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2020年9月26日 11:12 編集済
追いついちゃった。本編のエピソードへ入る前に、選評者が言いたかったことを今一度まとめておいた方が良いかなと思いましたので、私の隠しスキル「スーパー凡人能力」を発動させ彼の言いたかったことをぐだぐだにして長ったらしく説明することに挑戦してみます。ウゥッ……! まずですね、SFだと現代の人が見たことのない世界の仕組み、世界観を説明しなければなりませんので、どうしても説明過多になりがちですロボット。しかし、読者はその舞台でどんなドラマが起こるのかを期待しているのであって、設定集は読みたくありません。これはSF書きの間では必ず罹る病のようなものです。そして、それがもし、その特殊な世界観でなくても成立するドラマならぶっちゃけSFじゃなくても良いことになってしまいます。でもまぁ、逆に言えばそのドラマが面白ければ舞台がSFであってもいいよとも思っています。これは他のジャンルで置き換えても読むことが可能ですね。 作者が何を表現したかったのか?の問いには、様々なテーマがあると思います。分かりやすい作品の例としては、主人公に感情の変遷や成長があることです。曰く「最初は怠惰で脆弱だった主人公が事件や戦いや葛藤を通して努力することの大切さと成長する喜びを表現したかった」になります。あるいは、「孤独で人嫌いな主人公が旅をするうちに仲間ができて友情に感動する話だ」などとなります。「ひたすらに可愛くて萌えな美少女とのイチャラブを書きたかった。ストーリー?そんなもんないよ?」でも良いんだと思います。 前回の選評では、「これらの要素が複数あり過ぎて何を主張したいのかが分からなかった」のですよね?これは言い方を変えると、その中でとりわけ強く主張している部分も見つけられなかったという風にも受け取れます。数週間前に牧野さんが書かれていた、「普通の人間が知らずうちに持っている差別意識のようなものを炙り出したかった」これは強烈なテーマです。作品を通して伝えられれば物凄い価値があります。なので私は純文学的だと書きました。しかし、アクションやエンターテインメントをやりたい牧野さんは、これはそぐわないテーマだと判断した訳ですよね。はい、その判断は正しいのだと思います。ただ、派手なアクションシーンを描きたかった!のように要素が単純化するほどに読者の目は厳しくなります。極論すればテーマが「戦う!」だけなら、その部分だけで楽しませたり魅せられるクオリティを要求されるからです。刃牙なんかほとんど戦ってるだけですから、これで戦闘シーンの描写が甘くて感動させられなかったら「で?」ってなってしまいますよね。前述の「イチャラブ」も同じで、キャラ文芸ってそういう意味でも書きやすいんだと思います。キャラの性格でファンを作るような強い差別化が必要にはなりますが。いわゆる俺TUEEEE!! とかも伝わりやすいし書きやすい型の一つなのだと思います。「圧倒的な強さを見せつける快感を表現したかった」が成功すれば良いのだなと分かります。この辺はセンスなので、書いているうちに一番重要な骨子が決まってくればいいのですが、そこそこ書けてしまうセンスがあるとその場その場で考えた小さなテーマで作れてしまっているよと言うことでもあると思うのです。 うっ……はぁぁっ!……、こんなん出ましたけど。
作者からの返信
須藤様コメントありがとうございます!追い付かれてしまいました!須藤さんは読むの早いから……私が書くの遅いっていうのもありますが。選評者のメッセージの内容をまとめてくださってありがとうございます。(憑依型? 冝保さんが憑依??)まさに、その通りだと思います。単純化すると読者の目が厳しくなる、入れ込み過ぎると分かりにくくなってぼやける……このバランスが難しいのでしょうね。ぐぅ!! 刺さった!!! 痛い! 痛い!! その通り過ぎて激痛!!!「自分に足りないし、苦手な部分」が炙り出されて、ちょっと強めの火で更に炙られてるゥ!!エンタメをやりたい自分と、結構社会的なテーマの書いてみたい自分、どっちも捨てられないから中途半端になってダメになってしまう……うぅ……満身創痍……自分では気づいていませんでしたが、他の人から見たら私の欠点は一目瞭然なのかもしれないですね……一点集中で書ける人が本当に羨ましい……須藤さんも羨ましい……「スーパー凡人能力」?どこが凡人ですか!? 凡人だったらあんなボーダー(ちょっとはみ出し気味)を攻めようとか思わないハズですよスーパー凡人さん!!! 須藤さんがスーパー凡人なら、私はスーパー小器用貧乏ですよッ!!!くぅ! 泣いてなんか! いないですからねっ!!!追いつけないほどまたエピソードでグダグダ脳内垂れ流してやるぅー!!!コメントありがとうございました!!!
