目標。ストーリー破綻させてもいいから萌えを詰め込む。
20/09/15② とにかく、萌えを全推しする。
よく、他の人の作品の評価で『書きたい事が多すぎてまとまっていない』というのは良く見るが、
まさか自分の評価で『よくまとまってるけど書きたい事は何さ?』と言われるとは。
仕方ない。
だって、事実だから。
と、いうワケで。
選評を受けて、今度は『兎に角、自分の萌えを全推しする』事を考えてみる事にした。
ああ、私の悪い癖だけど、
『全部』って言ってるのに、全部じゃなくて破綻しないモノしか出せなくて、無意識にブレーキを踏んでしまう。
『全部』が出せない。出てこない。
まぁ、なら無理して『全部』出す事はないのかも。
今すぐに思いつくものだけで。
それが一番、自分が感じやすいものなのかもしれないし。
なので。
まずはコレね。
・カッコイイ女主人公
・ドS可愛いキャラ
・カッコイイ、ジジババ
・暑苦しい執事orメイド
これは、キャラだ。
こいつらを出す事にしよう、そうしよう。
で、もし思いついたら、その思いついたキャラも入れていこう。
そのキャラの存在意義とか考えない! 考えないィ!!
いいんだよ! 破綻!? すればいい!!!
で。
じゃあ世界観とか設定だね。
深く考えず、雑に好きなヤツを考えてみようか!
・スチームパンク
・魔法ドーン
これは、ずうーーーーーーっと言い続けてたね。
ちゃんと考えようとすると、知識足りないし簡単に破綻するから、あんまり考えないようにしていたけど。
破綻!? ウェルカム! 来てみろ破綻!
あと、物凄くこだわりが強くて、簡単には手が出せない萌え要素といえば──
・ロボットと人間の友愛
・異種間の友愛
だね!
絶ッッッッ対に超えられない壁がある者たちの、その壁があり理解しつつ育む友愛や!
好き! こだわりが強すぎて、簡単には手が出せない部分! 敢えて! 出す!!!
雑に思いつくのはこれぐらいかな。
スチームパンクとロボットって技術的な部分が矛盾しちゃうんだけど……
矛盾!? 気にすんな!! 『そういうモンなんだよ』で押し通せ!!!
で、これを文字として表現するとした時に、書いてて私自身が面白いのは
『キャラたちの掛け合い』
だ。
それが好き。好き。好き。
……選評では『平均ぐらい』って言われたけど……
そこは気にしなァい!!!
よし。
これを
破綻とか矛盾とかは気にせず、キャラたちを動かす為の、『目的及びその動機付け』だな。
そこに、お……おり……おりじなりてぃ、を、つければいいよね。
たぶん。
きっと。
おそらく?
よくわかんないけど。
もう、私は無駄に深く考えてしまうタイプだから、深く考えずにライトに行く!
『オリジナリティ』を突き詰めようとして突き詰め過ぎて、逆に
えーと?
だとしたら??
どうすりゃいいんだ??
ええと。
『目的と動機付け』する為には、そこに何が存在してるのか考えないといけないから──
じゃあ、世界観を考えてみるか。
スチームパンク&魔法アリの世界ね。
異世界でもいいのか。
いっそゲーム世界?
もう、そこを定義するのもやめようかな。
もしかしたら異世界かもしれない。
もしかしたらゲーム世界かもしれない。
もしかしたら現世界かもしれない。
物凄い過去かもしれない。
物凄い未来かもしれない。
まだそこは考えない!!
ハイ! そうする!!!
スチームパンク&魔法ドーンの世界で、ツッコミ気質のカッコイイ女主人公が、何を目的に動くかっていうと??
うーん。
あんまり深く考えると、またドツボにハマるから──
単純に単純に……
スチームパンクっていったら、賢者の石だよね(※鋼の錬金術師好き)
でも、それを求めて四苦八苦する話だと、ありきたりィー。
オリジナリティ皆無ゥー。
そしたらさ。
例えば、スッゴイ魔導書、和風なら巻物があってさ。
それがなんかの理由で4分割ぐらいになってて──
あ?
なんだ?
今、ふと思いついたぞ。
羽衣伝説の事。
日本中に羽衣伝説があるやん?
でも、どうやらそれぞれがオリジナルで、1つの話が派生したものではなさそう──
だから、
実は、日本各地、もしくは世界各国にある羽衣、合わせて1つになるの。
実は、各地にあるのは端切れみたいなモン。
それを合わせると、なんか凄い力を発揮する、とかね。
ドラゴンボールみたーい。
ダメじゃん!
オリジナリティッ!!!
もう無理だよ!!
素晴らしい設定は、もう世界に出尽くしてるよ!!
私には画期的なものなんて思いつけないよ!!
私はしがない底辺ITエンジニアだからッ!!!
……あ。
としたら。
スチームパンク&魔法ドーンで、魔法をさ、ソースコードを改変するみたいに書き換えてアレコレする話とか?
