20/08/03 新しく考えるネタを考えてみる。

 さて。


 チャレンジカップ作品をエタらせて、さぁ心機一転新しいものだ!!

 と、環境準備だけはすすめたものの……


 ナニモオモイツカナイヨ……


 インプットの量が少なすぎるからっていうのもあるのですが、

 今はインプットする為のエネルギーすら若干じゃっかん枯渇こかつしている。


 須──保護者兼監視者S様は様々な情報をインプットしまくっているし、

 タカナシ様は長編をコンスタントに完結させつつ、エッセイもやってるし。

 何故みんなはちゃんとできるのに、私は出来ないのだろうか??


 ……他人の活動って眩しいっ……

 眼が潰れるッ!!!


 しかし、人を妬ましく見上げて自分を卑下したって、誰も救ってはくれない。いや、みんな優しいから励ましてはくれるだろうけれど、

 それってウザいじゃん?

 ウザいじゃん!

 ウザいんだよお前(※私)はっ!!

 自分でなんとかしろ! いい大人なんだから!


 ハイ! すみません!!


 と、いうワケで、真っ白なノートを前に、あぶりだしの如く文字が浮かんで来ないかと凝視しているのですが、浮いてくるワケもなく。


 ははっ。

 知ってた。大丈夫。まだ狂ってないよ。

 ギリ。


 で。

 前回エタってしまった反省点を踏まえて、今度は二のてつを踏まないように気を付けて色々考えたいと思っています。

 前回は「違う部分で目標を達成してしまったから、書く情熱を維持できなかった」っていうのもあったんですが


 そもそも論。


 作品中に、私の「萌え」がなかった。


 そう、萌え、重要。

 んでね。

 このエッセイを舐めるように見てくださっている(と信じている)皆様は、もう耳にタコができているかもしれませんが、

 私は「オチのシーンを書きたい」という事をモチベーションとして作品を書いております。


 それ以外にもね。

 30コンの時に味わった

「このキャラたちで話を続けていきたい」

 という、感情。

 これもね、書く上では結構素敵な燃料となりえます。


 オチのシーンについては、簡単には浮かんで来ないので、

 2つ目の

「このキャラたちで話を書き続けていきたい」

 と思えるキャラを考えてみる。

 今回は、そっちからやっていってみたらどうかと、思ってみたんですよ。


 ……今回も途中で頓挫とんざしそうな予感満載ですが、まぁトライしてみる事は良い事だと思うんだ!

 ね!

 だよね!?

 ね!?


 と、いうワケで。


「私はどんなキャラが書きたいのか?」

 を考えてみた。


 1番は、エタらせてしまった作品に登場した「キヨちゃん」ね。

 これは本当に書いてて楽しかった。傍若無人な彼が好き。好き。大好き。


 知らない人の為に解説すると。

 キヨちゃん──春日カスガ清輝キヨテルくん。10代後半ぐらいの女装男子です。外見は可愛い乙女。外面完璧。でも中身は、毒を吐き散らかして相手が膝から崩れ落ちるぐらいイジメたいという真性のドS。

 30コン作品に出てくる「ルリさん」と同一系統の子ですね。


 いやホント書いてて超楽しかった。

 ルリさんも書いてて楽しいかったけど。

 出せるかどうか分からないけれど、出したいキャラですね。


 次に。

 書いてて楽しかったのは、変態系の男性ですね。

 偏執へんしつ的愛情を相手に向けるタイプ。

 30コン作品だと紫苑さんという人。「百年の恋」という短編に出てきた変態勇者。

 書いてて楽しいのは、これ、実は私の一部だからですね。


 私が、お猫様にお仕えしている時そのものって感じです。

 お猫様が、何をしてても可愛い。舐めたいほど可愛い。口に毛が入るから実際には舐めないけど、とりあえず全身の匂いを吸いまくるほど可愛い。

 たとえパソコン破壊されたって怒りませんよ。だってお猫様にお仕えさせていただいているのは、私の我儘ですからね!

 そんなところにパソコンを置いていた私が悪いのです!

 もう、お猫様がお猫様として私を傍に置いておく事を許していただけているだけで至上の喜びですから。

 優しく抱きしめると、全身クネらせて手足で私を全力押し返してきますが、それはきっと不器用な愛情表現なんだと信じて疑いません。疑うという概念がそのものが存在しません!


