底辺ITエンジニアの底辺人生のアレとコレとソレ

20/09/02 オチの前に主人公について考えてみよう。

　ドゴノコンの中間選考が発表になったようですね。

　突破された方、おめでとうございます。

　残念だった方、……うーん。本当に残念でしたね。

　なんか今回、中間選考突破した作品、少なくないですか？

　気のせいかな……どうだろう。

　いや、やっぱ少なすぎるよね。

　ちなみに、１５作品中──

　・異世界転生・転移：１０作

　・追放もの：６作

　上記のどちらでもない作品：３作品

　※もしかしたら違うかも。作品紹介部分までしか読んでないからね。

　いや、ドラゴンノベルズ自体が、ゲーム＆ファンタジーレーベルだから、そうなるものなのかもしれないけど。

　今は基本、私たちの世界の設定＆常識を、ファンタジー世界に持ち込んだ方がいいんだろうな。

　楽なんだと思う。読む方も。

　その方がその作品に没入しやすくなるだろうし。

　一番は「楽しめる事」だからね。

　楽しめれば、設定云々はぶっちゃけどうでもいいと私は思っている。

　それより気になったのは。

　中間選考突破した人の多くが、実は既に出版経験のある方々なんだよね。

　これが何を示すのか──

「出来レースかよ！」じゃないよ。

　一度出版されてたり、コミカライズされてたりしたところで、次作はなかなか出版できないって事だね。出版させてくれないのか。打診が来ないのか。打診しても反応がないのか。没くらったのか。

