20/09/26 またリセットして考え直す。

 実は、遅い夏休みをとっています。

 一週間休みです。9連休です。

 でも、そのウチ数日は、午前中普通に仕事してました。


 あれ? なんで???


 さて。

 いつもお世話になっている、タカナシさんと須──監視兼保護者S様から、以前のエピソードを読んでのコメントを沢山いただいております。


 その中でのアドバイスがまぁ面白いしタメになる。

 一回捨てた設定を拾いたくなるなぁ……どうしよう。


 小説は孤独な作業と言われますし、確かにそうでもありますが、私の場合このエッセイで応援コメントに触発される事が多いので、孤独だと書けない……

 プロの方でも、編集者の方と二人三脚で書いている方もいらっしゃいますよね。

 第三者からの言葉に触発されるっていうのは、本当にある事です。

 私は一人じゃ生きていけない……


 あ。

 そうえば。

 カクヨムコン6が告知されましたね。

 応募要項等色々読んでみましたが、うーん……今回も私は辞退するでしょう。

 カクヨムコンと私の目指しているものが一致しないから。

 まぁ、その時までに小説を書き始めていて、もし要件に適合するなら参加するかもですが、目的にはしませんね。

 あ、お金は欲しいから、それを理由にする可能性は大です。

 お金、欲しい。


 さて。

 そんな事より、自分の作品の事を考えましょう。


 一度考えていたオチとか設定を全部捨てて、改めて「自分が書きたいもの」だけを抽出して、ご都合主義と言われようと矛盾していようと破綻していようと、あんまり気にせず、兎に角好きなものを──

 って言って、それを前提に色々考えておりました。


 あれからまた暫く時間が空き、その間に応援コメントをいただいて、またちょっとグルグル考え始めています。

 一回捨てた設定とかを拾いたいなぁ、と思ったり。

 スパイ設定とかね。


 結局どういう事かっていうと。

 やっぱり。

 猛烈に「コレが書きたい!」がないんだよね。

 捻り出したところで、苦し紛れのネタって感じで、そこまでの熱がないんだよね……

 ホント、これはどうしようもないな……私の特性なのだろうか?

 おかしいなぁ。

 中二病を罹患りかんしていたのだから、きっと私の中に情熱はあるハズなんだよね。なのに、その片鱗も出てこないのは、疲れすぎているからなのか。

 かもしれない。

 だって、9連休したハズなのに、まだまだ全然休み足りない。最低、あともう1週間欲しい。できれば1か月は欲しい。


 ……じゃあ、猛烈に「これが書きたい!」が出るまで待てば? という声が聞こえてきそうですが、それをやるとね、もう一生小説書かなくなりそうで。

 だって、カクヨムに復帰するまで、私は一度小説を書くのを休止してるからね?

 10年ぐらい間が空いてるかな……それまでは、本当に1文字も小説を書きませんでした。


 だから、今手を止めてしまうのが非常に怖い……


 空白の10年間、結構ヤバい地獄っぽい沼に片足つっこんだまま足掻あがいておりました。文字通り神経り減らしり潰して心の病気にもなったし。

 あの頃にはもう戻りくない……その為に、手を止めたくない。


 だから書きたい。

 書きたいけど……どうしたらいいんだ!?


 なんかもう、書ける気が全然しなくなってきた。

 私が思いつく事や書ける内容なんて、自分ですら満足させられないのではないか?

 私が書くものなんて、些末で酷く矮小でツマラナイものなのではないか!?

 資源の無駄なのではないかッ!?


 魔のスパイラルー!!

 アカン! アカンよ!! 書いてすらいないのに、何故そんな卑下できる!?

 せめて書き終わってから落ち込めよ!!!

 書く前から心配してんじゃねぇ! 取り越し苦労のも程がある!!


 ハイ! すみません!!!


