20/08/15 考えた概要に肉付けしていこうとしたけれど……

 さて。

 前回見えた事を踏まえて

「ストーリーの概要を考えてから、細かいところを詰めていく」

 という流れでストーリーを考えよう、と決めました。


 ちなみに、前々から私のエッセイを読んでくださっていた方なら分かると思いますが、ここで言う「概要」とは、ホントに、マジで、冗談抜きで「概要の概要、大まかすぎるぐらい大まか」な部分って事ね。

 まず、それを考えるところから書いていくよ。


 他の方のエッセイを読んでみると、みんな書き出すまでにちゃんと考えてるなーって思います。


 私は考えておりません。

 書きながら、考えております。ハイ。

 思考の流れをそのまま文字としてお送りしておりまーす!


 それでは。


 まずは「概要」ですね。

 どんな流れにするのか。


 まぁ、ここはさっきのエピソードで書いた事そのままが理想だなー。


『個性的で個々の能力は低くはないんだけど、序盤はバラバラでダメダメな人たちが、最後に見事な連携を見せて問題を解決する』


 これがいいよね。

 よし、決定。


 こんなアッサリ決めていいのだろうか……(※後から不安になるタイプ


 まあ、この部分はアッサリ決めていいんだよ。

 問題はこっからだから。


 詳細を詰めていく時になると「アレはどうしたらいいんだ」「コレ決めないと」「この展開無理すぎねぇか」ってなるワケだし、

 そもそもそこに行きつくまでに「登場キャラはどんななのか」とか「世界観はどうなんだ」っていうのをね、決めないといけないのに、そこで四苦八苦するタイプだから。


 よし。

 じゃあ次ね、次。


 ……どっからいこう。

 出だしからいきなりつまづいたね。


 どうせ私は三歩進んで二歩下がるタイプだからさ、ダメ元で色々考えていきゃーいいんだよ。


 そしたら……


 さほど長編を書いてるワケじゃないから言い切れないけれど、主人公を行動力のあるツッコミ気質の女性にすると、私は上手くストーリーが書ける気がする。


 チャレンジカップの時の本編主人公の少年や、『31cmの贈り物』の主人公等は、腹をくくってからの行動はシッカリしてるんだけど、それまでの道のりがまぁ長い長い。

『31cmの贈り物』の主人公は、腹をくくった後からの話だから大丈夫だったけど、チャレンジカップ本編の主人公なんかは、言われた事を着実に実行していこうとするタイプで、まぁ話が転がらなかった。だから女装男子の子が率先してアレコレ(ワガママを織り込みつつ)動いてくれていたんだけれど。


 すっごく書きやすいタイプではあるんだけど、それはキャラとして描きやすいだけで、ストーリーを転がすタイプとしてはあまり良くないのかなぁ。


 と、いうワケで。

 取り敢えず主人公をツッコミ女性としよう。

 今の段階では年齢とかの属性や設定は置いておくね。


 で。

 入れたいのは……


 うーん。ドS毒舌女子入れたーい。毒舌女装男子でもいいけどー。

 そういうタイプの人を入れたい。毒舌&可愛い、というキャラね。


 あと、入れたいのは暑苦しいキャラね。ここで言う「暑苦しい」のは「愛情表現が」っていうこと。

 この暑苦しい愛情を表現したい。自分のお猫様に対しての、持て余しまくって行き所がなくなってる感情をね。表現したいよね。


 入れたい、という願望があるだけで、ストーリー展開によっては入れられない事もあるなぁ。

 まぁ、おれはおいおい考えていくか。

「この展開だとコイツ邪魔」となれば削ればいいわけだし。


 まぁ、登場キャラはこれぐらいにして。

 ストーリーを考えた上で、必要なキャラを入れればいいから、後回しにしよう。


 本来物語っていうのは、キャラモノとしてキャラ重視でストーリーは、そのキャラを魅力的に見せる為だけに構築された方がいい、という意見をどっかで見たんだけど、結局私はそういう作り方はできないからね。

