7/29 エンドを決めようではないかッ!!
奥様ご存知?!
7月もとっくの昔に半分が過ぎて、30コンの締め切りまで二ヶ月を切ってるんですって!
まぁホントですの奥様!?
まさに光陰矢の如し。月日が経つのは早うございますね。
怖いですわね〜。
そうですわね〜。
……追い詰められてくると出てくるこの2人の奥様はいったい誰なんだろうか……私の頭ン中に住んでるコビトさん??
さてさて。
まぁ30コンに間に合わなきゃカクヨムコンに出すからいいんだけれども。
いや!!
そんな甘っちょろい事言ってんなッ!
魂を削れ!!
命を燃やせッ!!
……でも、お盆もあるんだよなぁ……地獄のお盆が……間に合うかなぁ……
ええと。
前回までは設定とかキャラとか考えてましたね。
設定ばっか考えてると先に進まなそうなので、今回からストーリーを考えていく事とします。
さて。
私はエンドから考えるからねー。
どんな終わり方をするのかをまず決めますよ。
……ええと。
どうしようか。
a案)主人公が能力を取り戻して持ったまま、組織の一員として生きる事を選ぶ。
b案)他の後継者候補に渡して普通の生活に戻る。
続き物ならa案一択だけど、完成度を考えるとb案で完全完結させた方が良い気がする。
b案の、他の後継者って誰だよって話ですが。
……誰だろうね。
今のところ物語にガッツリ出てくるのは、前半は主人公、どS女子、変態男子の3人。
変態は後半は敵なのであまり出しゃ張らなくなる。
そこで追加されるキャラにするか?
ただし、ちゃんと前半から出てないとね。
後からポッと出たキャラが後継者候補でした、とかだとなんか御都合主義に見えちゃうから。
Aさんの弟子で変態の兄弟子。でも周りは兄弟子を差し置いて変態を担ぎ上げててイマイチ目立たない不遇キャラ?
……乙女向け作品なら、実はこの人が本気を出せばメッチャ強くてイケメンで主人公を実は好きで、ここからザマァ展開の成り上がりストーリーが──ってなるかもしんないけど、そうする気は1mmもありません。
兄弟子。そうだなぁ……
出しちゃう? 私の得意な『熱血ヘタレ』。女性にケツ引っ叩かれて気合を入れられるM男。
『例え私が──ても』の
『31cmの贈り物』の主人公リョーマ、
いざって時に噛むヘタレ。なかなか自分では決断できずウジウジするけど、一度気合が入ればやり通す男前になる熱血男!
気をつけないと、私の中で一番描きやすいキャラなので、引っ張られて主人公がカスんじゃう。
Aさんはきっと、早々M男くんの資質を見抜いていて、周りに何て言われようが彼を後継者にと考えていた。
でも、煮え切らず自信が持てず、他人に背中を押されないと決断できない彼の性質が変わるのを待っていた。
どの道、もう1人Aさんには弟子がいたほうがいいと思ってたので、エンドをa案b案どちらにするとしても、M男くんの事を考えておこう。
M男くんは、ドS女子と同じ30代前半。
支局運営の会社に勤めていて、会社での立場はフロントシステムのエンジニアだな。だから開発課。
フロントシステムっていうのは今私が勝手に付けた名前なんだけど、アプリやWEB問わずユーザーが直接触る部分のプログラムを作る人。
ユーザーが触る部分を作ってるから、営業さんにくっついてシステムの説明に行くこともある。
使う人の気持ちや使い勝手を考えてモノを作る人で、もともと相手の顔色を伺いやすく、人に嫌われたり衝突する事を苦手とするタイプ。
こうと決まればそこは譲らなくなるんだけど、決めるまでが、まぁ長い長い。
きっとよく支局長に『ハッキリおし!!』と叱られているのでしょう。
能力は……なんだろ。
性格からして攻撃タイプじゃないんだよなー……武器系だとしたら鈍器だな。刃物じゃない気がする。トンファーとかヌンチャク系。刃があるものだとしたら薙刀とか槍だな。
どうなんだろ。なんかイマイチしっくり来ない。
……うーん。
実は、最終バトルのイメージを少しずつ考えてて、主人公がその特性を利用して他の人の能力を借りて意表を突き、半自爆的にトドメを刺す事をイメージしてた。
と、なると……
うん。M男くんの元の能力は支援系能力。
他人の力を増強するようなモノがいいな。
例えば、Aさんの日本刀の斬れ味を更に増したり、ドS女子の守りを更に硬くしたり、回復系能力なら回復速度を増したり。
だから元はきっと防衛支援課に入ってきたんだけど、Aさんがスカウトして部隊課に転属した。Aさんの能力との相性もとても良いし。
……こういった能力は
だから、最終バトルではM男くんは主人公に針刺してその能力の底上げをする。
勿論その能力には制限があって、まず針が刺さる対象にしか効かないし、刺された相手も普段以上の力を発揮するから、猛烈な揺り返しを食らうとか、ね。
で。M男くんはもともとそういった支援系の能力だから、Aさんにスカウトされた後も『本当に自分でいいのだろうか? 自分にはその資格はないのではないか』とずっと不安だったのかも。
主人公が仮でも預かる事になって、内心ホッとしてしまったかもね。
最後は、そんな自信ない彼に主人公が気合いを入れて自信を持たせて引き継ぐの。
……そうなると、Mくんは武器がないのに部隊課にいる事になるなぁ。なら、闘う時は針を小型の投げナイフ(クナイみたいなヤツ)に発展させて、それを投げて闘うタイプにしようか??
