20/09/22 主人公を更に掘り下げて考えてみる。

『寝ながら考える』

 ってさ。

 不可能に近いよね。

 って事に、気づいたよ。今更。


 さて。

 連休を確保する為に猛烈に仕事していたので、また間が空いてしまいました。

 そして、貴重な連休は全て家の片づけ等に消費されました。

 申し訳ない……

 公開すると、だいたい3pvはつくので、誰か3名の方が欠かさず読んでくださっている事を理解しています。

 その3名の為にも血反吐吐いてでも頑張りますよっ!!!


 さて。

 前回、「主人公の決め台詞を決めようぜ!(意訳」と言いましたが、

 これが全然良いものが思いつかない。

 そりゃ、決め台詞ですからね。

 そう簡単には決まるモンでもないと思いますが。


 決め台詞を吐かせる為には、主人公の人となりやバックグラウンドが分からないとダメかなぁと思い、主人公のバックグラウンドを色々考えてみた。


 ホラ、もうご都合主義とか矛盾とかあんま気にせず行こうって決めたから、チート主人公バリに色々設定モリモリにしたろ、とか思いまして。


 考えた設定は以下です!

 ・知る人ぞ知る有名な魔道具修理人の三代目

 ・呪いとか身体のハンデとか、何かしら背負ってる


「有名な魔道具修理人」なだけでいいのに、なんで「三代目」にしたかっていうと?

 ……なんとなく?

 ほら、ルパンも三代目が有名じゃん? J SOUL BROTHERSも三代目じゃん?

 っていうか、「三代目」である事に意味はないんだけど、「その界隈では有名」っていう設定を考えた時に、主人公が若いと有名なのが「ここ数年の話」になるからさ。

 そうじゃなくて、少なくとも数十年以上有名であって欲しかった。

 そうなると、代替わりして引き継いだ、という方がいいよなぁって。


 で、先代は男性なの。もう亡くなってるかな。病気か、老衰かで。

 小さい頃、その人に拾われて修行して引き継いだっていう設定で。

「有名な魔道具修理職人」という事で依頼しに来た人たちは、主人公を見て「若い」&「女性」という事で、嫌な顔をしたり、足元見たりあなどったりする事が日常茶飯事っていう感じにしたらどうかなって思ったんだよね。


 中二病罹患りかん者としては「呪いとか身体のハンデとか、何かしら背負ってる」は外せないかなって。

 あ、でも、一応「こういう設定にはしない」って絶対に決めてる事があって。


 主人公は別に凄い一族の末裔だったりはしません。

 呪いの血を遺伝してたりもしません。

 特別な生まれでもありません。

 あくまで、出生しゅっせいは普通です。


「呪いとか身体のハンデとか、何かしら背負ってる」

 っていうのは、これは自業自得な理由であって欲しい。

 子供の頃とか若い頃とかにしでかした失敗のせい。

 で、それをなんとかする方法を探してるっていうのがいいかなって。


 鋼の錬金術師のパクリじゃないからねっ!!!

 インスパイアって言って!!!


 今まで私が書いてきた長編作品の主人公たちって、何かを背負ってる事ってあんまなかったんだよね。

 それは、あくまで私自身が「主人公は普通の一般人だった」っていう背景であって欲しかったから。

 勿論、私自身はそれでも構わないんだけど、エンタメの主人公として考えると、少し物足りないのかもしれないなって。

「主人公に目的がない」と、作品の流れ自体もボヤけてしまうみたいだし。(※選評をまだ根に持って略


 だから、1本の長編の流れとは別のところに、主人公の行動の規範となる「目標」を設定する為の「呪いとか身体のハンデとか、何かしら背負ってる」なのです。

 これは、主人公の行動を分かりやすくする為でもある。

 書いてる私自身も迷わなくて済む。


 まぁ、問題は「じゃあそれはどんなの?」って事ダヨネー☆


 どれか四肢の欠損だといたら、そのまま何処の錬金術師の話だよってなっちゃうなぁ。


 ……ああ、なんだろう。また今、突然イメージが降ってきた。

 四肢でもいい。手でも足でも。なんなら目でもいい。

 取られた理由が降ってきた。

 吸血鬼、妖怪、魔物、などなど、兎に角人間ではない存在に、身体の一部をなんらかの不思議な力で取られてしまった。

「花嫁の証として」

 って。

 で、取った相手が、いままでどう扱おうかなーって考えていた、「暑苦しいキャラ」なのです。


 なんでか知らんが、花嫁と見初めた相手にしつこくつきまとっているんですよ、「暑苦しいキャラ」が。

 取られたものを、取り返そうと思ってるんですよ、主人公は。

 でも、今すぐに、とは思ってなくて。

 何故なら──ええと……──

 取られたけど、代わりとなるモノを持ってるから。


 それはなんだろう……ええと。

 あ、もしかして。

 その「暑苦しいキャラ」の一部だったり?