例えばね。
主人公はエンジニア。
魔法が込められた魔道具みたいなものを、修理するタイプのエンジニア。
そこに、とある壊れた魔道具が持ち込まれるの。
それを修理していたら、それがある物凄い魔道具の部品の一部である事が分かる。
単体でも動かせるけど、あくまである機能の一部で。
修理も終わって翌日引き渡しって時に、突然夜襲われて──
って感じ!?
どう!?
どうかな!?
オリジナリティ!?
知るかッ!!!
でもなぁ。
エンジニアにしたら、フィジカル強くならなそうじゃん?
今回は強い女主人公にしたかったんだよなぁ。
エンジニアなのにフィジカルも強いとかって、なんかズルくない? 盛り込みすぎじゃない??
弱点ないとかヤダなァー。
いや! 気にしない!! エンジニアでフィジカル強くてもいいじゃない!!
破綻とかご都合主義とか考えないって決めたから!!!
設定モリモリにすればいいじゃない!!!
主人公は!
もう設定過多じゃねってぐらいにすればいいよ!!
うん! そうする!!
さて。
じゃあそこに、『暑苦しい執事orメイド』がどう絡んでくるのか??
ツッコミ気質の主人公に常にツッコミ入れられて欲しい。
意味分からない気持ち悪い感じにしたいんだよなぁ。
30コンの残念イケメンとか、短編『百年の恋』の勇者みたいに。
話を敢えて聞かない系の熱烈系。
そうだなー。
……あ、もう、そういうのもあんまり考えずに出発しちゃう?
いや、書きだすのは怖いなぁ。
「こういうキャラを出したい」だけ考えておいて、あとは書いてるウチに流れに任せる、とか。
いやいや、でも、それだと自分が書きたい「シチュエーション」っていうのを書けなくなっちゃうかもしれない。
あるかどうか知らんが。
なんか、最初の頃は勢いでイケたけど、段々失速してきたなぁ……
失速、早っ。
だってさぁ。
魔道具の修理エンジニアとしてさぁ。
執事orメイドってどういう事?
魔道具エンジニアって、あんま裕福そうなイメージじゃないなぁ。
私のエンジニア像って、器用貧乏な感じ。
ああ! ワシは器用貧乏なエンジニアだよ!
そもそもエンジニアでメッチャ稼げてる人間なんて聞いたことないねっ!!
だとしたら。
ええと。
あ!
例えばさ。
暑苦しいヤツがある日突然来て、『探しましたよ』とか言い出すの。
怖っ。
『前世で結ばれなかった運命の相手なんです。探しました、お嬢様』
とか突然、頭ヤバイ事言い出す相手で。
ああ私このパターン好きだねェ。
うん、だって、これ以上ないツッコミ所じゃん?
でも、なんかイベント過多な気がするゥー。
冒険活劇も、なんかオリジナリティない気がするよねェ。
オリジナリティおりじなりてぃ……
ありかちではないもの──
って、どんな??
そもそも、私が小説で表現したいものって、これだけじゃ足りないよね。
長編作品を使って、私が『表現したいモノ』ってなんだろ。
カッコいい女主人公を書きたい。
女主人公のカッコよさを表現したい。
でも、きっと選評で言ってたのは、そういう事じゃないよね。
でもさぁ、なんか、そういうの考えても、やっぱり上手くいかない気がするんですよね、私の場合。
なんだろ。
例えば、他の作品だと、『作者の言いたい事』『作者の表現したい事』って、なんだろう?
鬼滅の刃だと『家族愛』だったんだよね?
そんな感じの事でいいのかな?
そういうのって、パッと思いつかないしィ。
すっごく頑張って考えたモノって、大概しっくり来るモノじゃないしィ。
あー。
こういうテーマとかって、主人公の目標と紐づいてるモンだよね。
だから、主人公の目標からテーマを考えてみればいいんじゃね?!
……主人公の、目標?
うーん。
うーん。
うーん……
さっき、ロボットとの友愛も書きたいって言ってたし……
ああ、例えば、このロボットに、魂を宿らせたい、と主人公は思ってるとか?
あー。ロボットとの友愛をメインに据えたいなら、ソレもありだな。
でも、ホントにそうしたいのか? 自分。
……いやぁ、今回は、違うなぁ。
ソレをメインに据えたいワケじゃない。
メインに据えたいのは何だろう??
魔道具エンジニアであれば、きっと、
ああ、でもォ。
魔法ドーンがやりたいんだよねぇ。
魔法は勿論中二病全開の詠唱アリね。
エンジニアとソレって相性悪ーい。
無理じゃん!!
やっぱ私には書けないんだ!!
書ける気がしない!!
色々考えるけど上手く行く気がしない!!
やっぱ……私には、長編で面白い作品を書くなんて……無理なのかなァ……
もう、今日はフテ寝しよう……
もしかしたら、結構選評のダメージを受けているのかもしれない。
さっきのあのテンションは、その反動なのかも。
労わるよ……今日は久々、自分を労わるよ……
寝てる間に、素晴らしいアイディア、生まれないかなぁ……
今日はここまで。
それでは……おやすみなさい……
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