うーん、それはストーリーを考えてて都合の良いような能力に発展させてあげればいいか。
よし。
という事でとりあえず、b案の『最後はM男くんに能力を渡して終わり』でOK。
さて。
そのエンドの直前。
最終バトル終了後、一旦普通に仕事に出た主人公が記憶を消された変態男に会う。
ここまでは。
変態男が死んだものだと読者に思わせたい!!
だから『生きてたん?!』となって欲しい。
アニメでよくある手法は、記憶を消された変態男と出会った後、主人公の回想になり、生きてた事の説明と記憶が消された経緯の説明が入る、って感じ?
小説でもその手法使っていいのかなぁ〜?
……いいとしよう。他に妙案も思いつかん!!!
で。
と、言うことは。序盤にこの記憶を消す人を出しておかないといけない。ついでに、その人と主人公が出会う為のエピソードが必要。
紹介されて『どうも』だけじゃダメだしね。
さて。
じゃあまず記憶操作能力者について決めておかないと。
前に要件定義した時に書いておいた『前向性健忘症』か『超記憶症候群』のどっちかがいい。
個人的には『前向性健忘症』の方がいい。
そして、それを悲観せず明るく毎日を生きてる能天気なキャラがいい。
本当は色々苦労があったんだろうけど、それを乗り越えて今明るく生きてる、という感じ。
『50回目のファーストキス』や『ガチ☆ボーイ』のようなコメディタッチに生きてて欲しいから。
若いかもなー。多分20代前半。庇護者は支局長。性別は……正直、男でも女でも構わないなー。女の子にしよっかな。
イメージが湧いた。
茶トラニャンコの耳とシッポ付きモコモコパーカーを着込み冬でもホットパンツで、笑うと八重歯が可愛い女の子。IQはめっちゃ高く躁気味なテンション高めでいつもいる。記憶という経験が無くなる為、精神年齢は低い。
その子と会ってその子の能力を知るイベントが事前にどっかに欲しいなー。
さてと。そんな感じで回想を挟みつつ、変態男の最後を見せる事とする。
じゃあ、その前は?
最終バトルだね。
みんなの力を借りて全力で戦い、能力を取り返す。
……ん?
どうやって??
能力を引き継げる形で出すのは勿論持ってる本人だ。
でも変態男は出さないだろう。
かといって、倒された後に出して主人公に渡す、なんて『なんて茶番だよ御都合主義かよ』って私ならなる。
だから……
そうか。
私がバトルのラストにイメージしていた2人の会話。彼が言ってた『まさか君がこんな手を使うなんて』っていうのが、人から能力を無理やり引き出す力なのかも。
まぁそう簡単には使えない技で、かつ、何かを犠牲にするぐらいじゃないと無理な方法。
じゃないと、みんなポコポコ使うだろうからさ。
なんだろー。どんな制約かなぁー。どんな禁じ手なんだろー。
しかも、この力についても事前にイベント起こしておかないとね。
『まさか』と言われるぐらいだから、主人公はこの力を使う事を本当に嫌がっていたはず。
うーん……能力を、押し出す、取り出す、引き出す、吸い出す、吸い取る……
吸い取る?
吸い取っちゃう?
口で吸い取っちゃう?