 例えば、「暑苦しいキャラ」に左腕を盗られたとした時に、代わりとして「暑苦しいキャラ」の左腕がある、的な。

 どっかの地獄先生みたいだね。

 設定盛り過ぎな気がするんですけど……


 うん。欠損した部分には、先代がつけてくれた魔道具があるって感じの方が良いのではないでしょうか?

 で、その魔道具を動かす為に、ハンデがある、と。

 で、いいんじゃないでしょうかダメでしょうか……


 マジ設定盛り込みまくりー。

 凄いね。こんなのアリなのかなぁ……


 中二病的には、腕か。目か。

 腕なら腕に包帯をグルグル巻きにしてるのー。わー。中二病的☆

 目なら眼帯してるの。わー。中二病的☆

 ヤッバイ。

 こういう設定を考える事自体は超楽しい!

 血が騒ぐ! あの頃の! まだ無敵感を抱いていられた頃の! 無邪気に色々な設定を考えていたあの頃の!!


 ああ……黒歴史……


 腕だとしたら、何か特別な事がその腕でできる、と。

 目だとしたら、何か特別な物を見る事ができる、と。

 どっちがいいかなァー。

 うーん、いや、特別な力はあんまなくていいかもなぁ。特別な使だけで、強いとかそういう事ではないって感じで。


 目かな。

 目にしよう。

 取り敢えず、目って事で。

(適当に決めた)


 で。

 暑苦しいキャラは、主人公から奪った眼球を大事にとっといてあるの。

 時々でてる。

 どこの緋の目の所有者だよ……


 主人公としたら、そんな「暑苦しいキャラ」はムカつくだろうし恨む対象だよなぁ。

 恨んでないのかなぁ。恨んでるのかなぁ。

 ……奪われた事自体は構わなかったのかな? 主人公本人が、その目に何かのコンプレックスを抱いていて、嫌だと思っていたからとか?


 例えば……オッドアイとかだったとか。

 それで周りに嫌がられていた。それが本人も嫌だった。

 主人公は幼い頃のある日、目の前に魔物(暑苦しいキャラ)が現れて、契約を持ちかけられる。その契約の代償として、片方の目を取られた。

 魔物(暑苦しいキャラ)は主人公を気に入って、花嫁とか言い出す。


 主人公は先代に『過ぎた力は身を滅ぼす。今後は気をつけなさい』と諭された。


 だから、主人公としては目を失った事は自業自得で自分が悪かったから、魔物(暑苦しいキャラ)の事を憎んではいないけど、奪った目を愛でてる姿に嫌悪は抱いてそうだなぁ。


 でも、そうなると、目を取り戻したいと思ってないのかなぁ。

 思ってないとなると、「目を取り戻したい」が目的じゃなくなってしまうなぁ。


 読者には、主人公の目的は分かりやすい方がいい。

 例えば、「海賊王になる」とか「火影ほかげになる」とかさ。


 主人公が魔道具の修理人なのであれば、伝説の古の魔道具を手にしてみたい、とかかなぁ。

 伝説の魔道具とかってなんだよ。

 ……アレかなぁ。

 例えば、ある場所に──例えば時計塔とかにある止まっている時計が、実は魔道具で、それを直す事を目標にしてる、的な。

 そういう国や町等のシンボル的なモノが実は魔道具で、今は壊れて止まっているのを直して動かす事を目的にしているとか。

 そういうのでもいいなぁ。

 その国のシンボルの魔道具には伝説があって、それを動かすと何かが起きるんだよ。


 何が起きるのかなぁ。


 ……。


 あれ?

 なんか、勢いで色々決めるハズが、なんかいつも通りになってないか?

 大丈夫なのか? この流れ。


 ちょっと、次のエピソード辺りで、今の状況を俯瞰ふかんで見て確認してみた方がいいかな?


 いや? そのやり方がダメなんじゃなかったっけ?

 勢いで押せ押せがいいんだよね!? そうだよね!? そうだったよね!?


 大丈夫かな……

 早速心配になってきちゃったなぁ……


 頑張る。

 取り敢えず、頑張る。


 普段できない大物の掃除とかをして、身体が物凄く筋肉痛だけどイケる!


 よし!

 このまま次のエピソードも行くぞっ!!


 それでは!!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る