 って、感じでね。

 その心情がスルスルするする延々羅列できる程書きやすい。

 それに、書いていて楽しい。

 だから、出したいよね。やっぱり。


 うーん、とすると。


 私の中では、どっちも主役にはなりえないキャラなので、それぞれに対応する「相方」キャラが必要になる。


 そうなると、もう30コンのキャラ関係そのまま、みたいになっちゃうんだよなぁ。

 いや、あの作品も改稿したいとは思っているけれど、今回は違う新しい作品を考えてみたいとも思っているからなぁ。


 どうしたもんか。


 変態男については、変態女でも構わないと思っています。

 相手が異性じゃなくても勿論構わないし。向けている愛情が、恋愛感情じゃなくても構わないと思っているから。

 ただ、そのねちっこさを書きたいだけだし。


 キヨちゃんが男の子なのも、別にドSが女の子じゃないとダメって思っていないからでもあるし。

 ただ、外見とのギャップが欲しいので「可愛い」とか「可憐」とかであって欲しいから、自然と女性になりやすいだけ。

 だから、線の細い儚く可憐(でもドS)男性でもいいと思っている。


 ……ああ、そうか。ドS女子の性質も、私の一側面なんだなぁ。

 変態男の性質とドS女子の性質は別に反発しあわないから、1人の人間が持っててもいいんだ。

 どっちも「相手にハタ迷惑な愛情を向ける」っていう部分が同じだし。

 ……キャラ立ちしすぎな気もするけれど。


 まぁ、キャラ立ちはいいといて。

 キャラの性格がそうであって欲しいだけだから、きっとどんな舞台設定にしても出せる。


「またこのタイプのキャラかよ」って言われてしまいそうだけれど。

 ほら、やっぱり自分が書きたいキャラで書きたいし。

 別にお金とってるワケじゃないから、いいよね??

 ね?

 ね??

 ね???


 よし。


 まぁ、そんなキャラたちを出す予定だとして。

 どんな話を書きたいかってところに、結局戻ってくんだよなぁ。


 もう! 1歩進んで1歩戻ってやがるっ!!


 はぁ。

 どうしたもんか。


 こういう時は、世界を見渡してみた方がいい。

 そして、その中で「私ならそんな風ではなく、こういう世界にするのに」的なものを見つけるのが一番早いのだよなぁ。

 そして、その中に、私の大好きな「皮肉」をぶち込む、と。


 まぁ、まずそのベースとなるものすら見当たらないんだけどね。

 なんせ、この数か月間外に出てないから。

 外に出ないと、世界が狭まるだけじゃなくて偏るし歪む。

 これはとっても由々しき(※)問題だ!


 でも、新コロナ怖いッ!!

 自分が伝染うつって(※)しまうより、誰かに伝染うつしてしまう事が一番怖い。


 まぁ、どのみち、一発当てる気もないし、コンテストで大賞るつもりもないから、自分の好きなものを好き勝手に書けばいいんだけどね~。

 だけどね~。

 だけどさ~……


 いっつもここで悩むよね……

 自分が好きで書きたいものってなんだんだろうか?


 そんなもの、本当にあるんだろうか?


 ある筈なんだけどなぁ……


 どっちかというと、地産地消みたいな感じなのか?

 他人が作った物語では、自分のドストライクがないから(※ニッチ層過ぎて)、自分で書いて自分で感動したいだけって事なんだろうな、たぶん。


 ……じゃあ、自分のドストライクの萌えをピンポイントで考えて、それを形にすればいいじゃない。

 簡単じゃない!

 そんな簡単な事も出来ないのかよお前はっ!!


 出来ないから悩んでるんじゃコンチキショウ!!


 自分の萌えるものってなんなんだ?

 萌えるオチってなんなんだ?

 でも、それだけじゃダメだっていうのも分かってるんだよな?

 だって、エタった作品だって、自分の好きなパターンの萌えオチだった筈なのに、なんでか書きたい気持ちにならなかったからな?

 どうしてだろうか?


 もしかして、そこに新しい作品を書く為の糸口があるのではなかろうか??


 よし。

 ちょっとそこについて考えてみようではないか!


 明日ね!!


 今日はもう疲れたよ……

 シゴトシタクナイ……


 明日までに考えておきます。

 ハイっ!!!



 *****

【由々しき】

 ゆゆしき。別の漢字で書くと忌々ゆゆしき。

 そのまま放置しとくと、どエライ問題になるから放っておくべき事じゃないものって意味。

 由々しき問題。由々しき事態。っていう風に使う。

 時代劇とかで聞く言葉かなぁ。最近はあんまり聞かないよねぇ。

 結構古い言葉みたいで、万葉集とかにも出てくるらしいけど、その時とは意味が違うみたい。言葉の変遷って凄いねぇ。(他人事


【伝染る】

 うつる。

 実際、伝染でんせんという言葉に「る」なんて送り仮名なんかつかないし、「うつる」とも当然読まない。つまり当て字。

 本来の漢字は「移る」。「風邪が移る」ですね。文字通り風邪菌が移動する事ですから。

 でも、「風邪が伝染る」の方が本当の文字っぽいマジック。

 これ、多分だけど、漫画「伝染うつるんです。」から広まった当て字だと思う。

 きっと。おそらく。そうなのだろうか?

 どうなんだろうね?

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