過ぎ
そうそう。
前に、ある人と「夢小説」なるものについてを話した事があるんだけど、その人は「夢小説」的なものはダメなタイプだそうで。
私は、その世界に自分が登場人物の一人として入る事自体は結構好きだったりする。
でも、主人公に成り代わりたいワケじゃないのですよ。
その世界の構成要員の1人になりたい感じ。主人公たちが事件に右往左往しているのを、モブとして見ていたい感じ。
……ああ、アレや。
私が書いている『数多の誰かの物語』の主人公『僕』の立ち位置。
まさにアレ。
作品の事件に、「直接関係している人間」ではなく「否応なしに関わってしまったけれど、自分にはどうしようもない」という立ち位置が好きなのかもしれない。
『数多の誰かの物語』は、特殊な構成をしていて、ストーリーテラーは『僕』であり、『僕』の一人称なんだけれど、彼は非力な凡人なので、巻き込まれた事件を近くで傍観者として見ている事しかできない。
作品は、『僕』が今まで体験してきた出来事を、他人に語って聞かせている、というテイをとっている。(名言はしてないけど)
つまり、私(作者)とかなり近い立ち位置にいるワケです。
言ってしまえば、『僕』は私の分身ですね。今まで書いたキャラの中で、私に一番近いかもしれない。
本来、私が書く作品は、私=作者なので、思った通りに展開を変える事ができるけれど、散々前に言った「ご都合主義は嫌」「無理展開は好きくない」が、ここに反映されているのかも。
『僕』にはどうしようもないんですよね。そして、本人も作中で『僕にはどうしようもない』って言わせています。
だから、作品が悲劇に終わる事が多い。
……悲劇にしたのは私(作者)だけどね☆
うーん。
自分の趣味嗜好は分かったけれど、それを次の作品にどう展開すればいいんだ?
『数多の誰かの物語』的に、『傍観者』と『ストーリーの主人公』にしたらいいのかな?
例えば、読んだことないんだけど、「涼宮ハルヒの憂鬱」とかがそのタイプだよね?
ストーリーテラーはキョンくんだけど、明らかに作品の主人公はハルヒだよね?
シャーロック・ホームズもそうか。主人公はホームズだけど、語り手はワトソンくんだ。
ああ、じゃあそのタイプの話にすればいいのかな……
一回、そのタイプで考えてみたらいいのかな??
あ、でも今度は三人称で書こうと薄っすら考えてたんだよなぁ……どうしよう。
迷走も迷走。
色々右往左往していて申し訳ないです……
なんとか『作品』を書けるところまで頑張ってもっていきたいので、よしなに……
それでは以上!!!
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