　だから、コンテストに自分から応募するんだと思う。

　本当に、出版業界は物凄く大変な事態になっているんだね。

　何か、もっと、出版社＆作家でWin-Winになるやり方ってないのかなぁ……

　あると思うんだけど、どうなんだろうねぇ。簡単には思いつかないね。そりゃそうか。

　難しい世の中になったもんだ。

　さて。

　自分の作品についてもちゃんと考えないとね！！

　前回までの話の続きだけど──

　異能力設定と混ぜるとしたって、この世にある「摩訶不思議」が全て「異能のせい」にする必要はないよね。

　ほら、なんでもかんでも「妖怪のせい」とかっていうのも、なんか見てて「それはどうだろう……」と疑問に思ったりしなくもなくもない。

　さっきは「天女にはヒトカケラの愛情もなくて、人間たちを憎みに憎みきってる」って感じで考えたけど。

　もしかしたら、一ミリぐらい愛情があったかもしれない。

　愛憎入り乱れた感情が天女様にはあった、と考えた方が物語が膨らみそう。

　愛情と憎しみを比較したら憎しみの方が天元突破だけど、でも暫（しばら）く一緒にいた情もある──的な。

　人って一つの感情だけで物事を判断しているワケじゃないからねー。

　だとしたら。

　だとしたら？？

　あ。

　この間の、天啓だと思ったシーン。

　老女が大切なものを抱いて眠る姿──

　あれが天女の成れの果て、とか？

　抱いてる大切なものって、羽衣だったりして？？

　例えば……

　天女様、羽衣を取り返して天に帰りたかったけど、地上に長く居すぎて天女に戻れず、羽衣を取り返すとともに消えちゃうとかね。

　それか……

　えーと。

　羽衣に旦那(羽衣奪った張本人)の思念が残ってて、想いを伝える、とか。

　その想いを聞いて、天女様が複雑な心境を吐露して消えるとか……

　うーん。

　混ぜるな危険、かなぁ。

　調子イイ時はパチリとハマって次々に思い浮かぶけど。

　まだ何か足りないんだ。

　主人公やその周辺の人物が、その羽衣伝説にどう関わってくるのかまだ考えてないからかなぁ。

　オチを考えるにはまだ早いのかもしれない。

　よし。

　オチの事はまたちょっと置いておくとして、他の事を考えてみよう。

　一番大切なのって……やっぱり主人公だよね。

　主人公は、やっぱり女性がいいな。

　自立してて、基本頑張り屋さん。

　ツッコミ気質がベスト。

　基本、主人公には読者に近い普通の感性をしていて欲しい。

　例え異世界人だろうと未来人だろうと、ね。

　次の作品はそうしたいってずっと思っていたから、これはこのままいくとしよう。

　この主人公のタイプはあくまで「タイプ」なので、舞台背景がどうであれ変わりません。

　なら……

　もしかして、舞台背景とか先に考えた方が良かったりするかなぁ。

　ここんところねぇ。

　スパイものってやっぱりいいなぁって、ずっと燻（くすぶ）ってるんだよねぇ。

　エンタメスパイ映画とかさ。好きだから。

　きっと、燻（くすぶ）ってるのは、書いてないから、書ききれてないから、挫折してないから、だと思うんだよね。

　だから、いっそ、スパイものにしちゃう？？

　書けるかどうかは置いておくとして。

　その方向で考えてみようか。

　まず。

　主人公がスパイなのか、それともスパイに関わる事によって、事件に巻き込まれるのか。

　うーん。

　30コンが巻き込まれ作品だったから、主人公自身がスパイの方がいいかなぁ。

　例えば、REDみたいに、一般人がいてもいいの。主人公じゃないってだけで、主人公の仲間の一人、とかね。

　例えば、主人公がその巻き込まれてしまった一般人を助けつつ、あーだこーだする話でも面白いかなって。

　スパイじゃなくても、「ホントの姿を隠してる」必殺仕事人形式でもいいよね。

　アレも好き。

　んあ。

　アレコレ考えているウチに、一つ設定が思いついたぞ？

　イケるかどうかは置いておくとして、メモとして残しておこう。（絶対後で忘れるから）

　・主人公はスパイ女。とある【物】を探す為に潜入していた。

　・とある男（A）のもとに訪れたスパイ女は、A男をブチのめして手がかりGET

　・A男も実は、とある【物】を探す敵組織だった。（※お約束パターン）

　・手がかりをもとに、スパイ女はとある人物（B）のもとへ。一般人。

　・スパイ同士の構想にBも巻き込まれつつ、主人公はBを守りつつ、あーだこーだする

　って感じ。

　どうかなぁ。

　既存の色んな海外映画から設定をパクリまくってみました。

　どんでん返しが欲しいところだな。

　A男と共闘する、とか？

　Bも実は敵で、最後の最後に裏切られるとか？

（裏切り好き過ぎるだろ）

「ホントの姿を隠してる」なら、巻き込まれ系だけど本人実は強かったっていう、混合パターンにできるか。

　それでもいいなぁ。

　そうすると、どんな話になるのかな？？

　例えば。

　相手を裏切り裏切られる間柄に疲れて、早期引退した元スパイ女。

　彼女がお世話になっていた人がとある事件に巻き込まれた！

　とか？

　やだ、なんかちょっと面白そう。

　映画なら見たい。

　誰か作って。

　チャーリーズエンジェル劇場版とかも好きだからさ。

　エンジェルたちが日常生活の方では、普通に恋愛して普通に過ごそうとしている（※できてるとは言ってない）のが、また面白い。

　元スパイ女には恋人がいてラブラブしてるんだけど、何も知らないアホな彼氏かと思ってたら敵でした、っていうのも面白いかもなぁ。そのままアホな彼氏のままでもいいけど。

　あ、でも主人公に恋人がいるとヘイト集めそうだな……

　いや、その主人公が男運がなくてダメなヤツばっかりに好かれるっていうのならOKかな。

「チクショウ！　アタシに言い寄ってくんのはクズばっかかよッ！！」とか主人公に吐き捨てて欲しい。

　どっちがいいかなぁ。

　現役スパイか、元スパイか。

　周りを固めるキャラとの掛け合いをイメージして決めてみるか……

　それとも、主人公のパターンからそれぞれイメージを膨らませていった方がいいのか。

　やり方にこだわると、私の場合途端に詰まるから、あんま考えずに感性とノリで行ってみよー。

　えーとね。

　やっぱり裏切りは欲しいよねー。

　誰に裏切らせようかなぁ。

　30コンの時は、主人公に言い寄ってくるイケメンだった。

　同じパターンでも構わないけど……

　気弱そうだったキャラが実は裏切ってたってパターンも面白いかもしれない。

　ドＳ可愛いキャラは裏切らない。絶対的な味方です。私がそのキャラが好きだから、裏切りとかして欲しくないし。

　ただ、ディスりまくったりはするかもしれないけどねー。

　っていうか、『スパイもの』書くとしたら、裏切りは絶対に避けて通れないんだよねぇ。

　騙し騙されるのがスパイの醍醐味。

「ホントは誰が味方で誰が敵なの！？」

　と読みながらワクワクハラハラするのが楽しいんだよねェ。

　……でも、それって読む側からしたらなんだよなぁ。

　書いた事ないから、書けるかどうか分からない……

　あ！

　そうこうしているウチに、かなり長くなってしまったよ！

　続きは次エピソードでね！！

　それでは！！