1/29 キャラと煩悩。

 先日。

 エピソード投稿を終わって一息。


 ふと。突然何も手がつかなくなる。

 食事も面倒臭いと感じるレベル。さっきまでお腹空いていたハズなのに、空腹感も消えた。


 何か変だと思いつつ。

 取りあえずそろそろ寝る時間になったのでベッドへ。

 眠くないのでスマホでネットの記事を──と思えど、そういったのを見る気にもならず。

 ふと。

 写真アーカイブを開く。

 そして、撮り溜めてあったワンニャンの写真を開く。

 何の気なしに、その中の動画を1つ再生してみた。

 ニャンコを撫でる動画だ。ニャンコは私のしつこさに怒り爆発で思いっきり私の手を噛む動画だった(※動画の中の私の声はヘラヘラ嬉しそうに笑っていた)


 突然、号泣した。


 ワンコがいなくなった翌日から高熱で寝込んで、熱がやっと下がってからはすぐ出勤。ヘロヘロになりながらも、なんとなく前の生活に戻った気がしていたけれど。


 一息ついて落ち着いたのでしょうかね。


 ワンニャンの写真をスワイプしながら号泣しまくった。

 悲しいとか寂しいとか恋しいとか、そういう明確な感情があったワケではなく。

 ただひたすら涙が溢れてきて泣いた。

 スマホの中にある写真全てを見終わった後は──


 落ち着いて普通にすんなり寝た。


 情緒不安定か。


 今日はいつも通りです。

 なんだったんでしょうね……正直よく分からないッス。


 さて!

 という長い無関係な前置きはいいとして!

 先日の続きですよ!


 キャラについて!

 読者が好きになるキャラね!!


 タカナシさんから早速コメント貰ったよっ!!


 タカナシさんが共感できるのは、『周囲をよく見ている』キャラだそうです!

 視野が広い故に気疲れしちゃうタイプでしょうね! 共感できるって事は、タカナシさん自身がそういうタイプなのでしょう。

 いいですね。

 私も周囲をよく見ててよく気づくタイプの人好きですよ!! いつもありがとうございます!!


 あと、タカナシさんが好きなのは『好きなキャラは、頑張るけど、いまいち結果が出せない。でも、頑張りは続けるキャラですね』だそうです!

 私も好きです!

 私が書くヘタレ男子はこのタイプです!! いえ、このタイプを目指してます!!


 ああ、イスズさんの話のアリくんがこのタイプですかね。

 空回りまくってますよね。

 好きですよ、彼。空回りしまくってるところが特に。願望に素直なんだけど素直すぎてウザいのが特に好きですね。


 あとは、異常に何かに執着するタイプと、予想を裏切る天才、と。

 私も好きっすねー!!


 比較的タカナシさんとは好みが被る部分があるんだよなぁ。

 コレって、もしかしてとても幸運な事ではないだろうか?!

 幸運だよね?!

 ありがとうございます!!


 ……。

 結局のところ。

『好みが違う人』の事を意識するのではなく、『自分と似た好みの人が喜びそうなもの』ひいては『自分が喜ぶもの』を書くのが一番簡単で悩まず済むのかもしれませんね。


 うむむ……そうだよなぁ。

 違う人間の事に理解してもらおうという事自体がおこがましい(※)のかもしれない。


 と、したって。

 似たようなタイプの人間がズラっと揃っていたって面白くない。

 なので、いろんなタイプのキャラを用意すべきはすべきなんだよね。


 だとしたら……


 あれ?


 なんか。


『自分の好きなように書く!』

 って宣言したのに、いつの間にかまた自分以外を基準にして書こうとしてないか??


 あれ?

 なんでこうなった??


 キャラを考えてたんだよ。

 どんなキャラを作ったらいいか分からなくなって、それで──


 ああ

 ダメダメ。

 どうしても、引っ張られてしまう。


 一度味わった承認欲求が満たされる快感は脳味噌にこれでもかって程刻み込まれ、

 自然とそっちの方に舵を切ってしまう……


 うう。

 今回は……

 今回は自分の好きに書くんだい。

 好きに……


 ジブンノスキッテナンダッケ??


 またそこに戻るのかよ……面倒くせェなぁ。


 あれ?

 オカシイな。

 なんでここに思考が戻るんだっけ??


 どうしても、『みんなに読んで欲しい。あわよくば評価して欲しい』というゲスい気持ちが頭をもたげてしまう……


 いやだってさ……

 折角『面白かったです!』と言ってくださる方の期待は裏切りたくないじゃない?

 いや、期待されてると思うことすらおこがましいかもしんないけれど。

 でも。

 折角大切な時間を割いてくださるのだから、『読んで良かった!』って思って欲しいィィィ!!!

 そしてあわよくば評価が欲しいィィィ!!!


 ……おかしいな。

 煩悩消えてないんですけど。

 除夜の鐘間近で聴かなかったのがダメだったのかな???


 突っ走りたい。

 周りを気にせず突っ走りたい……

 なのに、周りが気になってしまう。


 消えろ煩悩ォォォォ!!

 我に悟りを開かせ給えェェェ!!!


 ……無理か。


 兎に角、自分の萌えを全てブチ込むんだ。

 物語が途中破綻したっていいじゃないか。

 ご都合主義で進んだっていいじゃないか。

 いいじゃないか(※自己催眠中


 ……よし。

 ちょっと、全部リセットして、今まで考えたのも捨てる勢いで考え直そう。


 兎に角、今回の最優先は『自分の萌え』だ。


 ヨシ、ヨシ、頑張ろう。


 なんか、スタートラインに転がるように戻ってきてしまいましたが……すみません。


 でも、皆様から頂いたアドバイスはしっかり脳味噌に刻み込んだので、ソレも自分の萌えに転換して行こうと思います!!


 今日はここまで!!



 ***


【おこがましい】

 分不相応、出過ぎた事。差し出がましい事。

 ニュアンスを伝えるには難しい言葉だなぁ。

 他の類義語も難しいじゃないか!

 ええと、つまり。

 お前程度のやつには相応ふさわしくない事だ、って感じかなぁ。

 レベル3の分際でレベル10の事をしようとしてる、的な……ううん、これだと違うニュアンスで伝わっちまう……

 何もわかってない平社員がベテランに『こうすりゃいいじゃないっすか』とアドバイスすふような感じっていうか……

 日本語ォ! 難しいんじゃ!!

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