編集済
追いついちゃった。本編のエピソードへ入る前に、選評者が言いたかったことを今一度まとめておいた方が良いかなと思いましたので、私の隠しスキル「スーパー凡人能力」を発動させ彼の言いたかったことをぐだぐだにして長ったらしく説明することに挑戦してみます。ウゥッ……!
まずですね、SFだと現代の人が見たことのない世界の仕組み、世界観を説明しなければなりませんので、どうしても説明過多になりがちですロボット。しかし、読者はその舞台でどんなドラマが起こるのかを期待しているのであって、設定集は読みたくありません。これはSF書きの間では必ず罹る病のようなものです。そして、それがもし、その特殊な世界観でなくても成立するドラマならぶっちゃけSFじゃなくても良いことになってしまいます。でもまぁ、逆に言えばそのドラマが面白ければ舞台がSFであってもいいよとも思っています。これは他のジャンルで置き換えても読むことが可能ですね。
作者が何を表現したかったのか?の問いには、様々なテーマがあると思います。分かりやすい作品の例としては、主人公に感情の変遷や成長があることです。曰く「最初は怠惰で脆弱だった主人公が事件や戦いや葛藤を通して努力することの大切さと成長する喜びを表現したかった」になります。あるいは、「孤独で人嫌いな主人公が旅をするうちに仲間ができて友情に感動する話だ」などとなります。「ひたすらに可愛くて萌えな美少女とのイチャラブを書きたかった。ストーリー?そんなもんないよ?」でも良いんだと思います。
前回の選評では、「これらの要素が複数あり過ぎて何を主張したいのかが分からなかった」のですよね?これは言い方を変えると、その中でとりわけ強く主張している部分も見つけられなかったという風にも受け取れます。数週間前に牧野さんが書かれていた、「普通の人間が知らずうちに持っている差別意識のようなものを炙り出したかった」これは強烈なテーマです。作品を通して伝えられれば物凄い価値があります。なので私は純文学的だと書きました。しかし、アクションやエンターテインメントをやりたい牧野さんは、これはそぐわないテーマだと判断した訳ですよね。はい、その判断は正しいのだと思います。ただ、派手なアクションシーンを描きたかった!のように要素が単純化するほどに読者の目は厳しくなります。極論すればテーマが「戦う!」だけなら、その部分だけで楽しませたり魅せられるクオリティを要求されるからです。刃牙なんかほとんど戦ってるだけですから、これで戦闘シーンの描写が甘くて感動させられなかったら「で?」ってなってしまいますよね。前述の「イチャラブ」も同じで、キャラ文芸ってそういう意味でも書きやすいんだと思います。キャラの性格でファンを作るような強い差別化が必要にはなりますが。いわゆる俺TUEEEE!! とかも伝わりやすいし書きやすい型の一つなのだと思います。「圧倒的な強さを見せつける快感を表現したかった」が成功すれば良いのだなと分かります。この辺はセンスなので、書いているうちに一番重要な骨子が決まってくればいいのですが、そこそこ書けてしまうセンスがあるとその場その場で考えた小さなテーマで作れてしまっているよと言うことでもあると思うのです。
うっ……はぁぁっ!……、こんなん出ましたけど。
作者からの返信
須藤様
コメントありがとうございます!
追い付かれてしまいました!
須藤さんは読むの早いから……私が書くの遅いっていうのもありますが。
選評者のメッセージの内容をまとめてくださってありがとうございます。(憑依型? 冝保さんが憑依??)
まさに、その通りだと思います。
単純化すると読者の目が厳しくなる、入れ込み過ぎると分かりにくくなってぼやける……このバランスが難しいのでしょうね。
ぐぅ!! 刺さった!!! 痛い! 痛い!! その通り過ぎて激痛!!!
「自分に足りないし、苦手な部分」が炙り出されて、ちょっと強めの火で更に炙られてるゥ!!
エンタメをやりたい自分と、結構社会的なテーマの書いてみたい自分、どっちも捨てられないから中途半端になってダメになってしまう……うぅ……満身創痍……
自分では気づいていませんでしたが、他の人から見たら私の欠点は一目瞭然なのかもしれないですね……
一点集中で書ける人が本当に羨ましい……須藤さんも羨ましい……「スーパー凡人能力」?
どこが凡人ですか!? 凡人だったらあんなボーダー(ちょっとはみ出し気味)を攻めようとか思わないハズですよスーパー凡人さん!!! 須藤さんがスーパー凡人なら、私はスーパー小器用貧乏ですよッ!!!
くぅ! 泣いてなんか! いないですからねっ!!!
追いつけないほどまたエピソードでグダグダ脳内垂れ流してやるぅー!!!
コメントありがとうございました!!!