 取り敢えず何か……何か書かなきゃ……書かなきゃ……(脅迫観念


 うーん……

 前回まで、魔法ドーン&主人公魔道具修理職人で云々って考えていた。

 しかし。

 はやりスパイものも捨てがたい……

 何故なら、私がスパイものが好きだからッ……


 でも、かといって、私がスパイものが詳しいかというと、そういう事もなく。

 だから尻込みしていた。

 それに。

 何故無意識にその好きなモノを捨てたかというと。

「魔法」「スチームパンク」と、ただでさえ混ぜるな危険の2つを優先させたかったから、更に混ぜたら危険っぽい「スパイ」を混ぜられなかったのだ。

 だって、もうこれ以上混ぜたらなんかごった煮過ぎて、また「何を言いたいのか分からない」ものになりそうで。


 1つの作品で、言いたい事は「1つ」に絞り、かつシンプルにすべき。

 じゃないとブレるから。

 アレもコレもと入れると、何を表現したいのかが見えなくなるから。


 私は何が書きたいのか??


 うーん……


 うーん……


 正直、今まで色々な作品を書いていて、一部の作品を覗いて一貫しているのは

「カッコいい女性が描きたい」

 なのかも。


 しかも。若い女の子ではなく、あるい一定以上の年齢の女性。

 だから場合によってはそれが老婆になる。妙齢の女性でも可。

 小気味こきみよい(※)ババア。


 妙齢の女性の格好良さを前面押しして描いたエンタメ作品って少ないなって思っていて、それを見たいと思っています。

 小説に限らず、フィクション作品では、妙齢の女性は大体、誰かの「母」、誰かの「妻」、誰かの「愛人」、誰かの「娘」として描かれ、その役割しか与えられていない事が多い。

 つまり、誰かの付随であり、ただのアイコン。


 でも、私が知ってる現実のカッコイイ女性は、誰かの付随ではなく、個人としてカッコイイ生き様をしている事が多い。そして、その人の別側面──一部分として「母」であり「妻」であり「娘」である。


 ただし。

 描く「カッコいい妙齢の女性」は、ヒーロー的格好良さではなく、……なんて言うんだろう、色々な側面を持つ一人の人間として等身大で生きるカッコイイ女性であって欲しい。

 それが、書きたいかなぁ。

 でも、どうだろう。

 本当に私はそれが書きたいのか。

 だとしても、強い女性好き過ぎんだろ。


 ああ! 好きだよ!! ナウシカのクシャナ殿下とか大好きだね!! 名もない兵士のモブとして、捨て駒でもいいから身をていしてお守りしたいねっ!!! (※根っからの下僕体質


 じゃあ。


 その「カッコいい女性を書く」という事に特化して考えたらいいんじゃないのかい?

 そうだよ。

「俺TUEEE」みたいに、「BBA、TUEEEE」物語を書いたらいいのではなかろうか??


 よし。

 決めた。

 次の作品は「BBA、TUEEE」で。

 あ、でも……「BBA」だと世間一般の人がイメージする年齢が違うからあんまり適してないか。

 じゃあ「彼女TUEEEE」でいいか。意味、通じるよね? 彼女って「ガールフレンド」って意味じゃないんだけど……そしたら「私TUEEE」?

 うん……ま、なんでもいいや、

 ひたすら、主人公である女性の格好良さを描く。

 全ての設定は、彼女の格好良さを引き立てる為のギミック、という事で。

 どや??


 ……「どや?」と言いつつ、一歩の前に進んでいないんですけどね。

 なんなら、また後退しましけどね。


「私TUEEE」とした時に、じゃあどうやって主人公の格好良さを表現するのかを、改めて考えていこう。

 前回まで考えていたアイディアも捨てるんじゃなくて、一部抜粋して利用するとか、頭をリセットしつつ、前までのも拾って色々考えていきましょうよ。


 それで……いい……よね?

 ホント、3歩進んで3歩下がるなぁ。

 これで本当に作品書けるのかな……

 心配になってきたよ。


 でも、自分の心の健康の為だ。

 楽しみながら頑張ろう!


 それではまた!!



 ***


【小気味よい】

 こきみよい。スッとするという気持ちよさ。痛快。

 前にも解説書いた気がするなぁ……

 ま、気にすんな!!

 最近この言葉は聞かなくなってしまったけれど、好きなんだよね。この言葉。

 最初にこの言葉を知ったのは……多分、漫画版の風の谷のナウシカだったと思う……多分。きっと。予想。違うかも……

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