 できないんだから無理しない。

 できるやり方でやっていったらぁ。


 じゃあ

『個性的で個々の能力は低くはないんだけど、序盤はバラバラでダメダメな人たちが、最後に見事な連携を見せて問題を解決する』

 に対して、どんな肉付けをしていこうかね。


 本来なら、「自分の好きな世界観にしたい」から「異世界」「現代」「VRMMO」とか決めて、そして深堀していくところなんだろうけれど、

 私は今は……

 その「自分の好きな世界観」すら決められないほど、ヤル気が底をついてるからね……


 どうやって肉付けいていこうかなぁ。


 うーん……


 異能系は入れたいんだよね。異能力、魔法とか。不思議な力は大好きだよ。

 伊達に中二病はわずらってないからね。


 うーん……


 世界観もちょっと置いておこう。

 そっちに引っ張られたら、ストーリーを完結させられなくなりそう。


 うーん……


 っていうか、キャラも世界観も後に置いたら、もう何も考える為のネタがねぇじゃん。

 それじゃダメじゃん。


 もう!!


 ホントに何にも思いつかないとか、バカじゃないの!? それで良く「物書きです」とか名乗れたよね!? 頭に「底辺」とか枕詞まくらことばつければ許してもらえるとでも思ってるワケ!?

 浅はかッ! 夕立の後の水たまりぐらい浅はか!! そのまま朝になる前に干からびちゃえば!?


 ……なんか、頭の中で、成仏できないキヨちゃん(※チャレンジカップ本編に登場する毒舌女装男子)が大暴れしてる……私を罵倒しまくっております。


 うーーーーーーーーーん……

 そうだよなぁ。

 キヨちゃん、最近の私のお気に入りキャラ。

 彼を書きたい。

 しかし……主人公を八雲ヤクモくん(※チャレンジカップ本編に登場する主人公)にすると、うまく話しが作れないんだよなぁ。

 でも、キヨちゃんは八雲ヤクモくん以外とはバディを組まない。彼が私から自立したキャラになった時点で、それが揺るがなくなってしまった。作者都合で変えてしまえばいいけど、そうすると、もうそれは私の中での「キヨちゃん」というキャラではなくなってしまう。

 うーーーーーーーーーーーーーん……


 ふと考えたのは。


 主人公は別で、私が書きやすいツッコミ女性主人公にして、八雲ヤクモくんとキヨちゃんを主要登場人物として書けばいいじゃんって事なんだけれど……


 うーーーーーーーーーーーーーん……

 八雲ヤクモくんというキャラが持つ能力が、如何いかにも『主人公』なんだよなぁ……

 だから、なんだかバランスが難しい……


 うーーーーーーーーーーーーーん……


 ……。

 ……。


 ダメだ。あの2人はお気に入り過ぎて、雑に登場させたくない。

 それに。


 今、私の中で形にもなってないモヤモヤしていて、外に出たかっている「ストーリー」は、この2人とは合わないような気がする。


 だって、もし2人の事が書きたければ、エタらせたチャレンジカップの本編の続きを考え直して書けばいいだけだから。


 違う、そうじゃないんだ。


 私が今「形」にしたいものは、2人の物語じゃないんだ。

 具体的な形は見えなけど、「違う」という事だけを感じてるだけなんだけど……


 うーーーーーーーーーーーーーん……

 難しい……


 困った。

 困った時は……


 連想形式で、見たものから次々に連想していって、ネタになりそうなものを見つけるっていう手法だなぁ。

 これ、本当に本当に困った時に私が使う手法です。


 でも、このエッセイはパソコンに張り付いて書いていて、そのままでは「見たものから連想」をするには視覚的刺激が全くない見慣れた自分の机とモニターしか見えないから、


 ちょっとお散歩行って来るわ。

 ……太陽が沈みかけたらね。今出たら熱中症で確実に倒れるわ。自信がある。


 少しお時間いただきますねー。

 それではっ!!!

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