そりゃ主人公嫌がりそうだ。
そうだなー。例えば、その
ついでに、もう一つ何かが欲しいなー。なんだろ。電気ショック的な? AED的な? 喋れないからスイッチで起動する何か。
なんだろなんだろ。
……陰陽思想はバランスであり循環。だから……イメージは、
本来、人の能力って無理矢理奪うって事は出来ないんだけど、条件が揃うときっと出来るんだと思う。
・吸い取る相手が、その能力を前に保持していた事がある。
・その能力の
・電流的なものが流れる
当然、電撃的なものが全身に流れるので、吸い取られる側も吸い取る側もメッチャ痛いよ。暫く動けなるぐらい。
捨て身の作戦だね。
で、奪う事に成功したら、あとは仲間頼り。
トドメは他の人が刺す、で、どうかなー。いいと思うんだけどなー。
その為には。
・取り返す方法がある
・電撃的なアイテムがある
これを事前に見せておく必要があるね。
あと、その状態になる前までの戦いも総力戦として見せたい。
また、変態男vs支局全員、だといくらなんでもパワーバランスが良くないから、変態男には敵対組織がついてるって事にしたいなー。
って事は。敵対組織の象徴となる敵キャラが必要ですよねー。
……ってか、なんで最終バトルが発生したんだろうか?
変態男ははAさんの能力を盗んだら、敵対組織に移って終わり。こっちの組織も『奪われてしまったか……』で、バトルに発展する理由がない気がする。
Aさん組織、もしくは主人公には、相手をボッコボコにしてでも取り返す理由があった。
じゃないとバトルにはならんなぁ……
しかも。
読者の年齢層を考えると『ボコればいいじゃない』なんて短略的海賊王みたいな考えじゃダメなワケですよ。
大航海時代でも宇宙戦争してるワケでもないのでね。
戦う理由
ここに説得力がないと、大人向けの作品にならない。
争いを好むなんて、なんてサイコパス。
特に日本人は争い事を好みませんしね。
『よし、ならば戦争だ』なんてネットの世界だけですよ。
まぁ、戦う理由は簡単。
『奪われたAさんの能力を取り戻す為』
じゃあ、なんでそこまでして取り戻そうとしたのか?
敵対組織に奪われる事で戦力バランスがかなり崩れるからっていうのはあるけど、理由としては弱い気がする。
そもそも、Aさん組織と敵対組織は表立っての全面戦争は避けてきた。
何故なら、そもそも『世界に調和を』もたらす為に相手組織を壊滅させる、なんていうのは本末転倒。敵を駆逐したって新たな敵が生まれるだけ。それがバランス。一方に偏った世界なんて存在しない。
Aさん組織と敵対組織が敵対してたのは、同じ思想を持っててもやり方が違う為。
そして、領地争いのようなもの。
変態男が敵対組織に入ったとして。
かれが敵対組織の肩書きを掲げたまま主人公たちと戦ったら、Aさん組織と敵対組織の表立った対決になってしまう。
現実世界の国々が戦争にならないように水面下でバトルしてるのと同じ理由。
戦争は人的コストがかかりすぎ、かつ、心象もかなり悪くなる。だからやらない。
表立った対決なんて、組織としてみたら絶対に許さないだろう。
と、したら。
うーん……
アレか。
Aさん組織の上層部が、Aさんもいなくなってしまったし弱小支局で組織の異端でもある支局長を、責任をとって辞めさせて支局を解散させて新たな支局を立ち上げようしたか。
主人公は責任を感じるだろうな。
恐らく、恐らくね。
弱小支局なのに、支局長の個人的力によりこの支局は抱えている能力者や資材系が特殊なものが多いのかも。
記憶改竄能力者もそうだし、もしかしたら他にも、他人が喉から手が出るほど欲しがるものが多いのかも。
支局長……命狙われそうだよね。
ま、下手なヤツラなら返り討ちにしそうだけど。
だから、上層部はバランスという意味でも支局を目の上のタンコブ的に思っていて、チャンスがあれば解体して分配、もしくは本部吸収したいのかもしれない。
だから、支局長が今回の問題で責任を問われた。
『Aさん能力を奪われた責任を取れ』的な。
だから、主人公は責任を感じて『取り戻す』となったのかも。
支局所属の人達も、一癖も二癖もあって他から浮く存在であり、この支局に居場所を見出していたりする。
支局長も、お達しには頷くけど『でもまぁ、取り戻せば問題ないね』なんて、サラリと上層部からの圧力をかわそうとする。
だから、全員で相手をボッコボコにしてでも取り戻そうとする。
って感じでどうかな?
いい感じに見えるのは気のせいか??
と、ここで。
この世界観を書ききるには人称の壁が立ち塞がってきそうな事が懸念されるから、次はその事について考え用ではないか。
では続く!!
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